最終更新日:2017/7/7

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東京インキ(株)【東証二部上場】

本社
東京都
資本金
32億4,612万5,000円
売上高
461億5,500万円(2016年3月期実績)
従業員
729名
募集人数
若干名

若い力が東京インキの伝統と魂を受け継ぎ、可能性を開花

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専門スキルとコミュニケーションで広がる新たな地平

営業、財務、開発の部門で奮闘する若手社員が、それぞれの仕事と会社の魅力を語ります。

佐野裕章さん インキ営業本部 インキ営業第1部 2015年入社
秋山 恵さん 開発・技術部門 企画管理部 2011年入社 
倉澤将史さん 管理部門 理財部 2014年入社

先輩たちの横顔

「営業先では、仕事の話だけでなく、雑談も必要」と佐野さん。あらゆる分野に興味を持ち、積極的な仕事ぶりは「吸収力が抜群」と社内の評価も高い。
「理系の学生なら、自分の研究テーマを持ちゴールを設定し、そのプロセスを考える基本的な方法は仕事も同じ」と秋山さん。休日はもっぱら学生時代の友人と過ごすという。
「コミュニケーションの基本は素直に話しを聞くこと。わからないことを聞くことも仕事です」と倉澤さん。学生時代はバンド活動をし、今は社内のバドミントン部で汗を流す。

試行錯誤を繰り返したUVインキが、いまや全国展開する製品に成長

当社の会社説明会に参加したとき、たまたま予定時間よりも早く到着してしまい、会場はまだ設営準備の真っ最中でした。すると「悪いけど手伝ってくれる?」と声をかけられ、椅子を運んだり、お茶を並べたり作業をお手伝いすることになりました。それが何とも自然で、親近感が湧き、忘れられない会社との出会いとなり入社に至りました。

私が所属する部署では、主にパンフレットや雑誌、カタログなどの高品質な紙媒体の印刷に使用するインキを扱っています。印刷会社を中心に営業活動を行いますが、会社ごとに印刷内容、機械設備が異なります。会社に応じて、当社の技術担当者と協議をして、カスタマイズしたインキを提供しています。そのようなきめ細かな対応は、当社の強みです。さらにインキのほか、印刷機材などの関連商品も取り扱っているので、その引き出しの多さも強みといえます。

入社して1年経った頃、それまであまり販売実績のなかったUVインキの営業を任されました。紫外線でインキを速く乾かすことができる製品で、次の折り加工やフィルムを貼るなどの工程にすぐに取りかかれることがメリットです。業界では、UVインキの印刷がトレンドになっており、私も営業に力を入れました。しかし、納入したお客様より、私が想像していたよりもはるかに高度な要望をいくつも受けました。すぐに上司や技術担当に相談し、会社全体を巻き込んで改良を進めました。お客様にも印刷テストをお願いし、半年間、試行錯誤を繰り返しました。最終的に当社のUVインキの品質レベルが飛躍的に向上し、お客様との信頼関係も構築できました。現在、当社ではそのインキをベースにした製品を全国展開しているところです。

そのような営業ができたのも、若くても遠慮することなく、意見が言える職場環境だからであり、営業と技術、生産が一丸となって仕事ができるのは、社是に「和をもって尊しとなす」とあるように、その心を会社全体が体現しているからだと思います。これからはお客様の要望だけでなく、積極的に提案営業をして販路を拡大したい。また、海外展開もしているので、将来的には海外拠点でも当社のインキを広げていきたいと考えています。
(佐野さん)

会社横断のプロジェクトにも参加し、生産性向上に貢献したい

開発・技術部門の企画管理部は、化学物質の管理、具体的には使っている着色剤の原材料の安全性や法規制に合うかを調査し、証明書を発行しています。その中で私は、食品包装容器に関する調査を担当し、コンビニのお弁当、調味料のボトルなどの容器に使われる着色剤を扱っています。基本的には「ポジティブリスト」にある材料のみ、使用が許されているので、そのリストとの照合と使われている原材料の量を調べます。当社は包装材を加工するメーカーに着色剤を納品し、そのメーカーが無色の容器に色を着けるのですが、どれだけ添加していいかも調査します。油性食品を入れるかアルコールを入れるか水性か酸性か、その用途によっても使用可否が違ってきます。実際に店頭に出るものなので、間違えられないということに責任を感じながら仕事をしています。

一方で全社的なプロジェクトにも関わっています。各工場で着色剤製造のため機械を導入し、色の品質管理、調色作業を行っています。その配合設計をパソコン上で出す機械があるのですが、各工場が違うものを使っているので、新しい機械に統一するためのプロジェクトです。私はメンバーのなかでも若手になるので、参加できることにやりがいを感じています。当社に入るまでは、色は何種類かを混ぜれば、簡単にできると思っていました。赤一つとってもさまざまな赤があります。先輩は赤を見て「これは黄み寄りの赤だね」などと言います。先輩たちはその違いを感知することができるのです。色は機械を使って配合をしますが、最終的には人間の目でジャッジをします。機械がOKを出しても人間の目がOKを出さなければ製品になりません。その数値のギャップを埋められる機械を作ることが目標です。

私は工場勤務ですが、開発以外にも製造現場の方もいて、いつでも気さくに声をかけてくださり、温かい人とのつながりを感じています。最近はグローバル化で、海外の法規制に関わることもあります。まだまだ勉強の必要があるので、そういう知見を増やしていきたいですね。
(秋山さん)

情報収集力、判断力、交渉力を高め、企業会計のエキスパートに

人の暮らしに役立つ仕事をしたい、その中で暮らしに欠かせない色彩を扱う会社に就職したいと考え、最初に出会ったのが東京インキでした。採用担当の方の人柄がよく、当社が取り扱う製品サンプルを見せてもらいながらの説明はとても印象的で、ためらうことなく入社を決めました。

入社から私は現在の理財部で仕事をしています。現在の仕事は資金の調達・管理で、主に資金繰りの作成や分析をしています。また、金融機関との窓口として、資金調達に関わる交渉や契約書のやり取りなどを行います。普段から金融機関の方と対話する機会が多く、コミュニケーションをとる際には聞き漏らしや食い違いがないよう心がけています。ちょっとした認識の違いが、直接交渉の進捗に影響するからです。基本的なコミュニケーション能力や対話力は必要ですが、さらにそこに丁寧さや正確さ、緻密さをもって取り組むことを大切にしています。例えば、資金調達の際、金融機関によって調達金利はそれぞれ異なります。こちらは会社の経済合理性を最優先に考えているので、多くの金融機関から情報を集め検討してもらいます。資金以外の取引などを考慮してもらうことも交渉材料のひとつです。

会計を学ぶため、参考書籍を読んだり、関連セミナーに参加したり、簿記検定も受検しました。経費等は会社がサポートしてくれる面もあるので、有難いですね。部署内は会計のプロフェッショナルが揃っていますし、若手のメンバーも積極的に仕事をする和気あいあいとした職場です。また、部署内でのジョブ・ローテーションが活発なので、誰かひとりが不在でも他の方がフォローする体制ができており、安心して仕事に取り組むことができます。

今後の目標として資金繰りの作成金額と、実際の資金の誤差を少しでも小さくして、正確な資金繰りをすることです。また、昨年初めて資金調達の交渉を担当しましたが、自分ではほとんど交渉を前に進ませることができずにかなり上司のサポートを受け、歯がゆい思いをしました。その経験を踏まえて今年は情報収集力、判断力、交渉力を高めていきたいです。そのために専門知識やノウハウを身につけ、金融機関の方と対等に専門的な話ができるよう努力していきたいと思っています。
(倉澤さん)

学生の方へメッセージ

当社は「和をもって尊しとなす」を社是としたアットホームな会社です。平均年齢43歳ですから、皆、勤続年数が長いということです。新しい人材には、まずコミュニケーション能力に長けた人をお迎えしたい。言葉のキャッチボールをどこまでできるか。会話に正解はありませんから、自分の素直な気持ちを話してください。学生時代はたくさん学んでたくさん遊んで、いろいろな人と話し、食をともにしてほしい。その中で人間形成ができると考えております。
「TOKYOink2020」の経営方針の中で、求める人材について「自分に求められている役割と何をすべきかを考えた上で行動できる。対話からお客様が何を求めているかを理解し、お客様が求める提案ができる」とあります。わからないことは自ら聞き、行動することが大切です。当たり前ですが、9時から5時半までは、しっかり仕事をします。決して楽なことはありません。業務中に上司が厳しいことを言う場面もあるでしょう。しかし必ずそのあとにフォローの声をかけるようにしています。そのフォローが当社のコミュニケーション力の最たるところです。社員全員が励まし合い、支え合うファミリーのような会社なのです。(人事担当課長 前田吉則)

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「人事担当者にとっては、800人の社員がお客様」と話す前田吉則担当課長と人事部の皆さん。「採用を通して多くの学生さんたちとお会いするのを楽しみにしています」。

マイナビ編集部から

取材に協力してくださった方全員が「和をもって尊しとなす」の社是を体現する会社の雰囲気を話してくれた。言わずと知れた聖徳太子の言葉である。それをただの言葉だけで終わらせない。長年受け継がれた伝統と魂は、仕事、または先輩たちの振る舞いを通して、後輩たちに受け継がれ、一人ひとりが咀嚼して、業務に反映させている。若手の三人の話を伺って大いに納得した。
仕事は凛と厳しいが、そこを離れると「女子会、飲み二ケーション、食い二ケーション、フットサル、ゴルフ、釣り、ボーリングと人が集まり、職場のロケーションを越えたつながりがあります」と前田課長は話す。
そんな同社だからこそ、人材養成については力を注ぐ。これまではスペシャリストの養成に力を入れてきたが、海外に生産拠点を持った数年前からギアチェンジをし、グローバルを意識した多面的に物事を見る力を培うことにシフトしてきたという。東京インキならば、近い将来の成長した自分の姿を、イメージできるのではないだろうか。

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印刷文化を担い、さらに海外展開を図る同社の可能性は豊かだ。国内・海外ともに最高の品質を届けたいと製品を開発し、販路を拡大している。

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