最終更新日:2017/5/22

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アート印刷(株)

本社
東京都
資本金
2,000万円
売上高
約36億円(2016年5月決算)
従業員
123名(2016年12月時点の正社員数)
募集人数
6〜10名

特集記事

仕事・働き方を知る特集 「挑戦する仕事」

「印刷」の形にとらわれない発想で時代のニーズを先取り。数々の挑戦が成長の礎に。

モノづくり

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常に「いいモノ」を届けたい。そのための投資は惜しまない。

代表取締役
有松 敏樹(ありまつ としき)社長

1942年、鳥取県生まれ。東京理科大学を卒業後、1964年に図書印刷株式会社に入社。営業の中でも印刷物の工程全般に携わる開発業務を担当し、7年間のキャリアの間に大手情報サービス会社の情報誌にも携わるなど数々の実績を残す。1972年にアート印刷株式会社を設立後は大手メーカーを中心とするクライアントとの取引を通じ、印刷から出版、イベント企画、デジタルコンテンツなど様々な領域へ事業拡大を果たしている。「仕事は相手のお役に立つためにする」をモットーとする有松社長に、アート印刷におけるこれまでの挑戦、これからの挑戦について話を伺った。

商品陳列用のディスプレイからプロモーションイベントまで、自分たちがやれることは何でもやってみる。

「人材こそが事業の根幹」と語る有松社長。20年前から本格的に新卒採用を始め、第一期生はすでに役職に就くなど抜群の定着率を誇るという。

私たちアート印刷は、1972年に会社を設立して以来、芸術作品と並ぶようなクオリティを実現した印刷物を提供することをめざしてきました。その思いは、「アート印刷」という社名にも表れているように、常に、いいモノをお客様に提供することに重きをおいています。このこだわりは、メーカーを中心とする大手企業との信頼関係を構築し、着実な成長を続けていく礎となっています。
印刷ビジネスもかつてのように右肩上がりの成長が難しくなってきており、印刷業界にとって、これからの未来は決して楽観視できない現状ですが、当社では、これまで印刷物を通じて支援してきたお客様の広告プロモーションを別の形で支えていけないかなど、お客様の期待を超える新たなビジネスモデルへの挑戦を積極的に行い、着々と成果をあげています。

その一つが、店頭における販促イベントの企画・実施。飲食メーカーの新製品や主力商品の試食イベントを企画した上で全国のスーパーや高速道路のサービスエリア、フェスなど人が多く集まる場所で開催しており、その演出ツールの作成から接客対応にいたるまでを当社が担当するものです。コンパクトで小回りが利くこの取り組みは大きな反響をいただいており、今後もさらなる拡大が見込まれているビジネスモデルとして成長しています。
また、これまでポスターや陳列棚用の商品パネルが中心だった販促ツールも、実際に商品を陳列できるオリジナルディスプレイをはじめとする立体成型物の作成に拡大。売場全体の演出も当社がワンストップで行うなど、プランニングからクリエイティブにいたるまで請けることができる強みを発揮しています。

また、単純に依頼された印刷物をお客様にお届けするだけではなく、必要に応じて自社倉庫で預かり、必要に応じて配送を行う「ロジスティックス」を導入しています。これはお客様にとっては大量注文によって印刷コストを下げられる上、当社に配送を委託することで人的負担をかけることなく効率的に印刷物を流通させることもできるもので、こういったお客様の経営面をサポートする取り組みも大きな評価をいただいており、今では当社を支える重要な事業の一つとして成長しています。

人と人とのつながりがあるからこそ、お客様の立場に立った形にとらわれない挑戦を続けることができる。

社員を一番に見ているのも社長である。いくら成長意欲が高くても、過重労働してまで自分を犠牲にしないでほしい、常に適材適所で実力を発揮してほしいと考えている。

私がこのアート印刷を設立した当時は、新宿区の小さなオフィスで、私自らがカバンを持って営業活動を行っていました。その頃は、「水と空気以外は印刷できる」と考え、「形にとらわれない仕事をしよう」と何にでも挑戦していました。今では水さえ印刷できる時代となりましたが、その思いは、まったく変わることがありません。
新しいことに取り組むにあたっては設備投資も積極的に行い、現在、本社のほかに川崎市に大規模な印刷工場とロジスティックスセンターを構え、最新技術や設備を導入しています。

この最初の挑戦となったのが、社名にも表している「芸術作品レベルの印刷物を世に送り出す」ための設備投資。これは印刷物のクオリティが高ければお客様からの信頼を獲得し、不毛な価格競争に巻き込まれることはないという私の考えに基づくものでした。しかし、高品質な印刷機器を導入するためには巨額の資金が必要。当時は銀行からの融資も厳しい状況でしたが、結果的には私の母が田地田畑や家屋敷を担保に、今の貨幣価値にして4〜5億円もの融資をしてくれたのです。

そのおかげで事業も軌道に乗せることができ、本社移転や工場などの拠点設立へとつながっていきました。母からの融資も10年で完済することができました。しかし、これを現実のものにできたのは私の力だけではなく、今も続いている大手飲食メーカーなどをはじめとする様々なお客様からのご支援があったからこそ。
加えて、20年ほど前から積極的に行っている新卒採用によって仲間となった社員たちの頑張りがあったからこそと考えています。

今の印刷事業以外での取り組みに関しても、お客様のニーズを汲み取って提案し、その期待に真摯に応えることで相互の信頼関係を築いてきたから成長しているのです。前述のロジスティックスにいたっては、配送準備として袋詰めまでも行うなど、フットワークの良さと、お客様の立場にたったきめの細かなサービスを提供することでお客様に喜ばれ、高い評価をいただいています。また、試食イベントにおいても、みなさんが楽しめる場になるよう、集客用の着ぐるみに社員が入って盛り上げるなど大きな成果を挙げています。

「人が人のためにできること」に挑戦をする。
そのことでお互いが喜ぶ良い関係となる。
私は今後も、このスタンスで仕事を続けていきます。

創立45周年を迎え、さらなる飛躍に向けて「若い力」に期待し、その人生を預かる責任を持ち続けます。

取引先の利益貢献が果たせれば何でもやるという有松社長。試食イベントなどもその一つ。これまでの成長を後押ししてくれた恩義を仕事で返す、情の厚さも同社の強みだ。

当社は2017年に創立45周年を迎えました。これからも、さらなる事業拡大に向けて、印刷から派生したさまざまな領域に活動領域を広げようと考えています。このように、当社の強みを生かして多彩なフィールドへと事業を拡大しながら、若い仲間を増やし、一人ひとりの可能性が花開くよう、様々なことに挑戦させてあげたいですね。

現在、当社の中核で活躍しているのは20代や30代の若い世代。その多くが新卒で入社してきた社員たちであり、一人ひとり自分の仕事に対して高いモチベーションをもち、ほとんどが退職することなく各セクションで実力を磨いています。
実は20年前に行った最初の新卒採用者も役職に就いているほど、定着率がいいのも当社の特徴だと考えています。当社では、社員のやる気に応えるだけではなく、その人が楽しんで本来の力が発揮できるよう、その人に合った環境に配置することにも力を注いでいます。夢に向かって一生懸命に頑張ることも大事ですが、頑張りすぎて自分自身がすり減ってしまうのはその人にとっても会社にとっても何の得にもなりません。社員が良くならないと会社も良くならないのですから、適材適所にて活躍できる場所を提供していきたい。一人ひとりをしっかり見ていくことが、社員とその家族の人生を預かる会社の責任だと考えています。

たとえば、強い意志があっても不眠不休で営業活動を行って身体を壊してしまうくらいなら、同じ身体を動かすのでも印刷工場で汗を流したり、メリハリをつけて健全に働いた方がいい。「頑張りすぎて疲れているな」と思ったら、その人の将来や家族のためを考えて十分な話し合いを行い、本来の力を発揮できる環境について相談します。実際にこれまでも同様な形で配置換えした社員が、入社当時の気持ちを取り戻して頑張っているケースが当社にはあります。せっかく当社に入社していただいたからには、いつまでも長く働いていただきたいのです。

私が「新たに加わる仲間たち」に期待していること。

これから私たちの仲間となっていただく方には、まず、先輩たちの行動をしっかり見ながら仕事の基礎知識やビジネススキルを伸ばしていただきたいと願っています。成長意欲があるのは良いことですし、考えながら行動を起こすことは私たちも期待しているところ。じっくり取り組み、着実に力をつけてほしい。みなさんにはまだまだ時間がたっぷりあるのですから、何かに挑戦するにあたって焦ることは何一つありません。

また、仕事に限らずに何事にも「正直」であってほしいと思います。ビジネスは人と人との誠意によって成り立っているもの。相手に対して常に誠実であることが基本であり、大切なこと。これは私が長い営業経験を経て培ってきた考えでもあります。
そして、仕事に対する意欲や目標、前向きな姿勢など、仕事に対する強い思いにも期待したいと思っています。

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会社の主力となっているのは、20〜30代の若手社員。その多くが新卒採用の社員であり、営業やクリエイティブ、印刷オペレーターなど様々な場所でイキイキと働いている

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