
浅井治行専務。「薬剤師は人を育てる仕事でもある」と語り、人材育成に高い意識を持っています。研究活動にも力を入れ、科学者であり教育者である薬剤師を実践する人です。
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私たち、浅井薬局は愛知県津島市に根を張って65年、まちの薬局として地域に暮らす人たちの健康をお手伝いしてきました。子供の頃にお薬をお渡ししていた方が、大人になってもご利用くださっていたり、自分の子どもを連れて家族で来てくださったりと、たくさんの方と世代を超えて家族でお付き合いをさせていただいています。
近年、「かかりつけ薬局」「かかりつけ薬剤師」に対する注目が高まっています。私たちは、一人ひとりの患者さんに対して薬の飲み合わせの確認から、一包化・残薬整理などの服薬支援、医師への処方提案など、薬剤師のスキルを活かし毎日の薬物治療をサポートしています。かかりつけ薬局として様々な状況にも対応できるようスタッフ一人ひとりの知識、技能の向上のための研修を月に数回行っています。
また、在宅医療への取り組みにも力を入れています。橘店では在宅での中心静脈栄養(TPN)の実践やPCAポンプの混注などに対応できるようクリーンルームを完備しています。ご利用して下さる患者さんの最後の時まで寄り添える薬局を目指しています。
全店電子カルテを配備し、申塚店では調剤監査システムを導入するなど積極的な機械化を進めています。今後普及するであろう電子お薬手帳の導入も行い薬局の機能強化に努めています。
浅井薬局は、地域のみなさまの健康を総合的にサポートできる薬局を目指しています。お薬をお渡しするだけでなく、検体測定室の設置や体操教室の実施など病気を未然に防ぐためのサポートも積極的に行っています。大学とも連携しロコモティブシンドローム予防のための研究にも参加しています。地域の多職種の人達と一緒に勉強会を開催するなど、まちの中で今、私たちにできることに全力で挑戦しています。
私は、薬剤師は「医療人」であり「科学者」であり「教育者」でもあると思っています。医療を進歩させるための知見の蓄積、同じ道を歩む次世代の育成。それが患者さんの健康を支える力となる。私は薬剤師として、こうした役目にも力を入れていきたいと思っています。薬剤師という仕事は、経験を積めば積むほど、間違いなく人の役に立てるノウハウを手に入れられます。患者さんの生活の一部を継続して支え、そして、それが患者さんからの「ありがとう」につながっていく。私たちは、津島市のかかりつけ薬局です。患者さんを近い距離でずっと見守る仕事を一緒にしませんか。
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