最終更新日:2017/11/9

マイナビ2018

マイナビコード
50363
  • 正社員
  • 上場企業

古林紙工(株)【東証二部上場】

本社
大阪府
資本金
21億5,124万円
売上高
125億3,200万円(2017年3月)
従業員
466名(2017年3月末)
募集人数
11〜15名

特集記事

仕事・働き方を知る特集 「理系の選択」

身近な製品のパッケージを自分の手で作り上げる。その達成感がたまらない。

機械系

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若手技術者が語るモノ作り最前線。

古林紙工におけるパッケージ印刷の技術者として活躍している小野さん。機械に関しては素人だったというが、3年目ながら責任ある仕事を任されることで一歩ずつ成長を遂げている彼の歩んできた軌跡を振り返る。

小野 裕貴
生産本部 戸塚工場 オフセット印刷グループ
工学部応用化学科卒
2014年入社

お客様の喜びに近い場所で働けるのが、入社の決め手となる。

「就職活動において大切なのは、可能性を広げること」日々の業務の中で、大学で学んだ化学の知識を生かせるよう取り組んでいる。

大学時代、化学を専攻していた私は、高分子の合成と分析をテーマに研究を繰り返す日々を送っていました。就職を考えたときは、視野を広げて挑戦していくためにも、化学系のメーカーはもちろん、少しでも専攻に関係のあるメーカーの技術職を全般的に見ていきました。食品なども含めて本当に幅広いジャンルの企業を視野に入れていた中、印刷会社もインキなどが専攻に関連すると気づき、数社を訪問していくようになります。

当社もその流れの中で存在を知りました。説明会では見知った食品や医薬品のパッケージがズラリと並べられていたおかげで、会社のことに強く興味を持つようになったのを覚えています。詳しく話を聞いてみると、パッケージの企画や設計から印刷、箱への加工までトータルに手掛けている分、消費者の喜びが見えやすい位置で仕事ができることがわかったのが決め手となり、当社で頑張っていくことを決意しました。

以来、私は横浜にある戸塚工場の生産ラインで勤務をしています。当社は戸塚のほかにも大阪と兵庫に工場を構えていますが、オフセット印刷とグラビア印刷の両方があるのは戸塚工場のみ。さらにオフセット印刷に関しては私が入社した年に、最新鋭の印刷機を導入するなど、よりお客様の多様なニーズに合致した印刷ができる中核工場として位置付けられています。

私が担当するのは、オフセット印刷。シート状の紙に大量かつスピーディに印刷するのに適した手法だと言えば、わかりやすいでしょうか。当社では全長10m以上にわたる大型の印刷機を用いており、通常は「機長」と呼ばれる印刷の責任者と、「フィーダーマン」と呼ばれる紙やインキを補充する担当者の二人がタッグを組んで作業していきます。私は入社以来、一貫してフィーダーマンという役割を担ってきました。

3年間で視野が広がり、“できること”が増えてきた。

「多くの人と関わってモノ作りをしていく仕事なのでコミュニケーションが重要です」と小野さん。技術や知識は入社後に先輩の指導で、いくらでも身に付けられるという。

入社してから2カ月ほどは先輩の下に付いて、フィーダーマンとしての基本的な仕事を学んだ後、夏ごろには一人で業務に入るようになりました。紙やインキを切れ目なく補充するのが私たちの使命。パッケージは何万枚、何十万枚と大量に印刷をしなくてはなりませんので、スピーディな作業が欠かせません。慣れないうちはその目まぐるしさについていけず、苦労に苦労を重ねました。

私自身、化学系学科の出身ですので、機械に関してはわからないことも多々ありました。それでも担当を任されている以上、責任は全うしていかなくてはなりません。万が一、印刷機が壊れてしまうと莫大な損失が出てしまうだけにプレッシャーだらけだったものの、機長にわからないことをどんどん質問していくことで、少しずつできることを増やしていきました。

気さくに質問に対して応えてくれる先輩がそろっているのは非常に心強かったですね。オフセット印刷機が新型に更新されたばかりで、先輩も含めて全員が新しい機械の使い方に四苦八苦していた頃でもありましたが、みんなで意見を交わしながら一体となって問題を乗り越えていこうという気風があったので、非常に働きやすいと感じました。

3年目になった今は、視野がいっそう広がりました。実際、1年目の頃は紙詰まりを起こして緊急停止になったときなどは、あたふたして先輩に頼るだけでしたが、今はどこに紙が詰まっていて、どのように対処すれば復旧できるかが、冷静に判断できるようになっています。詰まった紙が破れてしまってギアなどに残されていると、それだけで故障の原因になってしまいますが、私の手だけで問題なく復旧作業を完了させられますので、確かに成長した自分がいるのを感じています。

パッケージ印刷のあらゆる工程を極めていきたい。

パッケージ印刷をトータルに手掛けている古林紙工。その製品の多くは学生も日常的に利用している商品にも活用されている。

どんどん機械のことがわかってくるようになると、次に起こることの“先”を読んで、あらかじめ必要なモノを用意しておくといったこともできるようになっています。毎日のように仕事の面白さが広がっていくだけに、モチベーション高く働くことができています。

影響力の大きなモノ作りに携わっている事実もまた、やりがいのひとつ。身近な所で売られている商品パッケージですから、コンビニなどに行って見かけたときには、ついつい手に取って仕上がりを確認してしまう自分がいます。モノ作りをした実感が得られやすい仕事だと感じる毎日です。

今はフィーダーマンに専念していますが、いずれはより深く機械に携わっていきたいという気持ちを抱いています。そのためには周囲の先輩からもっと多くのことを学び続けたいですね。機長に話を聞くと、大型の機械で大量に印刷をしていると、どうしても目指す色が出ない瞬間があると言います。試行錯誤しながら調整をしている機長の様子を見ていると、私も対処方法を自分の頭で考えられるくらいにはなりたいと感じます。

まずは機械についての知識をとことん極めていくのが先決ですが、いずれは学んできた化学の知識が求められる場面もやってくるでしょう。実際、オフセット印刷機で言えば、発色がおかしい原因を特定し、考察するのには化学的な視点が必要不可欠。また、開発系の部署でも分析や原因特定といった作業を行っていますから、化学を生かすことも十分に可能でしょう。機械や化学を極めるのもよし、その他の部分で経験を積むもよし。パッケージ印刷のあらゆる局面を手がけている会社だからこそ、私の前には様々な可能性が広がっていると思っています。

チームを紹介

現在、オフセット印刷チームは8人の機長とフィーダーマンがローテーションを組んで、24時間体制での生産に取り組んでいます。機長によって微妙に仕事の進め方が異なりますが、だからこそ、しっかりとコミュニケーションを取って意思疎通することで、スムーズに物事を進められるように工夫を施しています。

仕事だけの関係にとどまらず、オフタイムでも仲がいいのがこの部署、この会社の良い所です。休みの日に食事に行ったり、夜勤明けにラーメンを食べに行ったりということもしばしば。特に寮に住んでいる先輩と同期たちとはとても仲良くさせてもらっており、冬場はスノーボードを楽しみに新潟や長野に出かけたりしています。昨冬は1シーズン10回も滑りに行きました。私自身、学生時代は1回しかスノボ経験がなかったため、それほど得意なスポーツではなかったのですが、これだけ出かけているとかなり上達することができました(笑)。

フレンドリーで親しみやすい人がそろっている会社ですから、新しく入る皆さんも中に溶け込みやすいと思いますよ。機械のことを学んできた人も、そうではないという人も、ぜひ当社に興味を持って頂ければ幸いです。

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戸塚工場のオフセット印刷グループの皆さん。メンテナンスの際にも、ワイワイと議論を交わしながら、チームワークよく機械を調整している。

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