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ホテル業界の採用話

ホテルの採用枠

一般企業と同じで、ホテルでも新卒の一括採用と中途採用の両方を行なっています。新卒採用時に見るのはその人がどれだけ成長するかというポテンシャル。中途採用時に求めるものは即戦力です。よって、中途採用の場合は、経験者が断然有利と言えます。ここでは、新卒学生を対象に、従業員300人規模以上の一般的、典型的なホテルに入社する例を紹介します。

平均的に、ホテルでは毎年、社員数の10%前後の人数を新卒として採用します。つまり、300人規模のホテルであれば30人ほどを採用する計算です。もちろんこの数字は景気やビジネス環境によって大きく変動しますので、景気がよくなれば多く採用し、不景気時には採用しないこともまれにあります。

また、景気動向や企業規模に左右されますが、新規開業ホテルは、全スタッフの30〜40%といった具合で、たくさんの新卒者を採用する傾向があります。ホテルの会社説明会は、多くが2月か3月ごろ開催されます。そして、自社ホームページやマイナビなどの就職サイトでエントリーを受け付け、一般企業より若干遅いペースで採用活動が行うところが多いようです。

面接の回数は?

面接は平均して4回ほど。一般的な例では、一次面接は集団面接(学生5人、面接官2人)、二次でグループディスカッション(6人ほどのグループに分かれ、提出されたお題に沿ってディスカッションをし、そのディスカッション時の役割や発言内容を審査するという選考方法)、三次で部長クラス面接、四次が最終の役員面接という流れです。中には十次選考まで用意している企業もあるようです。

採用面接が活発化するのは例年4月から5月にかけて。早ければ5月末〜6月には内定が出ます。ただし、夏までずれ込んで行うホテルや、追加募集をかけるホテルもあり、12月くらいまで行っている企業も珍しくありません。ホテル業界の採用活動は長期化しているというのが最近の傾向です。

面接では個々の輝きをチェック!

採用選考でホテル企業が重視するのは、やはり人柄とアピアランス(容姿)です。幹部候補生採用の場合は別ですが、ほとんどの場合、学校の成績よりも人柄がポイントになります。アピアランスとは、フェイスがいいということよりも、スーツをきちんと着こなしているか、礼儀やマナーがきちんとできているかということ。つまり、第一印象のことです。

人材こそがホテルの商品ですので、入社すると、人事担当者は「人材」を、ホテルの商品という「人財」にすべくトレーニングするわけですが、採用面接は、原石を選び出し、買い付けるという場です。何百人という学生に会い、その原石をチェックし、磨きがいがあり、磨けば宝石のように輝いてくれるかどうかを判断して、ほんの数人をピックアップしていきます。応募者は、きらりと光る自分の中身、「ホテルの現場で必ずいい輝きを見せます!」ということを伝え、その他大勢のなかから人事担当者の目に留まるようにアピールをする、それが就職活動です。

最後に、ホテル志望の学生の多くが気にする「語学力」についてお伝えします。語学力は必須スキルではありません。外国語が話せなくてもホテルに就職できる人も多くいます。ただ、逆に言えばホテルマンにとって英語をはじめ語学力はツールの1つですので、持っていた方がいいことは間違いありません。特にお客様の外国人比率が高いホテルにおいては有利に作用するでしょう。ですから、語学ができないからホテルマンにはなれないと最初から諦めないで、本当にホテルマンになりたいのであれば、今日からでも勉強を開始することが大事なのです。

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