最終更新日:2017/8/30

マイナビ2018

マイナビコード
56483
  • 正社員
  • 上場企業

高周波熱錬(株)(ネツレン)【東証一部上場】

本社
東京都
資本金
64億1,800万円(2016年3月31日現在)
売上高
429億500万円(2015年度:連結) 322億3,600万円(2015年度:単独)
従業員
1,329名(2016年3月31日現在:連結)  758名(2016年3月31日現在:単独)
募集人数
11〜15名

特集記事

仕事・働き方を知る特集 「企業の存在価値」

IH技術のパイオニアとして、日本のモノ作りを支えてきたネツレンのDNAを探る。

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モノ作りへの責任と誇りで、高度な技術開発を続ける。

「熱処理受託加工」、「高周波誘導加熱装置」、「高強度部材」の3つの切り口で、IHの高度な技術を提供し続けてきたネツレン。その高度な技術力は、私たちの生活の様々な場面で重要な役割を果たしている。

1946年に、日本で初めてIH(Induction Heating:誘導加熱)技術の事業化・工業化に成功し、業界のパイオニアとして、産業に欠かすことのできない製品を供給してきたネツレン。歯車やシャフト、ばねなどを焼入れによって硬化させ、強度や耐摩耗性を与える同社の高い技術は、自動車、オートバイ、工作機械などの構成部品はもちろん、建築・土木業界などでも多用されている。今回は、そんな同社の3つの事業分野を切り口に、モノ作りに責任と誇りを持って取り組み続けてきた「ネツレンDNA」を紹介していこう。

【熱処理受託加工】多様化する取引先のニーズに着実に対応し、最先端の製品開発を支える。

製紙用大型ヒートロールのIHによる表面焼入れ風景と電動パワーステアリング用ウォームホイールギア。

ネツレンのビジネスの原点は、お客さまからお預かりした鋼材の部品にIHによる焼入れ等を行い、お返しするという熱処理受託加工です。ネツレンの熱処理は、加工する鋼材の組成や製品の形状、用途などに応じて、最適な熱処理条件を出してから、自社で開発した高周波誘導加熱装置で行います。あらゆる分野でモノ作りの技術革新が進んでいく中、私たちに要求される技術の水準はどんどん高度なものになっています。当社では高度な加工技術の開発に取り組み、1〜2点といった小ロット品から、月産10万個を超える大量生産品まで対応可能な生産技術と品質保証体制を確立しています。
次々と新たな技術が生み出されていく中、例えば樹脂と鋼材をIHで融着する技術を開発し、自動車用の電動パワーステアリングの構成部品のひとつであるウォームホイールを生産する際に活用したり、自動車の軽量化を図るため、中実(棒状)だった駆動シャフトを、焼入れで強化した中空(筒状)の部品として開発したりするなど、「ネツレンありき」の技術革新も少なくありません。

また、単に熱処理のみを受託する事業から、例えば、旋回輪の熱処理を行うだけではなく、部品の歯切り加工から組立て、塗装までを行い、ユニットとして供給するなど、熱処理を含めた前後工程の取り込みを進めています。

【高周波誘導加熱装置】小型化や自動化の技術にも積極的に取り組み、高性能の高周波誘導加熱装置を開発。

従来の誘導加熱装置と比べ、省スペース化、高効率化を実現できる新型誘導加熱装置を開発。

ネツレンでは、IHによる熱処理を行う高周波誘導加熱装置(以下、装置)を製造、販売するビジネスも手掛けています。中長期に渡り、大量の熱処理が必要となるお客さまには、工場の生産ラインにネツレンの装置を組み込むなどの設備導入の提案をします。これにより、製品の輸送時間のロスをなくし、効率的な生産を可能にします。

これらの装置は、部品の組成や形状、用途などに応じてその都度、設計しなければなりません。加えて、装置そのものの小型化や、生産ラインとの連動などを考慮し、最終的にネツレンの技術者が、ほぼ一品一様で設計します。このように、IHや熱処理といった自分たちの専門領域だけでなく、機械工学や機械制御などの分野においても高度なノウハウと技術力を有しているもネツレンの大きな特長です。

現在、ネツレンが開発製造した装置は、自動車、建設機械、工作機械等の幅広い業界で活用されており、国内のみならず、海外にも納入しております。また、ネツレンの装置は、高い安全性と、工業製品として安定した性能を有しており、日本の製造業の高い品質の根幹を支えています。

【高強度部材】用途研究に力を注ぎ、土木・建築業界に広く製品を供給する。

上から「PC鋼棒」、「高強度せん断補強筋ウルボン」、「高強度ばね用鋼線 ITW」。

コンクリート構造物の強度を高めるため、土木・建築業界で広く使われている「PC鋼棒」や「高強度せん断補強筋ウルボン」などは、ネツレンの用途研究から生み出された高強度部材です。

「PC鋼棒」は、IHによる熱処理で高強度にした鋼材です。コンクリート構造物を作る際に、PC鋼棒を機械的に伸張させ、収縮力を持たせたまま構造物に組み込みます。コンクリートは圧縮力に強く、引っ張る力に弱いという性質を持つため、PC鋼棒が収縮力を与えることにより、強度を高めることができるのです。1956年に当社が開発して以降、改良を続け、今なお売れ続けている息の長い製品です。
このPC鋼棒をヒントに用途研究が進められ、開発されたのが高強度せん断補強筋です。「せん断補強筋」とは、地震の揺れなどにより、建築部材がずれ、切断されること(これをせん断といいます。)を防ぐために、建築構造物の柱や梁などに使用されます。ネツレンでは、熱処理を施した高強度なせん断補強筋を開発、製造、販売しており、建築業界で広く使用されています。

「高強度ばね用鋼線 ITW」も、ネツレンの高度な技術力によって開発されたものです。ITWは耐久性、耐へたり性、安定性に優れたばね用の鋼線であり、自動車やオートバイのサスペンションなどで広く使われています。

私たちネツレンはモノ作りのスペシャリストとして、自分たちの技術への誇りと責任を持ち続けてきた企業です。モノ作りを極めたいと願う理系の人はもちろん、メーカーで働きたいと考えている文系の方にとっても、魅力ある企業です。

モノ作りに責任と誇りを持って取り組む「ネツレンDNA」継承者を採用したい。

私たちネツレンは、IHと熱処理という2つの技術のスペシャリストとして、業界をリードし続けてきました。この分野におけるノウハウや研究開発力の高さは、「ネツレンにしかできない」と多くのお客さまが認めてくれるほどです。高周波誘導加熱装置をお客さまの生産ラインに組み込むための小型化、複合化の技術や、建築・土木の分野における製品用途の開発に加え、熱処理に関する派生技術の開発や融合にも積極的に取り組んできました。これらを進めてきた推進力は、モノ作りに対する責任と誇りがあればこそであり、私たちはこうした精神を「ネツレンDNA」と呼んでいます。
当社が手掛ける製品には、不具合が人命に直結する、重要保安部品が多くあり、自分たちのモノ作りの重要性や責任の重さを自覚しながら、誇りを持ってそれに取り組んできた歴史があります。私たちが採用したいのは、そんなDNAを受け継ぎ、次世代へと伝えていってくれる人財であり、技術者はもちろん、営業や事務に携わる文系の社員にもこのDNAが必要と考えます。私たちが手掛けるのは最終製品として消費者の手にわたるものではありません。しかし、私たちの技術がなければ作ることのできない製品が世の中に数多くあります。だからこそ、モノ作りに情熱を持って取り組むことのできる人財を歓迎します。

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責任と誇りを持ってモノ作りに挑み続ける「ネツレンDNA」の継承者を募集します。(人事課)

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