最終更新日:2017/11/21

マイナビ2018

マイナビコード
215296
  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

タムラ製作所グループ [グループ募集]

本社
東京都
資本金
118億2,965万円(2016年3月期)
売上高
846億4,200万円(グループ連結) ※2016年3月期
従業員
869名(タムラ製作所) 145名(光波) 5,634名(グループ連結) ※2016年3月期
募集人数
21〜25名

機械・電気・化学などの知識を深め、設計・開発から量産化までモノづくり全体を担当

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先輩社員が語る仕事のやりがいと挑戦の軌跡

社員一人ひとりが前例のないモノづくりに挑み、ユニークな発想で「オンリーワンカンパニー」をめざすタムラグループ。その最前線で活躍する社員3名に、今までの歩みと目標を語ってもらった。

●大野 祐史(写真左)
電子部品事業本部 ユニット事業部
2011年入社/システム理工学部機械工学科卒

●木村 瞳(写真中央)
電子化学実装事業本部 電子化学開発本部 実装材料開発統括部
2011年入社/環境科学研究科卒

●山田 貴大(写真右)
電子部品事業本部 マグネティック事業部
2011年入社/工学部電気工学科卒

先輩たちの横顔

LED電源の防水化・防塵化に試行錯誤を繰り返す大野さん。「新たなスキル獲得に挑める絶好のチャンスだと意気込みました」と、開発に抜擢された当時の心境を振り返る。
身近な先輩たちを目標にソルダーペーストの開発にまい進する木村さん。「大学時代の研究を生かせるかももちろんですが、どんな人と一緒に働くかが大切だと思います」
5年先の実装を見据え、車載用リアクトルの開発にたゆまず挑み続ける山田さん。「自動車メーカーの方々と密にやりとりできる貴重な機会も、知識の習得につなげています」

LED電源の機構設計を担当し、防水・防塵の新機能を追求。自社初の技術に挑むやりがい(大野 祐史)

私は大学で機械工学を専攻し、圧電素子を用いた超音波モータの形状を研究・作成することに没頭。この研究を生かして働ける会社を探していたとき、タムラ製作所の説明会で、設計から評価、量産まで携われると聞き、研究経験を生かすだけでなく幅広い知識も得られることに魅力を感じ、入社を志望しました。

入社後、樹脂素材のACアダプタや産業用充電器の開発、機構設計に携わってきました。製品の小型化などに伴い、検証と解析、実験を繰り返すことで、小型軽量・高品質・低コスト、さらには作業効率の向上を実現させる役割です。問題点を一つひとつ解決し、完成にこぎつけて生産へとバトンを渡せた時や、社内の品質保証部、お客さまから良い評価を得られた時は、大きな達成感とやりがいを感じます。

入社4年目には、中国の製造工場に2週間出張し、製造立ち上げの検証や課題解決にもあたりました。自ら設計した製品の量産化まで立ち会えたやりがいと共に、製造現場へ設計意図を的確に伝える難しさや、製造工程を意識して設計することの重要性を改めて実感した貴重な経験となりました。

そして、この経験を注ぎ込み、当社の新たなカタログ製品として標準化させることを目標に挑んでいるのが、入社5年目から担当している金属製LED電源の機構設計です。私にとって複雑な金属ケースを扱うことは初めてですし、LED電源に防水・防塵機能を保障することは当社でも前例のないこと。新たな挑戦尽くしのプロジェクトを任されたことに、おのずと意欲が高まりました。屋外に設置されるLED電源は、外気の影響で結露した水滴の侵入リスクにさらされ、電源内で水滴が結露してしまう恐れがあります。わずかな水滴の侵入もシャットアウトするためには微細な隙間すら許されず、同時に、電源内での結露を防ぐ構造も付加する必要があります。限られたスペース内にこの双方を両立させることは想像以上に難しく、課題に直面する日々。試行錯誤を重ねて開発を行っています。

さらに今は、後輩の指導も行っており、的確に教えるためには自分の知識を改めて深掘りすることで気付く点も多く、自分自身の成長にもつなげています。今後も後輩の指導にあたりながら、自らも新たな領域に挑み続けていきたいです。

ソルダーペーストの開発に挑み、ついに製品化に成功。これまでにない手応えと安堵感を味わった(木村 瞳)

大学で化学物質の分離・解析を研究していましたが、分析だけではなく、モノづくり全体に携わる手応えを味わいたいと考え、メーカーへの就職を志望。その中で当社に決めたのは、選考過程で事業所を見学した際、開発環境の充実ぶりや職場の雰囲気のよさを肌で感じることができたからです。

私は入社以来、PCやスマートフォンなどの半導体基板の製造に用いられるソルダーペースト(ペースト状のはんだ)の開発を担当。保存の安定性や粘度、印刷性、溶融性、加熱ダレの抑制力など、求められる特性は用途によって事細かに異なります。基板メーカーなどから要望を受け、数十種類におよぶ素材の組み合わせを検証し、試作と分析を繰り返して量産につなげるのが開発の役割です。お客さまの要求に応えるべく検討を重ねてきましたが、なかなか製品化にこぎつけられない日々が続きました。しかし、その過程も決して無駄にはせず、成功・失敗両面のデータを蓄積。その地道な努力が実を結び、入社6年目には開発、試作、量産への引き継ぎまでを一貫して担当したソルダーペーストが製品化に至り、大きな手応えと安堵感を味わいました。仕事の性質状、自ら手掛けた製品がどんな最終製品に活用されたのかを知ることばかりではありませんが、その反面、「この新機種に私の製品が使われているかも」と想像する楽しみも尽きません。

学生時代は、自分の研究に好きなだけ時間をかけていましたが、実務の場ではそうはいきません。精度ばかりを追求していては納期に間に合わず、逆にスピードばかりを優先していては品質が疎かになってしまいます。一つの特性が得られたとしても、それによって別の特性が消えてしまう。開発過程ではそんなジレンマも少なくありません。そのため、何を優先すべきなのかを明確にし、どうすれば精度とスピードを確保できるのかバランスを取ることが重要になります。私は先輩の働きぶりを間近で見ながら、専門知識はもちろん、そうしたバランスを見極める力も少しずつ養ってきました。

私が先輩から学んだように、私が後輩のよき見本になることが今の目標です。今の私は顧客との折衝で当社の技術営業に頼る部分が多いのですが、これからは積極的にフロントに立ち、自分から必要な情報を的確に引き出せるようにしていきたいです。

車載用リアクトルの電気設計を担当。5年先の製品化に向けて、前例のない開発に挑み続ける(山田 貴大)

大学の研究でマッハ・ツェンダー干渉法による光源分散に挑んだ私は、就職にも新しい開発に挑めるチャンスを求めました。その思いを叶えられると感じたのがタムラ製作所でした。当社はオンリーワンの技術により各方面から高い信頼を得ており、強固な基盤もあるため新たな開発にも攻めの姿勢で挑めると考えたのです。

私は入社以来電気設計を担い、電源トランスの設計を約3年経験。その後、エコカーに搭載される車載用リアクトルの開発チームに異動しました。車載用リアクトルとは、エコカーの電気駆動系に使用されるキーパーツで、モーターの高効率化・高出力化に貢献するもの。当社はこの分野でトップシェアを誇り(※2016年当社調べ)、そうそうたる大手自動車メーカーへ製品を供給しています。私はその開発の最先端に挑めることに意欲を膨らませ、意気揚々と踏み出しました。

新製品の開発は、性能・サイズ・コスト・信頼性とあらゆる点において高いクオリティが要求されるため、量産までに4、5年を要します。初期段階では小型化・軽量化・効率化などについて、お客さまから要求仕様を頂き開発がスタートすることになりますが、詳細な仕様が決まっていないため、新しい素材やコイルの巻線仕様、パラメータの変更など、さまざまな手法を試すことができ、技術者として刺激の連続です。ただ、もちろん厳しさもつきもの。さまざまな部品で構成される自動車の開発では、一つの部品の開発が遅れてしまうと全体に大きな影響を及ぼしますので、工程ごとの納期管理は極めて厳格。開発が進むごとに顧客が求める要求も高度化・緻密化し、難しさもプレッシャーも増していきます。だからこそ挑みがいがあり、自分が今手がけている製品が5年後に実用化され、世界的なブランドの新車に搭載されることを考えると開発意欲は尽きません。

関連部署とも距離が近いため連携を取りやすく、全員のノウハウを結集させて課題解決に挑むことができます。こうした恵まれた環境を生かし、前例のない開発に挑み続けていくことが私の目標。そして、当社の車載用リアクトルのシェアを他の追随を許さぬほど拡大させていきたいです。

働く環境&社風の紹介

当社はどの部署も、グループやチームでのミーティングや打ち合わせの機会が豊富です。定期的に話し合いの場を持つことで、互いの進捗状況や改善点、課題を把握。意志の疎通が図りやすく、困った時には上司や先輩からのアドバイスも受けられます。一人ひとりの裁量範囲は広いのですが、チームで同じ目標を共有して一致団結し、そこに向かっていくという良き伝統と習慣が染み付いています。
製品化に至った際には大きな喜びを分かちあえるのも当社ならでは。部品一つひとつは小さいモノも多いのですが、高品質・低コストのための創意工夫が凝縮されており、スマートフォンやパソコン、自動車など、多くの最先端の製品に実装されるという醍醐味とやりがいがあります。年齢構成も幅広く、男性社員はもちろん女性社員も近年は増えており、新製品への道筋が見えたという時には、みんなでモノづくりの喜びを分かち合います。
普段からざっくばらんな雰囲気で、先輩後輩の壁がなくフランクに話せます。休憩時間には「来週はスノーボードに行こう」といった計画を立てたり、他愛のない雑談をしたりと話に花が咲きます。オンもオフも親交を深めることで、部署や役職に関係なく、仲間としての意識が自然に高まる環境です。

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社内交流の一環としてテニス、サッカー、野球クラブの活動も積極的に行われている。またクラブメンバーが主導となり、社内でBBQ大会や屋形船でのイベントなども実施。

マイナビ編集部から

タムラが生み出す製品のほとんどは、私たちの生活において表に出てこない部品や素材など。しかし、部品の省エネ化や、素材を環境対応商品に改良するなど、技術と努力で広く環境に貢献し、社会に大きな影響を与えている。これこそがタムラのものづくりの醍醐味だ。
同社の新入社員は、会社説明会や職場見学での、若手社員の生き生きとした姿が印象的だったと話す。少数精鋭のため早くから裁量の大きな仕事に携わることができ、活躍する機会に恵まれている。だからこそ、成長の早さが自信となり社員の姿に現れているのだろう。
その背景には、設計・開発から生産まで一貫して担当者が受け持つ体制がとられていることが特徴として挙げられる。技術部門と営業との打ち合わせから、仕様決定、試作品作成、テスト、そして完成まで、自らがリードしてプロジェクトを進めていくスタイルだ。チームが一丸となって一つのものを作り上げていく中で、協力関係を築き、ときに議論し意見をぶつけ合いながら仕事を進めていかなくてはならない。ゆえに、同社が求めるのは主体性と協調性を発揮できる人材だ。
自分が携わったものの最終形を見ることができ、その反応をダイレクトに実感することで、やりがいと成長を実感できるフィールド。多くの失敗や苦労を繰り返しながら完成したタムラの製品は、積み重ねられた想いや努力の結晶といえる。タムラの仕事を創る原点は、会社ではなく人なのだ。

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東京都練馬区にあるタムラ製作所本社。「オンリーワン・カンパニーの実現」をめざし、独自の技術とユニークな発想力をチーム一体となって磨いている。

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