
「農業に精通した即戦力の人材が育った今、同社も将来に向けて若手を育てる“種まき”の時期。自ら考え動く人を歓迎します!」と木村社長。
|
日本の農業就業人口は年々減少しており、また農家の高齢化も進んでいます。TPP等の外圧もあり、日本の農業の未来を心配する声も多く聞かれる一方で、若い人の農業への関心が高まり、また意欲的な試みに挑戦する元気な生産者もあらわれてきました。今こそ新規就労をはじめ、総合的な農業への支援が求められる時。私たちは、こうした農業支援に早くから取り組んでまいりました。
当社の収益事業は、肥料から農機具、工具、資材まで、あらゆる農業シーンに必要な商品を販売する『農家の店しんしん』の運営です。今では直営店とFC店を合計して全国に40店舗を展開しており、農業専門店としては国内最大級の規模を誇ります。併せてインターネット販売も好調です。
そしてこの『しんしん』各店を拠点として、私たちは様々な農業支援を行っています。その1つが「JGAP」の普及・推進です。JGAPとは、農林水産省も導入を推奨している「食の安全や環境保全に取り組む農場に与えられる認証」です。第三者機関の審査による認証制度なので、JGAPが浸透するにつれ、認定農家の生産物の「ブランド力」ならびに輸入品に負けない「競争力」の向上が、大いに期待されます。そのため、当社ではこのJGAPを農業者に提案するとともに、取得に向けて指導・支援しています。また自社の社員が(認証の)指導員資格を取るなど、支援者育成にも努めています。
このほか、農業を始めたいという方に、生産農家の優秀な指導者を紹介して学んで頂き、農地も提供する新規就労支援や、農業経営の改善支援などにも注力。さらに、『しんしん』店舗周辺の農家を集団化して「農流研」という組織をつくり、多品目の供給体制を確立するとともに、大手流通業者とのマッチング等、販路の拡大をサポートしています。直に作物を育てる生産者ではありませんが、農業の振興と発展を総合的に、そして具体的に支えるやりがいのある仕事です。農業に関心があり、チャレンジ精神旺盛でコミュニケーションをとることが好きな人なら、当社の取り組みに共感し、大きな可能性を感じていただけるはずです。 <代表取締役社長 木村泰行>
|