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Lesson1 あなたに合ったスーツの選び方

スーツ選びのポイント

“リクルートスーツ”と聞くと、頭に浮かぶのは、黒いスーツに白いシャツ。
あなたも、先輩たちが同じような格好をして就活に励む姿を目にしたことがあるはず。
そのとき、「なぜ、みんな黒なんだろう?」「制服みたい」と思ったことはないでしょうか? 実は、個性化、グローバル化が求められる一方で、就活生の選ぶスーツは近年ますます保守化傾向を強めているのです。その中で、選ばれる人になるためには、むやみに個性を主張するやり方ではなく、周囲と調和しつつ、目上の人=面接官に安心感と好感を与えることがポイントです。だらしなく見えるのはNG。同じような服装だからこそ着こなし方で差が出ます。まずは、定番の黒いスーツで、あなたを美しく引き立たせてくれるシルエットのものをしっかり選びましょう。

監修:スタイリスト/佳音(かのん)
衣装協力:ザ・スーツカンパニー新宿本店

基本のスーツ

スカートスタイル
スカートスタイルストッキングの色選びや靴も抜かりなく
就活の基本は黒の2つボタンのジャケット+ひざ丈のタイトスカート。
スカートは立った時に膝が隠れ、座った時に膝上5cm以内になるのがベストな長さです。
ボタンに関しては、ジャケットのデザイン、特に丈によって、1つボタンという選択肢も出てきますが、どちらかというと、カジュアルな印象になるので、金融系など堅い企業を受ける場合は2つボタンのものを選ぶのが無難です。とはいえ、小柄な人やバストが豊かな人など、体型的に2つボタンのジャケットがどうしてもしっくりこない場合は、自分をより美しく見せてくれる1つボタンのものを選ぶことも検討してみましょう。女子の場合は、きちんとしたスーツなら問題ないという面接官も多いので、ボタンの数に固執しすぎて、印象を下げてしまうのはもったいないです。

パンツスタイル
忙しい日も、寒い季節もアクティブに乗り切る
パンツが苦手な人は、スカートで通すという手もありますが、やっぱり1本あると便利。最近は、就活用でも、スタイルアップが売りのデザインが豊富に出ているので、ぜひ試してみてください。ジャケットを購入する際に、最初からスカートとパンツを両方揃えておくとシチュエーションによって組み合わせを選べるのでラクです。

パンツスーツを選ぶポイントは、何といってもシルエット。画像は、「セミワイド」と呼ばれるもので、裾が広がりすぎず、美脚に見えるように、ヒザ位置をやや高めに設定してあるのが特徴。丈は、パンプスを履いて裾が甲にかかるぐらいがベスト。裾上げの際には、実際に履く靴の高さに合わせるのを忘れずに。

お役立ち情報

就活のスーツは何着必要か、気になるところですね。もちろん、それぞれの活動内容や活動時期にもよりますが、面接ピーク時に毎日スーツが必要になった場合を考えると2着はあると便利です。
まずは、画像のような背中の部分に裏地が全部ついていないオールシーズン用のジャケットスカートパンツを揃えて、様子を見てはいかがでしょうか?

冬スタイル

3シーズン対応可能なコートで寒さ対策を
コートに関しては、建物に入る前に脱ぎ、たたんで腕にかけて携帯するので、面接中にチェックされることはほぼありません。
スーツ姿で持つのにふさわしい、ベーシックな色、形、素材のものであれば、それほど神経質になる必要はないでしょう。
ただ、これから新調するのであれば、トレンチコートをおすすめします。
トレンチコート1着あれば、春、秋、冬と3シーズン活躍するので、準備期(インターンシップやOB・OG訪問時など)を考えるととても重宝します。

画像では、ボタンを開けて、ベルトを後ろでまとめてウエストを絞ることで、スタイル良く、活動的なイメージに見せていますが、ボタンを全部閉めて、ベルトをきちんと前で留めれば、がらっと印象が変わりです。
着方によって、表情を変えられるのもトレンチコートならではの魅力ですね。

お役立ち情報

ボタンで簡単に取り外しができるライナー(厚手の裏地)つきトレンチコートなら、春と秋は外し、冬は取り付けて体温調整ができます。
シワになりにくく、撥水加工が施してある素材を選べば、雨の日も安心。
画像のものは、パンツのときにも軽快にバランス良く着られるミディアム丈(着丈約80cm)。
これでは、ちょっと寒いかも…という人は、スカートが5cm〜10cm見えるぐらいのやや長めのものを。

夏スタイル

面接やリクルーター面談の場など

2016年卒の先輩から本格的な選考開始が8月1日からとなり、真夏日に就活する学生からは、夏スタイルはどうすべきか? という悩みの声が聞こえます。

夏の就活は、暑さとの戦い。クールビズが推奨されつつあるとはいえ、やはりジャケット着用はかかせ欠かせません。
2着目のスーツを揃えるなら、生地が薄くて軽い、通気性に優れたサマースーツがおすすめです。

<面接やリクルーター面談の場など>
採用試験などのときは、ジャケットを持参し半袖のシャツを着て移動するとよいでしょう。
面接会場に到着したときは、持参したジャケットを着用し臨むようにしましょう。

説明会やOB・OG訪問など

<説明会やOB・OG訪問など>
基本スタイルを少しゆるめることができる場では、インナーに首回りがすっきりと見え、汗を吸いやすいカットソーを合わせるなど工夫して、さわやかな印象をキープしましょう。

お役立ち情報

夏の就活に便利なアイテムとして、前面と袖にブラウス素材を使っているカットソーをご紹介します。一見普通のブラウスに見えますが、背中の部分はカットソーのみ。
汗で下着が透ける心配がなく、きちんと見えて涼しいすぐれものです。

靴の選び方

ヒールは太めで安定感があり、高さが3〜5cmのシンプルな黒パンプスがおすすめです。
甲が薄く、歩いていると脱げやすくパカパカしてしまいがちな人はストラップのあるものを選ぶといいでしょう。
雨の日用に合皮のものも用意しておくとベストです。

バッグの選び方

A4サイズが入るもので床に置いても倒れない自立タイプのものを選ぶようにしましょう。
合同説明会などで多くの企業を回ると、資料が入った手提げ袋を貰って両手がふさがってしまうことがありますので、肩にかけられるストラップ付きの鞄があると便利です。
合わないバッグを持ち歩くのはかなりのストレスになるので、ストラップは長さ調整が可能で取り外しができるものを選ぶとよいでしょう。
実際に店頭で試してみて、あなたの就活を快適にサポートしてくれるものを見つけましょう!


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profile

佳音(かのん)
スタイリスト / 厚生労働省指定キャリアコンサルタント(JCDA所属)

関西学院大学文学部日本文学科卒  神戸文化服装学院 夜間部 服装科中退   
アパレル、ファッションマーケティングオフィスを経て独立。スタイリスト歴20年。
Oggi、Domani、25ansなどの雑誌のべ150誌、TV番組、CMで有名タレントのスタイリングを多数担当。近年はスタイリストとしての知識、経験に心理カウンセリングを融合させ「おしゃれセラピスト(R)」として1人1人のキレイを見つけ、HAPPYに導く、“服で福を引き寄せる”活動を推進中。 
ブログ「ヒロインスタイリング」http://ameblo.jp/atelier-canon/

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