
志鷹新樹・代表取締役社長、穴口義記・常務取締役。災害復旧や環境整備などさまざまな事業を通して、地元立山をはじめ日本・海外でも貢献しています。
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●立山の厳しい自然環境で培った技術力で、どんな現場にも対応 1952年に創業した当社は、戦後しばらくして立山や常願寺川水系の災害復旧や治山治水、砂防、道路、トンネル、観光開発などの公共工事に携わるようになり、以来地域の発展と安全確保に尽力してきました。60年以上に渡る厳しい自然環境での工事を通じて、資材運搬用の索道敷設など独自のノウハウを多く蓄積しています。いかなる悪条件の現場にも対応できる技術と経験が、当社の強みです。土木事業の他、公共施設など建築事業でも多くの実績を残しています。これらの事業は普段の生活の中で成果を見ることができ、社員のモチベーションにもつながっています。この他に木材活用・自然環境保全のための取り組みとして、県産スギの間伐材を使用した「とやまペレット」の製造も行っています。
●ネパールやブータンで大規模工事を施工 多種多様な現場で培った技術力は、海外でも発揮されています。1992年にネパール支店を開設し、以来ネパール、ブータンで大規模なインフラ工事を数多く手掛けてきました。現地スタッフと本社との意識共有が根付いており、現地企業に比べてレベルの高い仕事ぶりは高い評価を受け、政府開発援助(ODA)、国際入札などで数多くの工事を受注しています。
●現場経験を通して成長 円滑に業務を行うためには発注者、協力会社や同僚とのコミュニケーションが欠かせません。また、PCのスキルや基礎的な数学の知識など、求められる能力は多岐にわたりますが、たとえ土木科、建築科の卒業生でも、仕事で必要なことのほとんどは入社後に学ぶことになります。言い換えれば、畑違いの学科出身者でも入社後の努力次第で活躍できる職場ということです。1人前の技術者になるには早くて5年。普段の業務を通して、確実に成長してもらいたいと思います。
●人間性を尊重する企業 社員一人ひとりが個性を生かし、能力やスキルを伸ばして自らの可能性を存分に発揮することが、サービスの向上と企業の未来につながります。このため、働きやすい職場を目指し、完全週休2日制の導入や特別休暇の充実、特に、子の看護等休暇では、小学6年生までを対象に病気等の看護だけでなく、学校教育行事も対象としています。また、生き生きと活躍できる職場環境とするため、健康相談や宿泊施設をはじめ、グルメ、レジャーなどを優待価格で利用できる制度を導入しています。
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