
「積極的にアクションをとって、社内コミュケーションをはかることができる、そういったチャレンジ精神旺盛な人には、ぜひ弊社に来て頂きたいですね」と上川社長。
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「環境機械・プラント」、「車輌」の2つが、弊社の事業分野の柱です。「環境機械・プラント」部門では、リサイクル関係の廃棄物の処理に関わるプラント事業と、金属系のリサイクル、スクラップ処理などに関わるリサイクル機器事業を担う環境関連分野を主に展開しています。「車輌」部門では、LPGバルクローリー、タンクローリー、ごみ収集車などの製造・販売・メンテナンスを行っています。
2014年には建築系混合廃棄物の大規模なリサイクル処理を手がける大手総合環境企業(株)タケエイ(2012年 東証一部に株式上場)の子会社となり、リサイクルプラントの領域に注力していくこととなりました。産業廃棄物をリサイクルし資源化するシステムは高度化が進んでいます。弊社も、人の手に委ねられている選別作業に対し、波長で見分ける光学選別などの革新的な技術も取り入れた、リサイクル品質の向上に取り組んでいます。
そうしたプラント造りの技術者を育成するため、弊社では理科系、工学系、電気系、あるいは機械系の人材を採用し、設計部門を中心に配属、トレーニングを実施します。技術や知識、ノウハウは本や資料を読んで習得できるものではなく、たくさんの実例を現場で見て、覚えることが、遠回りのようで近道となります。また、社内でも設計に固定化するのではなく、営業やサービス、調達などの部署への異動があり、一つの分野で5年くらいでローテーションを目指しています。多様な現場を体験し、様々な部署を経験するなかでキャリアを深め、提案型の営業や事業の採算性を考慮したプラント造りが可能となります。
ものを造る産業は動脈産業、造られたものをリサイクルする産業は静脈産業と呼ばれ、これらがうまく循環することで持続可能な社会が創られます。年間約4億トンもの産業廃棄物が排出されるなか、安定的に処理することが必須。弊社は環境エンジニアリングを通じてこの社会的な使命の一端を弊社は担っています。静脈産業は、認知度は必ずしも高くはありませんが、必然性、社会的ニーズは大変大きいと感じています。そうした背景からか、最近では「環境」というキーワードで弊社を検索される学生さんも多くいます。弊社の取り組みに社会的意義を感じ、新たな提案や技術革新にチャレンジしたいという方に来て頂きたいと思います。 (上川毅さん/代表取締役社長)
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