
「新卒学生の採用は実に4年ぶり。エア・ウォーターグループの研修への参加や階層別研修・職種別研修など、教育体制の整備にも注力しています」と語る上原課長。
|
エア・ウォーター炭酸は炭酸ガス製品の製造と販売を主軸に事業を展開している産業ガスメーカーです。当社のメイン商材は液化炭酸ガスとドライアイス。元々の原料は二酸化炭素で、それを液体にしたものが液化炭酸ガス、固体にしたものがドライアイスです。液化炭酸ガスもドライアイスも、主な用途は産業分野。ドライアイスは大半が冷凍食品などの低温物流で使われ、一部は葬儀や洗浄機器、工業用途で使われています。一方の液化炭酸ガスは、そのほとんどが工業用途。金属同士をつなげるアーク溶接や炭酸飲料用途で使われています。
当社の強みは、ドライアイス市場における圧倒的な存在感。市場シェアは47%を占めており(※自社調べ)、当社の業務が滞ると日本の約半分の低温物流がストップしてしまうため社会的責任は大きく、二酸化炭素の有効活用による社会貢献性も高い事業と言えます。ドライアイスは保存がきかないため、可能な限りお客様に近い場所から供給しなければなりません。当社は全国各地に6カ所の自社工場と15カ所の営業拠点を設置。広域をカバーすることで、お客様からの厚い信頼を得ています。
また、当社のドライアイスは工場から出る排ガスを利用しており、新たに製造したものではありません。利用されずに捨てられていたガスを使うため、国内でも比較的安価なコストで製造できます。そして、夏場が最盛期であるドライアイスを海外から輸入しても、途中で一部が解けたり、輸送費も掛かるのでメリットはなく、輸入品によって経営基盤が大きく影響を受けることはありません。さらに、国内のドライアイスメーカーは極少数で、新規参入もないためシェアの変動がほとんどありません。こうした社会情勢、製品特性が安定した経営基盤を支え、少人数でも高い売上高、高い収益性を生んでいます。
当社には若い皆さんが馴染みやすい社風があります。 様々な業界で経験を積んだ社員が多く、多様性を受け入れる土壌があり、堅苦しい雰囲気は一切ありません。液化炭酸ガスもドライアイスも、各社の商品に差はありません。販売力を左右するのは、営業担当者の“人間力”のみ。何事にも積極的に取り組み、誰とでも気軽に話せるアグレッシブな方なら、きっと当社で大きく成長できるでしょう。未知の業界だからこそ興味がある、自分の力を試してみたいという、意欲あふれる方の応募をお待ちしています。 (総務グループ 課長/上原 正久)
|