(株)カイカ【東証JASDAQ上場】

私たちカイカは、長い歴史の中で、いくつもの会社を統合する等しつつ、現在の金融・流通系のシステム開発に強みをもつ企業へと成長してきました。これまでインターネットバンキングや銀行窓口業務の現場支援システム等の金融戦略システム、インターネット活用の購買調達システムやネットワーク監視システム等の流通・小売システム、情報サービス向けの各種業務パッケージソフト開発など、金融、流通・小売、情報の各業界、特にシステムダウンが許されない大規模かつ高レスポンスが必須条件となる情報処理システムを得意としてきました。

そんなカイカが現在、特に注力しているのが、社会的に注目を集めている「仮想通貨」に関するシステム開発です。既存通貨であるドルや円など、個別の国家に帰属する通貨と異なり、仮想通貨については歴史も浅いことから、具体的に理解している人は多くはないと思います。逆に個別国家に帰属しないからこそ、仮想通貨は、汎用性が高く新たな決済方法の1つとして普及拡大が見込まれています。海外からネットにいたるキャッシュレスの決済方法として、クレジットカードを例に挙げると、今でこそ誰でも手にできるほど身近になりましたが、以前はカードをつくるために厳しい審査が必要でした。つまり、便利なものは利用するシーンも広がり、必ず世の中に普及するものなのです。仮想通貨も、すでに一部の量販店では決済サービスがスタートしています。おそらくコンビニなど流通大手への導入も、そう遠くはないと思います。

現在、私たちは来たるべき仮想通貨時代を見据え、世の中にその利便性や価値を普及させながら、これまでの金融系システム開発で積み重ねたスキルや実績を活用し、新たな金融サービスの提供に取り組んでいます。すでにアメリカでは仮想通貨による先物取引市場が形成されていますが、まだ通貨価値が大きく変動している状況です。この変動幅が相対的に安定的なものとなり、莫大な貨幣流通が実現する段階こそ私たちの本格的な出番であると考えています。5年後には500億円に成長すると予測される市場で、リーディングカンパニーとなるのが私たちの目標です。

上場企業でありながら、創業以来のベンチャー気質を持ち続け新たなビジネスに挑戦するカイカ。これからも業界の中心でさまざまなイノベーションを起こします。
（第二事業本部　第一ソリューション部　グループマネージャー／ Iさん）