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VOL.02 女性が活躍できる企業の見分け方

大切なのは「将来のビジョン」

みなさんは企業研究をする中で、どんなことを「会社選び」の判断基準にしていますか? おそらく「女性が働きやすいかどうか」も大事な要素となるのではないでしょうか。その中でも、具体的に「子育て支援が充実している会社」という要望が多いように感じます。実際、「一生働く」ことを視野に入れてご自身のキャリアを考えている方も多いはずです。

私は日々、女性のキャリア相談に乗っているのですが、相談は必ず仕事だけでなく、プライベートの事情が絡んでいます。結婚や出産は、まさにその代表的なもの。子供が小さいうちは育児に専念して、その後復帰、という考えもありますが、一方で、子育てしながら仕事も辞めずに続けることも考えるようであれば、やっぱり重要なことは、「会社選び」かもしれません。

そんな会社を選ぶ際のポイントとしては「女性の人数が多いか」「女性の平均年齢が高いか」「時短勤務など、具体的にどんな制度があるのか」「管理職として定年まで働く女性がどれだけいるのか」などです。これは『就職四季報女子編』(東洋経済新報社)や先輩女性の声を参考に情報収集したり、また最近では、会社説明会できちんと説明してくれる企業も増えています。社会は「これからは女性に長く働いてほしい」と願っていますから、私たち自身が両立する事例になっていかなくてはなりません。ですから「女性が働きやすい」などの条件だけでなく、出産、子育てと両立してまで頑張りたい仕事、やりがいを持てる会社・仕事を選ぶことがとても重要なのです。

就職活動に必要な行動として、情報収集が挙げられます。しかし、情報が多い中、量に溺れて疲弊する方も少なくありません。そうならないために、まずはじめに明確にしていただきたいこと。それは、「将来のビジョン」です。
みなさんは、どんな社会人になりたいですか? 会社選びとは、自分の思い描く将来のビジョンに合う会社を探すこと、といっても過言ではありません。つまり、5年後、10年後、「こんな風に活躍したい」と思う仕事や働き方を叶えられる会社かどうか、ということです。
自分自身の「将来のビジョン」が明確でなければ、会社選びの軸もはっきりせず、情報の取捨選択ができなくて当たり前ではないでしょうか。

女性が管理職として活躍しやすい企業の特徴

認定マーク「えるぼし」

みなさんの先輩である女性たちも、女性が活躍しやすい企業かどうかを真剣に見極めて入社している方が多く、また企業も優秀な女子学生を多く集めたいといった理由から、どれだけ自社が女性活躍推進に力を入れているかを謳っているところが増えています。しかし現実問題として、業界や会社によっては「男性社会」で、女性が活躍しづらい風土のところもありますので、事前にしっかりチェックしてくださいね。では、女性が管理職として今後活躍しやすい企業とそうでない企業の違いは、どうしたらわかるのでしょうか。それは「会社が女性管理職登用に真剣に、かつ計画的に取り組んでいるか」を確認することですが、それはこんなところからわかります。

・「○年後に女性管理職○人にする」などの具体的な数値目標がある
・量より質での評価基準を設けている。
 (会社への貢献度を時間数よりも仕事の質で見ている)
・女性管理職育成のためのプログラム、研修がある


そして何よりも、「経営層からの明確な意思表示」があるかどうかです。現実問題として「女性の管理職を受け入れられない」という価値観を持った人間は、社内にはたくさんいます。その人たちが納得して女性を受け入れるためには、まずは経営層が方針を会社全体に浸透させる必要があるのです。

活躍しやすい会社選びのコツ、わかりましたか? もちろん、そういった会社に選ばれ、戦力になっていくためには、みなさん自身も受け身ではなく、能動的に社会に参加し、「自分には何ができるのか」を考えたうえで就活を進めていく必要があると言えますね。

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