マイナビ(以下マ):早速、診断結果を一緒にみていきたいと思いますが、仕事をする上での小林さんの特徴として、「何でもきちんと手順を踏み、決めた通りに実行しないと落ち着かない」「時間は必ず守る」「ミスをしないように何回も細かいところまで見直す」「やると決めたことは途中で投げ出さない」「必ず仕上げて区切りをつける」というような、几帳面さ、一生懸命さがクローズアップされています。この結果はいかがですか?
小林麻耶さん(以下麻耶):まさにアナウンサーという仕事で培ったものだと思います。ただ、小さいころからずっと、宿題やテスト勉強のときは、「何時何分までに、何ページまで終わらせる。それができたらご褒美にアイスクリーム♪」というように、がんばるためのご褒美!を自分で設定して、やると決めたことは絶対途中で投げ出さないように工夫をしていたので、ピタッと当たっていてびっくりしました。
マ:小さいころから計画したことはきちんと実行するという習慣があったんですね。就活しているときもそんな感じだったんですか?
麻耶:そうですね。ちょっと、私のイメージとは違うかもしれないのですが(笑)、実は大学2年の秋ぐらいから、ネットでの就活というか、マイナビさんのような就職情報サイトに登録したり、会社四季報を読んだりして、企業研究をはじめていました。小学生のころから教師になりたくて、中学校のときに英語の先生になりたいと思い、それで大学も英文科を選んだのですが、高校生のときの英語の先生が、一度銀行に勤めてから教壇に立たれていたんですよ。その先生の影響で、社会を見るってとても大事だと。私も、社会勉強してから教壇に立とうと、高校1年生のときに決めたのです。
マ:それは早いですね! それで、どんな企業に就職しようと?
麻耶:レンタルビデオ店でカウンターのアルバイトをしていて、接客が大好きだったので、接客系のホテル、デパート、化粧品の販売、旅行代理店などを主に見ていました。
マ:なるほど、診断結果でも、「明るく話し好きで、どんな人とでも落ち着いて気軽に話ができる」「社交性に自信があり、初めて会う人にも物怖じしない」と出ていますね。
麻耶:これもまさに当たっています。本当にすごいです!
マ:実際には、接客系の企業を受けたのですか?
麻耶:いえ、結局は受けなかったです。就活中の大学3年のときに、日本テレビの『恋のから騒ぎ』に出させていただいたことがきっかけで、テレビの仕事に興味を持つようになったのです。それで、テレビ局で働きたいと思って、途中からマスコミにシフトしました。最終的にはアナウンサー1本になったのですが、アナウンサーって2パターンあると言われていて、昔からアナウンサーに憧れて専門学校にも通ってというパターンと、突然思い立って勉強を始めるパターンがあるんですね。私の場合は後者でしたから、短い準備期間でいかに効率的に就活できるか、そこからは急ピッチで具体的に計画を立てました。
たとえば、何月に試験があるからそれまでにOG、OB訪問をして、アナウンサーの方に会えるなら会ってお話を伺いたいとか、このセミナーには行けるとか、大学の就職センターも活用しようとか。そうやってあらためて振り返ると、私って、天性の計画好きなのかもしれませんね(笑)。

マ:次に、小林さんが仕事に求める価値観を見てみると、「友好」がトップになっています。「周囲の人と良好な関係を築いていくことを重視する」「人から信頼される行動を取ることに努める」と出ていますが、いかがですか?
麻耶:たしかに、これも当たってます。テレビの仕事はチームワークが本当に大事で、「自分さえよければ」は、まったく通用しない世界。特にアナウンサーはタレントさんとスタッフさんのかけ橋のような存在で、スタッフさんの気持ちもわかるし、出演者側の気持ちもわかるという中間の立場だと思うんです。だからこそ、スタッフさんの演出意図を汲みながら、タレントさんに気持ちよく番組をやっていただけたら、すごくうれしいし、そうなるためにはどうしたらいいかを考えることも喜びです。そういう意味でも、「友好」は普段から大事にしていることですね。
マ:スタッフと良好な人間関係を保つために、普段から心がけていることはありますか?
麻耶:よくコミュニケーションをとるようにしています。いい番組をつくりたい、素敵な番組を視聴者に届けたいという気持ちはみんな一緒だけど、考える方向性や角度は人それぞれ違う。それをどうやって同じ気持ちに持っていくかということが大事で、そのためにも相手を理解しないとダメだと思うのです。それに、相手の考えを知ることで、自分の立ち位置や求められていることを知ることができる。それも「きちんと手順を踏んで」につながるのかもしれませんが、それが上手にできると、私も気持ちがよくなるんです(笑)。

マ:向いている職業の1位は生産・製造技術、2位は調査研究・マーケティングでした。この結果を見ていかがですか?
麻耶:生産・製造技術って具体的に何ですか?
マ:生産管理(スケジュール・コスト・人員の管理)や、工場などの生産ラインの企画・設計、製造技術に関わるエンジニアなど、比較的理系に通じる職業ですね。
麻耶:そうなんですか〜?!私、完全なる文系だったんですけど〜!(と、ここで机に倒れこむ小林さん)
マ:ただ専門技術だけでなく、幅広いことに興味を持ってモノづくりの醍醐味を味わいたいとか、几帳面で、協調性と主体性をバランスよく発揮できる人に向いている職業なので、そのあたりが該当したのかもしれませんね。
麻耶:なるほど、きちっとしていると気持ちいいですもんね。スケジュールを決めて、みんなに実行してもらって、それがうまくいったら「やった!」っていう気持ちになるかも(笑)。アナウンサーの仕事でも、スタッフさんが書いた台本を基本に進めていくのですが、そこに番組の流れがスムーズにいくかもと思って、自分の考えを少しプラスすることがあって、それがうまくいったときの喜びはひとしおです。
マ:実は、そのアナウンサーは、全体(56職種)の25位…ほぼ真ん中でした。
麻耶:やだ〜!!本当ですか?!でも、真ん中ぐらいにあっただけでもありがたいです(笑)
マ:上位の中で気になる職業はありましたか?
麻耶:やはり18位の販売スタッフ・接客。あとは6位の宣伝・広報ですね。TBS社員時代は、TBSを宣伝するのが大好きでした。スタッフさんが寝る間も惜しんで熱い思いを持ってつくっている番組を、私も愛情を持って、一人でも多くの方に見ていただきたいという気持ちでがんばっていたので、宣伝・広報はとても興味がありますね。
マ:MATCHをやってみて、いかがでしたか?
麻耶:ものすごく楽しかったです。診断結果も面白かったですし、MACTHの質問に答えている最中も、問われて初めて「私、本当はこっちを重視してたんだ」とか、自分に対するあらたな発見ができました。似た質問が何回も繰り返されるので、そこで悩んだりもするんですが、ここまで細かく結果が出てきたのはちょっと驚き。しかも深いところで当たってました。MATCH、スゴイです(笑)。
特別公開!小林麻耶さんの適職診断結果はこちら!


インタビュー中、終始笑顔で、楽しい雰囲気をつくりながらも、きちんと言葉を選び、「それが、私が○○と思う理由です」というように、最後まで丁寧に答えてくれるところに人柄を感じる小林麻耶さん。後半は、小林さんが憧れの職業を手にするに至った“就活の必勝法”について、お話を伺います。次回もどうぞお楽しみに!
- vol.01 佐々木希さん(前編) 10/15掲載
- vol.02 佐々木希さん(後編) 11/02掲載
- vol.03 小林麻耶さん(前編) 11/16掲載
- vol.04 小林麻耶さん(後編) 12/01掲載
- vol.05 細川茂樹さん(前編) 12/15掲載
- vol.06 細川茂樹さん(後編) 1/4掲載
- vol.07 ロザンさん(前編) 1/25掲載









