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VOL.03 持っていると得をする資格やスキルとは?

まずは「社会でどんな仕事をしたいのか」が最優先

学生からの質問で多いのが「語学力はあったほうがいい?」「どんな資格を取得したらいい?」など。みなさん、「果たして語学や資格は就職に役立つのか?」ということが知りたいようです。今回は、どんなスキルや資格があれば、女性が結婚、出産などのライフイベントと両立しながら、長く活躍できるのか、をお話したいと思います。

まず、「何か勉強した」ということは、少なからずアピールになります。「学生時代に勉強面でどんな努力をしていたのか」をわかりやすく伝えるのが語学のスコアや資格です。当然、語学や資格だけでは「即戦力」とは言えませんよね。なぜなら「知識はあってもそれを使った実務経験がない」のですから。しかし、学生は全員、社会での経験がなくて当たり前。スタート地点は一緒なのです。その中で多少なりとも差を出すために、知識は有効です。

しかし面接では、語学力や資格を持っていることをアピールしようとしてつまずく人が多いようです。たとえば面接官から、「なんのためにその語学力を身につけたのですか?」と質問をされたとします。その時、仮にあなたが「とりあえず」とか「理由はないけれど、アピールになると思ったから」という理由で勉強していた場合、どう答えるでしょうか?
理想的な答えは簡単、「将来、御社で活躍しつづけるために活かせると思ったから」ですよね? でも、そこが明確ではないと「何かの役に立つと思って」とか「なんとなく」といった漠然とした回答になってしまいます。
語学や資格を勉強する際、まずは「社会でどんな仕事をしたいのか」を明確にしましょう。

必ず目的を持って勉強すること。社会人の行動には、必ず目的があります。「何のためにこれをやるのか」をはっきりさせてから勉強もスタートしましょう。先にもお話したように「ただなんとなく」「とりあえず」はNG! 「どんな仕事をしたいのか」「どんなふうに働きたいのか」。目的を明確にすれば、自然と「何を学ばなくてはならないのか」が見えてきますよ。

資格以外で、社会で必要とされるためのスキルって?

では次に、資格以外で、社会で必要とされるためのスキルってなんだろう、を考えてみると…。
就職活動のために自己分析を頑張っている方も多いと思います。「私ってどんな強みがあるんだろう」「学生時代、何を頑張ってきたっけ…」そういった壁にぶち当たりなかなか前に進めない方、まずは「私は将来どうなりたいのか」「将来どうなっていると、社会から必要とされ続けるのか」について考えてみてはいかがでしょうか。

社会人になると、その職種によって評価されるポイントが変わります。たとえば「営業」は、まず「売り上げを上げること」、そしてお客さまと直接接する仕事ですから「会社の顔としてきちんとした対応をすること」が求められ、それができているかどうかが評価の対象になります。同じ「営業」と名のつく仕事でも「営業推進」では、営業が滞りなく仕事が進められるように、売り上げ設定や、必要に応じたツール開発、データ提供、研修やセミナーなどのサポートをすることが役割で、その内容が評価の対象になります。
このように、社会ではそれぞれの仕事内容や立場によって、求められる成果が違うのです。
ですから、「私はどんな仕事をしたいのか」ということを考えるためには、必然的にさまざまな職種について知る必要があります。

結婚・出産後も社会で必要とされる人になるには

上記をふまえた上で今度は、結婚や出産など、プライベートも充実させながら、仕事でもきちんと必要とされ続けるために持っているとよいスキルについて考えてみましょう。学生と社会人では、何をやったらそれぞれの立場で評価されるのか? ということに目を向けてみてください。
おそらく学生は勉強の成績で評価されるのに対し、社会人は、会社や社会に貢献したり、自分の役割をまっとうし、成果を出すことで評価されると思います。つまり、学生の評価基準と社会人の評価基準は違う、ということです。
特に社会や組織の中で活躍するためには、ひとりで成績を上げるのではなく、周囲との連携を図って、いかにチームプレイを意識して成果につなげられるか、が大事になってきます。これは、どんな職種でも同じです。
以前、キャリア相談にいらした社会人女性が、こんなことで悩んでいました。「一生懸命頑張っているのに、誰も助けてくれない。誰も評価してくれない。」何とも悔しそうな声で。一体何が起こっているのでしょうか。彼女は勉強熱心で、頑張り屋さんでした。しかし、それだけでは周囲はいざ、というとき協力してくれないのです。仲間として仕事をする以上は、自分のことだけでなく、周囲と協力しながら仕事を進めること、これが基本になります。

オリコン・モニターリサーチが 20代〜40代の社会人に対し「新入社員に求めるスキル」を調査したところ、
1.常識力(65.0%)
2.挨拶力(59.8%)
3.コミュニケーション力(53.0%)

という結果が出ているそうです。

これらは、まだ社会で実績が出ていない新人が、社会の一員として認めてもらうために必要な、最低限の行動、スキル、と言えそうです。
また、ある企業が、結婚、出産後も活躍し続けている女性の特性を調べたところ、共通して、「社内コミュニケーションが得意」という結果が出たそうです。円滑な社内人脈を作り上げていくことで、より多くの人に協力を仰ぐことができます。また、会社組織は、自部署だけで完結することはほぼありません。他部署との連携を取りつつ、仕事を進める際、スムーズに事を運ぶことができること、これこそ最も大事なスキルなのです。

社会人デビューしたら、まずは挨拶、自ら周囲に関わる(待っているだけではだめ)、相手に興味を持つ。これを実践してください。また、自分の部署だけでなく、他部署にも興味を持ちましょう。組織で活躍し続けている人は、なんと、社内に知り合いが多い人なのです。最初は見えている世界は小さいと思います。でも、年月が経つごとに、任される仕事が増え、その際に1人で解決できないことに直面します。そんな時、社内に味方がたくさんいることで、仕事がスムーズに行くことが実感できるでしょう。まずは社内の人にどんどん関わる。これを繰り返していくと、会社全体とつながりを持つことができるようになり、あなたは「必要な存在」となっていくのです。

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