
「将来のビジョンを持つことは大切ですが、仕事はやってみて分かることがたくさんあります」と話す徳井毅さん(医器部第3チーム/法学部公務員法曹コース卒)
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入社2年目ですが、個人病院をメインに巡回し、医療機器具や消耗品などを納品しています。この仕事は病院の先生や看護師さんなど医療現場の人たちとの良好の関係作りが大切です。最初は先輩についてまわっていましたが、ひとりで担当するようになると「自分でなんとかしなくては」という責任感が強く芽生えるようになりました。
ひとりで担当するようになって最初のオペのとき、先生から「頼むぞ!」と声を掛けられました。あのときは、頼られているというプレッシャーと責任感に身の引き締まる思いがしましたね。ただ、まだオペに関しては知識が浅かったので前任者の先輩に聞いて教わったり、先輩方からカタログや手技書の解説をして頂いたり、まわりのサポートのおかげで無事仕事を終えることができました。手術を終えた先生から「ありがとう」とお声掛けいただいたときの達成感は、今も鮮明に覚えています。
当社は創業90年近く医療機器の販売に携わっている老舗企業です。前任者や諸先輩方が築き上げてくれた信頼を損なわないよう、社是に掲げた「誠実」な心を持って対応していくことはもちろん、患者さんたちが待っているということを忘れず、スピードも大切にしたいと思います。日々、進歩し続ける医療の世界。そこに追い付かないとライバル会社に負けてしまいます。良質な機器や技術をいち早く届けるために、週2回の研修も積極的に取り組んでいます。知識を増やし、先輩たちのように先生や看護師さんから頼られる存在になりたいですね。
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