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VOL.05 営業職をイメージで捉えていませんか?

営業職のやりがいは?

「人と接する仕事がしたいんです。」「相手に喜んでもらうのが、私のやりがい!」「社会貢献できる仕事がしたい!」女子学生のキャリアカウンセリングで、どんな仕事をしたい?とお聞きすると、こんな答えが返ってくることが多いです。

私自身の学生時代を振り返るとまさにそうなのですが、社会で仕事をすることはもちろん前向きに考えてはいるものの、具体的に一体どんな仕事が自分に合うのか、何をしたいのか、わからなくて立ち止まってしまうことってあるのではないでしょうか。
それは、そもそも世の中にどんな職業があるのか、よくイメージがつかないから、といった理由が大きい気がします。更に、職業イメージを「なんとなく」でとらえている人も多いようです。

今回のテーマである、「営業職」がまさにそう。冒頭で例に挙げた、「人と接する」「相手が喜ぶのを感じられる」「社会貢献ができる」というキーワードから連想できる仕事内容は、ずばり、営業職ではないでしょうか!

そんなキーワードを自ら発した女子学生たちに、「営業は?」とお伺いすると、「営業は違うんです」「私には無理だと思います」という言葉が返ってくることがあります。しかし、私が、営業職のすべきこと、やりがいなどを伝えると、それならやってみたい、と考えが変わる人が多いです。また、中には、「最初は営業は考えていませんでしたが、OB・OG訪問をしていくうちに、先輩女性がイキイキ活躍している様子を見て、営業いいなーと思えたんです」とおっしゃる方もいました。

営業を避けたいばかりに事務職を考える女子学生も少なくありません。事務職がやりたい!と心から思っている、というよりは、営業は嫌なので、事務職だったら私にもできそう…という風に。しかし、事務職だったら、なんて軽い気持ちでは受からないのが現実。これについては、今後のコラムでお話しするとして、今回は、営業の本来の魅力、やりがい、自分に合う営業スタイルの見つけ方などに触れてみたいと思います。一体、営業を避けていた人が、やってみたいかも!と気持ちが変わる理由はなんでしょうか。

「ノルマが怖い」「押し付けるみたいで嫌だ」は勘違い

何を隠そう、私も営業職だけは避けたい、とずっと思い続けていた人間でした。その理由は大きく二つ。「ノルマが怖い」「人にモノを売るなんて、押し付けるみたいで嫌だ」。しかし、ある一瞬の出来事で、営業のイメージがガラッと変わり、営業ってなんて楽しいんだろう!という気持ちになれたのです。

当時、事務職として働いていた私。あるとき、営業が出払ってしまっていたため、代わりにお客さま先にお伺いすることになりました。新規のお客さまだったのですが、はじめて会議室に通されたときは、緊張しっぱなし。しかし、会話をしていくにつれ、「お客さまは怖くない。パートナーなんだ」ということがわかりました。というのも、営業の仕事はお客さまが困っていることを解決すること。そのために、まずは話をひたすら聞き、問題を共有し、そしてそのための解決方法を提案する、といった流れになります。私の場合、最終的にお客さまがその提案に納得してくださり、受注につなげることができました。
簡単に言ってしまうとこんな感じなのですが、その中で感じたこと。

・お客さまはパートナーである。解決のための提案をすると、喜んでもらえる。
・直接、感謝の言葉をもらえる。
・売上など、自分の成果が数字で表れるためわかりやすく、目標が明確になる。


営業には、こんな特長があります。また、やってみてもっともよかったこととは、「営業をしていないと出会えないようなお客さまから色々と教わることが多く、視野が広がること」です。
当初、ノルマが怖い、お客さまに押し売りする感じになるのが嫌、と言っていた私ですが、数字は後からついてくるもの、自分がいいと思うものなら自信を持って薦められるし、お客さまから色々学べるんだ、ということがわかりました。

あなたに合った営業スタイルがきっとある

最後に。営業にもさまざまな形があることを知り、自分に合うスタイルを選ぶことで営業すべてを選択肢から削除するのではなく「これだったらできそう」を見つけられるよう、考えておきたいポイントを3つあげてみたいと思います。
自分だったら、をすり合わせてみてください。

(1)お客さま
個人や法人など、どんなお客さまに提案したいか。個人ならどんな相手? 法人だったら? 特に、相手に喜んでもらいたいという気持ちの強い人は、自分に合うお客さまをしっかりイメージしてみてください。

(2)売るもの
提供するものにはこだわりますか? 特に、自分が好きなものだったら薦められるけれど、そうでないものは積極的に提案できないという人は、何だったら売れるのかを考えてみてください。

(3)売り方
自分に合う売り方は?「お客さまが足を運んでくれる」「自分から出向いていく」どちらでしょう。更に、自分から出向く場合、決まったお客さま(既存顧客)への訪問か、お客さまを開拓(新規顧客)するのがいいのか、どちらでしょう。また、(1)と(2)の組み合わせによっても、(3)の動きは変わってきます。


いかがですか。営業と一言で言っても、さまざまなパターンがあります。営業は嫌、とひとくくりにする前に、自分に合うスタイルがあるのではないか?を考えてみてからでも遅くありません。

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