
情報の宝庫である学校で、先生方の生の声を拾う「営業」と、それを紙面に活かす「編集」は、互いに情報を共有し、部署を超えて連携しながら仕事を進めます。
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【営業/啓林館の教科書の魅力を伝え、信頼関係を築く】 私立学校を担当し、当社の教科書を採用していただけるよう働きかけるのが私の仕事です。心掛けているのは、学校ごとの特色や先生方が抱える課題をしっかりと把握し、ニーズに合った商品を提案すること。プロである先生方に的確な情報を提供する仕事ですから、知識面では学生時代より勉強したと思います(笑)。お会いした先生方に手書きのお礼状をお送りしたところ、とても喜んでくださったのが印象的でした。デジタル教材では、先生に分かりやすいよう実際にタブレットで説明するなど、提案の仕方にも工夫を凝らしています。一番やりがいを感じるのは、自分で考えた授業での活用方法の提案が先生方に評価され、教科書が採用された時です。初めて数学の教科書を採用していただいたときは、すぐに上司に連絡しました。上司が自分のことのように喜んでくれたのが嬉しかったですね。目標は広い視野を持った「教育コーディネーター」です。営業には教育現場と編集部をつなぐ役割もあるので、今後も情報の架け橋として頑張りたいです。 (丹羽 祐貴 写真左/第六教育推進部 第二課/2016年入社/文化情報学部卒)
【編集/英語の啓林館の評価をさらに進化させたい】 大学院で英語の学習に関係する研究をしたことから、教育業界を志望。編集に携われる啓林館に入社しました。現在は高校英語の教科書、ワークブック、指導書などの編集を担当しています。編集委員会の会議で方向性を決め、著者の先生に原稿を依頼、先生から受け取った原稿を読み込んで、内容をチェックするのが私の仕事です。ミスなく進めるために心掛けているのは、常に疑問の視点を忘れないこと。英語力はもちろん、分かりやすく噛み砕くための日本語力も大切だと思っています。また全国の学会に出向き、様々な先生方との人脈づくりにも注力しています。最近ではデジタル教材の企画も増えてきており、アプリケーションやQRコードを活用したデジタル知識の習得にも努めています。当社は入社してすぐに責任ある仕事を任され「やりたい」と手を挙げれば挑戦させてもらえます。2022年には新学習指導要領が施行されるので、英語教育の大きな変革期に関われるのがやりがいとなっています。 (石森 宏輔 写真右/第三編集部 第二課 高校英語担当/2015年入社/異文化コミュニケーション研究科 言語科学専攻修了)
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