WEBテストとは?実施する目的と大学1・2年生からの対策を紹介

就活の際には、WEBテストが実施される場合があります。「WEBテストって何が出題されるの?」「何のために実施するの?」と疑問を持っている方もいるでしょう。
そこでこの記事では、WEBテストとは何かを詳しく解説。さらに、企業がWEBテストを実施する目的や、就活前の大学1・2年生のうちにできる対策を紹介します。
WEBテストとはどのようなものかを知り、対策を始めてみましょう。
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WEBテストとは
企業が人材を採用する際の選考では、採用する際の判断材料として適性検査が活用される場合があります。
適性検査は筆記で行われる場合もありますが、オンライン上で行われる場合もあります。オンラインで実施する適性検査が「WEBテスト」です。
WEBテストでは、言語分野・非言語分野・英語・一般常識・社会適合性・ストレス耐性など、さまざまな項目に関するテストが行われます。応募者のスキルだけでなく、性格や人柄などのチェックも行うのが、WEBテストの特徴です。
テストにおいてどのような分野が問われるか、どのような形式でWEBテストを実施するかは企業によって異なります。また、合格ラインやどの項目を重視するかも企業によって違いがあります。
企業がWEBテストを実施する目的

企業はなぜWEBテストを実施するのでしょうか。企業がWEBテストを実施する目的を解説します。
候補者の絞り込み
採用活動を行う企業には、多くのエントリーシートが送られてきます。
人気企業の場合には特に応募数が多くなりがちなため、応募者全員分のエントリーシートを確認するのは難しい状態です。そこでまずは、WEBテストで基礎的な知識やコミュニケーション能力のある人物かどうかを確認し、候補者の絞り込みを行います。
絞り込みを行ったうえでエントリーシートをチェックすることで、効率良く採用活動が進められるのです。
企業文化に合った人材の採用
企業は、自社の文化に合った人材を採用したいと考えています。
WEBテストの中には、性格適性検査が含まれたものもあります。性格に関する項目を確認することで、企業文化に合った人材の採用に役立つのです。
応募者である学生側から見ても、自分の性格にマッチした文化を持つ企業に就職しやすくなる点は、メリットが大きいといえるでしょう。
WEBテストの種類
WEBテストにはいくつかの種類があり、どのテストを使用するかは企業によって異なります。
テストの種類によって特徴や内容に差があるため、どのような形式があるのかあらかじめ調べておきましょう。また、志望する企業でどのような種類のテストを利用しているのかもチェックしておくのがおすすめです。
WEBテストの受験形式

WEBテストには2つの受験形式があります。受験形式は、応募者が選ぶのではなく企業に指定される場合がほとんどです。WEBテストの受験形式について、詳しく紹介します。
テストセンターでの受験
テストセンターでの受験は、指定された会場でWEBテストを受験するスタイルです。
自分の都合の良いタイミングを選んで、もしくは企業側から指定された日程で会場を予約し、受験します。会場では、他の受験者と一緒に用意されたパソコンを使ってWEBテストに回答します。
自宅でWEBテストを受験する場合に比べると、回線やパソコンの不具合により受験できなくなる、テストが中断してしまうなどのトラブル発生リスクが低い点はメリットといえるでしょう。
ただしテストセンターは時期によって混み合う場合があるため、余裕を持った予約が必要です。
自宅での受験
自宅から自分のパソコンを利用して受験するスタイルでWEBテストが実施される場合もあります。
自宅での受験の場合には、時間帯が指定されておらず自分の好きなタイミングで受験できる場合も少なくありません。ただし、企業によってはWEBカメラでの監視が行われるケースもあり、監視員を配置している場合には受験時間が限定されていることもあります。
自宅にパソコンや通信環境がない場合には、インターネットカフェのように外部のパソコンを使っての受験も可能です。外部のパソコンを利用する場合には、事前に環境や回線状況を確認しておくと安心して受験できるでしょう。
WEBテストのためにできる対策

WEBテストは出題される範囲が広いため、大学1・2年生のうちに対策を始めておくのがおすすめです。WEBテストのためにできる対策を紹介します。
練習問題を解いて基礎的な知識を身につける
まずは練習問題を解きながら基礎的な知識を身につけましょう。練習問題や例題を解き、わからない問題があればその都度解説をチェックしながら知識を増やします。
マイナビでは、WEBテスト対策の練習問題に挑戦できる「実力アップ講座」を用意しています。1回10問なので、ちょっとした隙間時間を使っての対策も可能です。
2週間に1回問題が更新されるため、実力アップ講座にチャレンジし続けているだけでも多くの知識が得られます。会員登録するとマイページで自分の得意分野・苦手分野を把握できるため、さらなる対策にも活用できます。
WEB模擬テストに挑戦して実力を確認する
練習問題を解いてある程度知識がついたら、次はWEB模擬テストに挑戦しましょう。WEB模擬テストとは、本番と同様に制限時間が設定された中で受験する模擬試験です。
WEB模擬テストに挑戦することで、知識を身につけられたかどうかだけでなく、制限時間内に回答できるかどうかのチェックもできます。時間配分の練習にもなるため、練習問題をスラスラ解けるようになってきたらぜひチャレンジしてみてください。
マイナビ2027でWEBテスト対策をする
WEB模擬テストの結果を確認し実力と不得意分野を把握する
WEB模擬テストは、受験して点数を見るだけで終わりではありません。結果を詳細に確認し、得意分野と不得意分野を把握しましょう。さらに、どのような問題を間違えやすいのか、自分の傾向も把握しておくと今後の学習にも役立ちます。
マイナビのWEB模擬テストでは、全国順位も確認できます。自分の実力や立ち位置も把握できるため、ぜひチェックしてみてください。
不得意分野を中心に再度練習問題を解いて知識を増やす
WEB模擬テスト後に結果を確認したら、不得意分野を中心に再度練習問題を解きましょう。繰り返し問題を解くことで、知識を増やし、定着させられます。
不得意分野は、伸び代がある分野と考えることもできます。全ての問題を均等に解き直すのではなく、不得意分野を中心に練習問題を解くことで、効率よく知識を増やせるのです。
練習問題で知識を増やし、WEB模擬テストで実力を確認するという繰り返しで、弱点を克服しながらWEBテストの成績が伸ばせます。
WEBテストの対策を始めてみよう
WEBテストとは、就活の選考に活用される適性検査のひとつです。応募者を絞り込むためにWEBテストを活用する企業も多いため、基準に達していないと選考に進めない可能性もあります。
非常に幅広い分野の知識を問われるため、就活直前で対策を始めると、十分な準備ができないままWEBテストに取り組まなければならなくなる可能性もあります。そのため、大学3年生の3月以降の就活が始まる前の大学1・2年生の時期から対策を始めておくのがおすすめです。
マイナビでは、WEBテスト対策ができる実力アップ講座やWEB模擬テストを用意しています。実力アップ講座は1回10問の出題なので、ぜひ隙間時間に少しずつ対策を始めてみてください。