最終更新日:2017/12/22

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不二サッシ(株)

本社
神奈川県
資本金
17億960万9,300円
売上高
492億円(2016年3月期)
従業員数
844名(2017年3月時点)
募集人数
26〜30名

特集記事

仕事・働き方を知る特集 「理系の選択」

若手ながらも大規模な物件の主担当に。重責の中でもやりがいを見出した

土木・建築系

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サッシのプロフェッショナルを目指して

入社2年目のKさんは、3DCADでの実施設計図面の作成に挑んでいる。学生時代の専攻とは異なる分野に挑戦した苦労、そこから得られた喜びなどについて聞いた。

●K・H
東京支店 設計1部 設計2グループ
理工学部機械システム工学科卒
2015年入社

長期間にわたる新入社員研修で、基礎の基礎を身につけた

長期にわたって一緒に同じ研修を受けるため、同期同士の仲がいいのが自慢。同期が良い相談相手になっているとKさんも実感している。

大学時代、私は機械工学のなかでも主にロボットについて研究をしていました。テーマは自律走行ロボット。道路の情報を与えることで障害物を認識し、安全なルートを自ら選択して走行するロボットで、その研究のためにプログラムを開発したり、CADで部品を設計したり、ときにはアルミニウムを加工するといったようなことをしていました。就職活動を始めたころは、その経験を生かすべくベアリングや自動車部品メーカー、あるいは制御システム系のIT企業などへの就職を考えていたのですが、もう少し視野を広げて考えようと思ったとき、当社の存在を知りました。

サッシについては具体的なところまで知っていたわけではありません。それでも不二サッシでは設計から製造、施工まで手がけているため、トータルな視点でものづくりができるという点に魅力を感じました。設計に不可欠なCADであれば大学でも使っていたことから、自分が歩んできた道も生かせる可能性があると、思い切って当社の門を叩いた次第です。

機械工学とは異なる面が多かったので不安は大きかったものの、入社後は夏ごろまでさまざまな職種の基礎を身につける研修が行われました。千葉工場での実習や、建築の法規、作図など、一つひとつ学んでいくことができました。今まで何気なく目に触れていたサッシでしたが、研修を受けてその仕組みが理解できるようになり、この仕事を続けていくうえでとても大切な基礎を身につけることができたと思います。

夏以降も同期はサッシの見積もりや営業担当者と現場に同行するなど、引き続き研修を受けていましたが、設計部門配属者はCADの基礎を覚えていくことになりました。ここで早くも私にとって大きな転機が訪れます。これまで当社の実施設計では使われていなかった3DCADを、私が担当することになったのです。

1年目の若手が新規案件の設計の中心に立つことに

サッシや建築の専門知識などに関しては先輩が丁寧に指導してくれた。学ぶ気持ちがあればいくらでも成長することができる。

当社はサッシの専門家として、大がかりなプロジェクトに計画段階から参画することが多々あります。代表的なところで言えば渋谷ヒカリエがありますが、有名な建物になればなるほど、デザインにこだわった特別なサッシを使うケースが少なくありません。

最近受注した都内のある大規模複合ビルのサッシも同様です。サイズの違う大小の特注サッシを、1枚ごとに角度を変えて複雑に配置するという特殊な外壁デザインが採用されています。2次元の図面では到底表現することができないため、今回は3次元で書き起こしていくことになったのです。しかし、3DCADは社内でも限られた人だけが利用している状況でした。そのため、異例のことではありますが、新人の私がこの案件の専属担当になるとともに、自社の3DCADの可能性を開拓していくという重責を担うこととなりました。

通常、設計の仕事は、建築図面を見てサッシを施工する図面に落とし込み、営業や、ときには施工管理担当者と打ち合わせを重ねて訂正したうえで、必要なサッシを工場に発注するという流れで進んでいきます。今回の案件でも基本は変わりませんが、デザイン自体が非常に複雑であったため、関係者との対話を何度も繰り返しました。経験がない分、社内の営業担当者が前面に立ってくれたものの、ゼネコン、設計事務所などの立場も意見も異なる人たちの話をまとめて形にするのは、本当に大変な作業でした。

しかも、私にはサッシや建築の深い知識があるわけではありません。図面の見方ひとつとっても経験不足が否めませんでしたが、一つひとつ周囲に聞きながら問題を乗り越えていきました。逆に、肝心の3DCADに関しては、周りに知識のある人が少なく、毎日手さぐりで物事を進めていくほかはありませんでした。

3DCADの先駆者として、社内の期待に応え続けたい

3DCADでの実施図面作成に1年目からチャレンジしたKさん。伝統ある企業ながらも若手にチャンスを与えていく会社でもあるのだ。

配属が決まったときは自分にできるのかと疑心暗鬼の状態が続いていましたが、この仕事を成し遂げられるのは自分しかいないとの思いから、必死になって頑張ってきました。毎日のように大小問わず問題が発生し、その解決に奔走するという日々を過ごしてきた中で、モチベーションを高める出来事が2年目の5月にありました。

ある時、建築現場に行って自分が3DCADで作成した図面を見せる機会があったのですが、基本的に建築の図面は2次元で作られるため、建物が立体で描き出されるという点にまず驚かれました。自分が手がけた設計に関心を持ってくれることが嬉しくて、さらに仕事に力が入っていくこととなりました。

配属後1年がたった2年目の秋には、ようやく設計が一段落して実物大製品模型が完成しました。1つの仕事を成し遂げた充実感はたまらないものがありました。しかし、まだまだ終わりではありません。実際に工事が始まり、完成に向かうまでも対応しなければならないことが山ほど出てくるでしょう。数年先の完成の日まで、気持ちを切らすことなく取り組もうと思います。

せっかく身につけた3DCADの技術を社内に展開していきたいとも考えています。すでに他の再開発案件のパース作りなどを手がけていますが、多くの3DCAD案件を担当していくことでさらにこの技術を磨きたいです。また、最近は先輩や工場の生産設計担当者、施工担当者などに3DCADを教えるという役割も担っています。2年目の私がベテラン社員にものを教えるというのは不思議な話ですが、社内からの期待に応えるべく頑張っていきたいです。

一方の課題は、2DCADの経験がほとんどないことや、サッシについてもまだまだ知識をつけなくてはいけないという点です。先輩の教えを真摯に受け止め、確かな知識を身につけていきたいと思っています。

チームを紹介

東京支店の設計部では現在、40〜50人の設計者が活躍しています。全体的にはマンション向けの設計が多くなっていますが、私が所属する設計1部では再開発工事や大規模商業ビルなどを専門としています。渋谷ヒカリエやバスタ新宿など、有名な建築物も数多く手がけています。

建築を学んでいた人ばかりが設計に取り組んでいるというイメージを持つ人も多いと思いますが、私は機械系の出身ですし、同期には化学系出身の設計者もいます。理系であるならば、どんなバックボーンを持つ人にも成長のチャンスがある会社であるのは間違いありません。ものづくりに飽くなき情熱を抱くことができる後輩との出会いに期待しています。

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不二サッシでは学部学科を問わずに、本人の素質に合わせた職種への配属を行っている。若手が活躍できる場が、多く存在する。

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