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VOL.08 大手中小,ベンチャー,or外資〜女の選択〜

それぞれの【社風】を見てみましょう

こんにちは、「女子学生ナビ」編集長の藤井佐和子です。

会社を選ぶうえで、意外にも一番大事なことは「社風」です。自分に合う社風かどうかです。入社してから、何かしっくりこないと感じるのは、この社風が大きな要因だったりするものです。

企業群を大きく分類すると
(1)「大手、大手関連企業」「中小企業」
(2)「ベンチャー企業」
(3)「外資系企業」

です。

ということで、【女の選択編】第2回目は「大手中小,ベンチャー,or外資」。

それぞれ特徴はありますが、この3つの違いを3年目先輩社員それぞれの活躍から、想像してみてください。

(1)A子さん(飲料メーカー3年目)

A子さんは現在、総合職営業として、お客さままわりを日々行っています。月末月初の繁忙期は、8時くらいまで残業することもあります。

入社当初は、上司や先輩と一緒に営業先を回ることがほとんどでしたが、今はようやくA子さんに任される部分も増え、責任感もぐっと出てきました。

部署のみんなは仲が良く、仕事が終わってから飲みに行く機会も多く、特に残業をしていると、帰りに一杯どう?なんて声が聞こえてきます。同期も多く、また、中途採用よりも新卒採用中心で、9割が新卒入社です。一から育て上げようという気持ちも会社全体で感じられ、新人研修は3カ月にもわたったため、同期同士一体感があります。

A子さんは、アットホームな今の会社が好きですが、少し物足りなさも感じることがあります。それは、女性に優しすぎること。男女差はない、と言いつつ「女の子」と呼ばれることもあり、女性管理職は社内に3人しかいません。営業も女性は少なく、ロールモデルがいないのが不安。ですが、育児制度も整っていて、その点は安心できます。

(2)B子さん(ベンチャー広告会社3年目)

B子さんは現在、設立6年目、80人規模の広告会社で営業職として働いています。

入社してすぐにアポ取りからスタート、先輩が同行できない時は、入社数カ月で一人で営業に向かうこともありました。1年目から一人で任され、試行錯誤はありましたが、早いうちから実践を積ませてもらえたので、今では後輩の面倒を見るまでに至っています。

社長は42歳、上司は34歳、平均年齢は、26歳と若い会社なので、勢いもあり、ノリもよく、仕事が終わった夜10時からみんなで朝まで飲みにいくことも。

これからの展開として会社は株式上場を目指しており、ノルマもぐっと厳しくなったことが辛くもありますが、まだ年齢的に、自分も含め体力があるので頑張れますし、大学の同級生と話をすると自分がいかに短期間に多くの経験を積ませてもらえ、スキルが身についたか実感します。

ただ、これから年齢と共に体力がどこまで持つか心配になることもあります。

(3)C子さん(外資系コンサルティング会社3年目)

C子さんは現在、米国系コンサルティング会社でコンサルタントとして勤務しています。3カ月〜1年前後のプロジェクトをいままで5つほど経験しました。

同期には優秀な人が多く、ついていくので精いっぱい。帰国子女も多く、みんな、わからないことはどんどん自分から聞いたり臆することなく発言するので、何も言わないと置いてきぼりです。

自主性、主体性を尊重されますが、一方でやるといったことができていなければ大きくマイナス評価につながります。スピードも速く、いかに効率よく仕事を進めるかが課題で、自分で判断する範囲も広く、やりがいを感じると同時に責任の大きさも感じます。

先月は1カ月、アメリカ本社にトレーニングに行き、さまざまな国の人たちと一緒に研修を受けてきました。刺激を受けて帰国し、今は、プロジェクトリーダーとして3カ月のプロジェクトの責任者を任されています。

それぞれの社風、環境面を比較してみましょう

さて、三人の先輩の事例を読んで、みなさんはどう感じましたか? 確かに一長一短ですが、それぞれの社風、環境面を比較してみてください。

以下に、たとえばこのように言われることが多い、というそれぞれの特徴を纏めてみます。

(1) 大手・中小企業
・新人研修がしっかりしていたり、会社全体で一体感がある傾向がある。
 福利厚生も比較的取り揃えているところが多い。
・女性管理職がまだ少ないところや大きな仕事を任せてもらうまでに比較的時間がかかるケースも。

(2) ベンチャー企業
・年功序列というよりは完全実力主義のところも多く、入社数カ月で仕事を任されることも。
 平均年齢が低いところが多いため活気がある傾向がある。
・一人ひとりが負う責任が大きいため、残業は多い場合がある。
 福利厚生などは、完備されているところ、整備中のところとさまざま。

(3) 外資系企業
・女性管理職が比較的多い傾向がある。
 自分でスケジュールを管理でき、育児休暇など制度がしっかりしているところも多い。
・日系企業と比較して給与ベースは高いが、結果がすべてであるため、結果が出せなければ給与も
 低くなりがち。誰かに教えてもらうというよりは、自分で調べて何とかしなければならない
 ケースも多々ある。

もちろん、一概に3パターンに分かれるわけではありませんが、それぞれの特徴から自分がどんな環境を望んでいるのかイメージできるのではないでしょうか。

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