
世界で初めて真珠養殖に成功した創業者 御木本幸吉。「世界中の女性を真珠で飾りたい」と願い続けた創業者の思いを受け継ぎ、私たちは1世紀以上の歳月を美に捧げています
|
■世界中の女性を真珠で飾りたい 1893年、創業者である御木本幸吉は、世界で初めて真珠の養殖に成功しました。それまで偶然の産物でしかなかった真珠は、この偉業によって世界の隅々にまで広まることとなりました。以来「世界中の女性を真珠で飾りたい」と願い続けた創業者の思いを受け継ぎ、一世紀以上の歳月を「美」に捧げています。 真珠を通して「美」を追求し、豊かな生活文化に貢献していくことを企業理念としています。
■真珠に真心を吹き込む 当社の事業である宝飾品づくりの仕事は、今から100年以上前の明治40年(1907年)4月、東京・築地に創設された「御木本金細工工場」に始まります。それに先立つ明治26年(1893年)、創業者である御木本幸吉は半円真珠の養殖に成功し、英虞湾(三重県志摩市)で本格的な真珠生産に取り組む一方、この丹精込めてつくられた美しい真珠を世に送り出すため真珠装身具加工工場を創設しました。まだ日本にジュエリー文化の無かった時代に、真珠を配する宝飾品を制作する会社が誕生しました。これが私たち「(株)ミキモト装身具」の前身となります。 その後、関東大震災や世界大戦、戦後の混乱期など、事業存続が危ぶまれる幾多の困難に直面しましたが、創造の精神を受け継ぐ多くの先輩方が守り抜いた装身具加工技術をもとに、私たちは一世紀以上にも亘って、世界に誇るMIKIMOTOのジュエリーを造り続けています。
■2018年は「創業111周年」 私たちミキモト装身具はヨーロッパの装身具技術を日本に最初に導入し、さらに独自の発展を遂げて参りました。その結果、国内において並び立つもののない地位と実績を誇り、2017年には創業110周年という記念すべき年を迎えました。 創業者 御木本幸吉の養殖真珠発明から120年余り、ミキモトの歴史は、まさに日本のジュエリー発展の歴史そのものです。
|