最終更新日:2017/10/12

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(株)フロンティア・スピリット

本社
長野県
資本金
3,000万円
売上高
37億5,800万円(2016年7月決算)
従業員
71名
募集人数
6〜10名

特集記事

仕事・働き方を知る特集 「企業の存在価値」

「私たちは常に開拓者」−次世代に残す地球環境のために、廃棄物と向き合う

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資源の少ない日本にとって重要なリサイクル

百瀬賢一さん
(株)フロンティア・スピリット
専務取締役 営業管理本部本部長
1995年入社

環境問題を考えるにあたり、避けては通れないのが廃棄物とリサイクルの問題。廃棄物を扱う企業としての使命と理念、これまでの取り組みと将来への思いを語る。

時代と共に変わる認識−廃棄物は「ごみ」ではなく貴重な「資源」

「自分の思いや当社の考えを正しく伝えるということが大事」と百瀬専務。「受け身ではなく、熱い気持ちを持っていれば生かす機会は多い」と話す。

私が入社したころは、産業廃棄物は「ごみ」という感覚が強く、実際に私たちも「ごみ屋さん」と呼ばれていました。しかし、時代とともに認識は大きく変わり、廃棄物は適切な方法で処分しなければならないもの、そして近年では【資源になるもの】と考えられるようになってきました。
企業にとって、廃棄物は必ず出るもので、きちんと向き合わなければなりません。新しくつくるものにはお金をかけても、不要なものにはお金をかけたくないというのは、人間の心理としては当然のことです。しかし、廃棄物はきちんと処理をする必要がありますし、さらに一歩踏み込んで、その廃棄物がリサイクルされ資源となって活用できるかまで、関心を持っていただけるようにすることも必要だと考えています。当社ではグループ会社の「フロンティア・スピリットE・P・S」を中心にリサイクルに関する業務を行っており、建築物の解体から、産業廃棄物の収集運搬・処分、再資源化まで循環型で一貫して取り組んでいます。廃棄物の量自体は今後、減少するでしょう。その中でどのくらいのものをリサイクルして資源化できるか。リサイクルは無限に行えることではなく、最終的には性質や強度の問題で、これ以上は難しいというラインがあります。そのラインをどうやって超えていくか、技術面でも挑戦を続けていかなければならないと思っています。

真摯な仕事と誠実な態度で、お客様や地域の皆様と信頼関係を築く

環境への配慮は欠かせない。今井工場にある焼却炉は、国が定めた基準値よりはるかに低い値まで、ダイオキシンを抑制している。

近年は、産業廃棄物に関する法律や規制も数多くできました。当社の設立は1995年ですが、それ以前から処理センターとして長年、廃棄物を扱ってきた経緯があります。そして産廃業者として、手を抜かずに真摯に責任を持って対応してきたという自負があります。社内では法律ができる前から厳しい基準を設け、環境に配慮した取り組みを行ってきました。その分、費用面でお客様にご負担いただくこともあります。単に受注した仕事をこなすだけではなく、お客様に必要な情報を発信することも重要と考え、法律が変わったときなどには、当社が主催してお客様に向けたセミナーを開くこともあります。私たちの真面目さや誠実な思いが伝わってか、長きに渡りお付き合いしているお客様もたくさんいます。
お取引先だけではなく、処理施設周辺の皆様のご理解をいただくことも、私たちの仕事の一つです。例えば焼却炉から出るダイオキシン類ですが、当社では国が定めている基準値の半分以下に抑えています。これも、基準値が決まる前から社内でできる限り抑えようと尽力していたため。後から国が決めた値を見ると、社内の規定のほうが厳しい値でした。
また、2年に1度は環境レポートを作成し、お客様や地域の方々に見ていただけるようにしています。くわえてインターネット上でも「産廃情報ネット」を通じて様々な情報を公開しています。私たちの取り組みを包み隠さず見ていただくことが、皆さんの安心につながる。お客様、地域の皆様と信頼関係を築いていくということ。その積み重ねが、私たちの財産といえるのではないでしょうか。

何かを建てるときは壊すことから−建物の始まりと終わりに携わる仕事

県の「リサイクル資材」に認定された再生砕石。建設現場で発生するコンクリートやアスファルトなど、がれき類をリサイクルしている。

当社は2001年に国際環境規格ISO14001を認証取得。県内の業界では先駆的存在です。2005年には、基礎を解体したときなどに出てくるコンクリートや、道路工事などで出るアスファルトを破砕して作った再生砕石(RC40-0)が第一回長野県「信州リサイクル製品」に認定されました。自分たちの利益だけを追求するのではなく、事業を行う上で周りの皆さんに迷惑をかけない、地球環境に負荷を与えないという課題に常に向き合ってきたことが、このような評価につながっているのだと思います。
また、お客様によっては、解体工事や廃棄物の処理だけではなく、解体工事の工程や廃棄物の出し方、廃棄物を減らす方法などを含めたコンサルティングのお手伝いも行っています。場合によっては、さらに踏み込んで、工場のラインについてのアドバイスなどをすることもあります。各企業の担当者と親身になって話をすることで、知識が深まり、それによって良い提案ができる。自分自身の視野も広がるので面白いですね。
今の時代、何か新しくものを作るときは、まず最初にそこにあるものを壊すことからスタートすることがほとんどです。建設工事の始めの作業が解体です。解体作業は歴史的に価値があるものや、長年使われていた建物の最後を見届けることでもあります。当社では、更地になった土地の状態の調査から、汚染されていた場合の浄化業務も行っています。建物の解体から、新しい建物を建てることができる土地の状態にするまで一貫して行う。まさに、建物の始まりと終わりに携わることができる。自然と背筋も伸び、やりがいを感じて取り組める仕事だと感じているところです。

学生の方へメッセージ

「あなたには夢がありますか?」−皆さんはそう聞かれたら、どう答えますか?
あなたの夢は、日々の仕事とはすぐに結びつかないかもしれません。しかし当社は、夢への情熱や貪欲さを持って皆さんが働く中で、その実現に近づくことができるような会社でありたいと思っています。
言われたことをこなすことが仕事ではありません。自分が何をしたいのかを常に考え、積極的に動いてほしい。現場で汗をかいてやってみたい、営業として外へ出て多くの人と接したい、知識を深め、視野を広げたい…その思いが大切です。こちらからノルマを課すことはありません。自分自身で決めた目標に向かって進んでいってほしいと思います。
当社には、幅広い年代の社員がいます。先輩社員からは仕事の仕方はもちろん、人間的にも学べる部分がありますし、同じ年代の社員からは、情熱やひらめき、アイデアなどで多くの刺激を受けると思います。「全社一丸全員全力」というスローガンのもと、日々励んでいる一人ひとりの社員が、今の会社を支えています。「フロンティア・スピリット」とうい社名の通り、常に開拓者の気持ちで仲間たちと切磋琢磨し、自分の夢の実現に向けて第一歩を踏み出してください。

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2年に1度作成している「環境レポート」。お客様にも理解を促し、共に環境問題に取り組んでいこうという姿勢が、信頼と評価につながっている。

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