
気さくで温かい人柄の扇割社長。朝、昼、夕方の3回、工場内を回り、現場の声を聞きながら、率先して働きやすい職場づくりに取り組んでいる。
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○人気スマホのデバイスやセンサーなど高精度な電子部品を製造
弊社は1975年に創業。以来、長年にわたり電子部品の精密金型製作および各種加工を手掛けてきました。事業の柱は大きく3つ。スマホに内蔵する電子部品、自動車の車載用コネクター類、そして家電製品のセンサー類です。特に近年はスマホ需要の急増により、スマホ内臓の高周波デバイスやセンサーの製造量が大幅に伸び、全製造量の7割におよんでいます。 取引先は村田製作所、パナソニック、京セラなど国内トップメーカーばかりです。弊社ではトップメーカーの厳しい品質基準に応えていくことが、この業界で生き残る術と考え、技術革新はもちろん、情報セキュリティ管理や環境方針、行動規範の整備などにも率先して取り組んでいます。
○省力化、無人化を推進。少ない人数で大きな成果を上げていく
現在はスマホ関連部品の製造割合が大きくなっていますが、今後は家電、自動車関連部品の受注を増やしていきたいと考えています。現状のスタッフで売上げを増やすには生産効率の向上が必須。そのため工場内の省力化、無人化に取り組んでいます。 3年程前にはプレス加工ラインに自動巻取り装置を導入。昨年は最先端の画像検査機を導入し、検査業務の無人化を進めています。こうした取り組みにより近い将来にはスタッフの勤務体制を「3直」から「2直」に変え、夜中12時〜翌朝8時はスタッフゼロで工場を稼動させる計画です。
○5年間離職者ゼロの居心地の良い職場、ほっかほかの社食も好評!
「運鈍根」という言葉をご存知ですか? 成功するためには運と根気、それからちょっと鈍いくらいの粘り強さが必要だという意味です。運と根気は解りますが、なぜ鈍くなければいけないのでしょうか…。鋭い人は一度成功すると人の意見を聞かなくなってしまいますが、少し鈍い人は成功しても有頂天にならないし、失敗しても引きずらない。いろんな人から意見をもらいながら前に進もうとする気持ちがあるからです。もっと具体的に言うなら、頭のいい人より、ちゃんと人の話を聞いて判断できる人に来てほしいと思います。 面接では何でも聞きますよ。ガイド本のようなキレイな返答より、素直な自分を出してください。あなたの人間的な魅力に出会いたいと思います。
(代表取締役社長 扇割 義夫)
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