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VOL.07 一般職or総合職〜女の選択〜

【女の選択】編、いよいよスタート!!

こんにちは! 「女子学生ナビ」編集長の藤井佐和子です。

今回のコラムから「女の選択」をテーマにお伝えしたいと思います。

“シュウカツ”では、さまざまな選択肢という壁にぶつかる方も多いかと思います。どっちを選んだらいいのか判断できず一歩を踏み出せなかったり、両方を追いかけてしまったり…。結果、どうしたらいいのかわからなくなってしまった、なんてこともよくあります。

今回からは、それぞれの選択肢の具体的な姿と選んだことによる結果がどうなるのか、実際の社会人として働いている人たちの悩みをもとに検討していただきたいと思います。


【女の選択編】、1回目のテーマは「一般職or総合職」。

ここに社会人3年目の先輩A子さんとB子さんがいます。A子さんは「一般職」、B子さんは「総合職」を選んで働いています。

それぞれを選択した社会人の先輩たちは、現在どのように活躍し、何を悩んでいるのでしょうか。

♪A子さん(商社一般職3年目)

A子さんが配属されたのは資材部。現在、事務、サポート職として、見積書作成、請求書発行、営業が提案するための資料作成、お客さまからの連絡があった場合のメールや電話での対応、営業のスケジュール管理が主な仕事です。
残業は、月末月初の繁忙期は8時くらいまで残ることもありますが、繁忙期でなければ、定時または定時を少し過ぎたくらいの時間に退社できます。

30代後半の先輩女性を見ていると、自分との仕事の差もなく「私もずっと今の仕事をやり続けるんだな。飽きたらどうしよう。スキルアップできるのかな」と不安になることも。さらに、先輩とA子さんの給与はさほど変わらない様子。

A子さんと同じような不安を感じた同期の中には、総合職に職種転換した人もいますが、そこまで腹は括れないし、いまさら…と思って迷っています。一般職なら転勤もないし、仕事も定時に上がれるし、出産育児でブランクがあっても復帰後は両立できそうだし、と条件面がかなりメリットとして考えられるからです。

♪B子さん(製薬メーカー総合職3年目)

B子さんは現在、MRといって、主に病院など医療機関の医師に対して医薬の営業をする仕事に就いています。今日はどのお客さまのところに行くかなど自身でスケジュールを立て、既存のお客さまを中心に訪問しています。

男女関係無く結果を求められるからこそ、受注につながればそれが成果として評価され、給与にも反映されるので自分の成長を感じられます。

しかし、お客さまの予定に合わせなければならないため帰りが遅くなったり、繁忙期によってはハードワークになることも。また、数字(ノルマ)がプレッシャーになることも否めません。そういった点がストレスではあります。

ただ、お客さまと接することで学べることも多いため、視野も広がり、3年目なのにここまで任せてもらえることはありがたいと感じています。

最大のネックは、転勤がいずれあるかも知れないこと。会社側も、ある程度場所に関しては配慮してくれる様子ですが、将来、結婚や出産などのライフイベントの変化を考えると不安にはなります。

やりがいと不安の狭間で悩む日々です。

あなたはドッチ!? 一緒に考えてみましょう

さて、お二人の先輩の事例を読んで、みなさんはどう感じましたか? 確かに一長一短ですが、それぞれの働き方や将来像、どちらの方が自分に合っているのか、検討してみましょう。

まず大事な選択のポイントは「将来仕事を通して、どうなりたいのか」です。なぜならば、一般職と総合職の大きな違いは、仕事内容だけではなく、将来像だからです。

会社によって、一般職、総合職を分けているところとそうでないところがあります。主に大手の商社、メーカーなどは一般職と総合職に分けていますが、最近では金融を中心に、一般職と総合職の境目をなくしているところも増えています。今まで一般職が従事していた事務的な仕事は、派遣社員や契約社員に任せるのです。また、ベンチャー企業を中心に中小企業では、特にこの2種類に職種を分けていないところが多いです。

一般職と総合職、仕事内容の違いは

さて、一般職の主な仕事は、各部署の事務、アシスタントなど。配属される部署によって業務内容は異なります。

営業部であれば、資料作成、見積書作成、受発注業務など、お客さまとのやりとりをする営業の仕事がスムーズに運ぶよう支援すること。一方、総務部であれば会社全体の管理をする部署ですから、備品管理、社用車管理、株主総会準備など、そのサポートをするのが役割となります。

縁の下の力持ちとして、周囲のサポートをするのが好きな方や、細かい事務処理、滞りなく物事を進める準備などがやりがい、と感じる方には向いているかもしれません。

では、総合職の仕事内容は?というと、これもまた、配属される部署によって、やることは異なります。

人事、経理などの管理部門や、営業、技術研究など、さまざまです。文系の総合職は、まずは営業に配属されることも少なくありませんし、理系では、大学・大学院で学んだ、専門分野を活かしての技術研究職に就く人も多いです。

尚、確かに総合職は、男女関係なく、成果を出すことを求められます。しかし、多くの方が気にされている転勤に関しては、女性には多少の考慮をしているという会社も少なくありません。どうしても転勤は困る、でも総合職にチャレンジしたい、という方は、全国展開していない企業を選ぶ(しかし、入社後支社が他地域や海外に急に立ち上がる可能性も)、転勤のない総合職として専門職(地域採用で、家から通える範囲での転勤のみを約束された職種)を選ぶ、ということも可能です。ただ給与面では、転勤可能な総合職よりも低めの設定になっている企業もあります。

一般職と総合職、将来像の違いを確認!

まず、一般職の将来ですが、給与の大幅アップは望めません。その理由は、総合職には役職手当という管理職になると付与されるものがありますが、一般職が管理職になることはほぼないからです。給与アップを目指したい方にはお勧めしません。また、仕事内容は会社や職場によりけりで、年々新しいことを任される、というところもあれば、10年前と大きな変化がなく、同じ仕事をやり続けている、というところも。しかし、年数と共に仕事もスムーズに行えるようになり、定時にはよほどのことがなければ帰れるという点にメリットを感じて働き続けている人もいます。

一方、総合職の将来は、男性と同じように、自分の担当を任されます。また、役職に就く、数値目標を達成する、などによりそれに見合った給与アップが見込めます。年功序列ではありませんが、経験と共に給与が上がっていくのは一般職よりも顕著です。また、転勤や異動で様々な経験を積むケースも多く、将来的には会社の経営を担うことを期待されています。自分の力を試したい、給与アップを目指したい、やったらやっただけの評価がほしい、という方にはお勧めです。


いかがでしょうか。一般職と総合職の役割、および将来像は大きく違います。
まずは、将来どうなりたいのかを明確にし、“シュウカツ”してみてはいかがでしょうか。

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