
「就職活動は業種・業界・企業を幅広く知ることができる貴重な機会。環境保全やリサイクルに興味のある方は、ぜひ当社の会社説明会にお越しください」と畑社長。
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山室グループは、1913年(大正2年)に浅草で個人商店を構えて以来、100年以上にわたって、古紙リサイクルの発展と歴史と共に歩んできた古紙業界の老舗企業です。現在では古紙のみならず、「トータルリサイクル」を通して地域社会と地球の環境保全に貢献し、お客様や地域から選ばれ続ける企業になるように邁進しています。
皆さんには、「トータルリサイクル」という言葉は聞き慣れないかもしれません。自治体やオフィス、百貨店、スーパー、工場などからは日々、古紙、古着、ペットボトル、プラスチック、機密書類などの資源物が大量に発生し、それらのすべてに対して、回収から処理、リサイクル加工、リサイクル製品の販売まで、山室グループで一貫して手がけるのが、当社が標ぼうする「トータルリサイクル」です。この源泉となるのが、当社が経営理念に掲げる3つの力、すなわち、「信用力」「結束力」「開発力」なのです。
「信用力」とは、お客様と長年育んできた信頼です。当社の仕入れ先には自治体、大手生保会社、大手スーパー、百貨店等が名を連ね、リサイクル加工品の販売先としては大手製紙メーカーと長年取引。中国・韓国・タイ・マレーシアなど海外へも販売網を拡大させています。
「結束力」とは、山室グループ各社の強みを結集させた力。現在、回収にあたるトラック車は約160台、リサイクル加工を手がける自社工場は15カ所におよび、今後、全国へとエリアを順次拡大していく方針です。
そして、新たな商品開発にたゆまず取り組む「開発力」。例えば近年では、国内で類を見ない「蒸気ボイラー事業」の開発を進めています。これは、廃プラスチックや古紙から精製した固形燃料を使い、当社が製紙工場や温水プールなどに無償で設置するボイラーで蒸気を起こし、その蒸気を販売するという画期的なビジネスモデルです。
将来の幹部候補である皆さんとともに、この3つの力をよりいっそう高めていきたいと考えています。失敗を恐れる必要はありません。「こう改善したほうがいい」「こんな新規ビジネスの可能性がある」というアイデアを積極的に提案・実行していただく活躍に期待しています。成長のために努力し続けられる方、新しいことに果敢にチャレンジしたい方、グローバルな展開を推進したい方、ぜひ私たちと一緒に循環型社会に貢献していきましょう。
(代表取締役社長/畑 純一)
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