
「住みなれた街でこれからも暮らしていけるように」という法人の理念に共感し2011年に入職した丸山。最初は介護職員として経験を積み、現在は支援相談員を兼務する。
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■何気ない会話が好き。 「介護老人保健施設てらどまり」のデイケア(通所リハビリ)施設で、支援相談員兼介護職員として働いています。朝はご利用者の自宅へ迎えに行き、施設でコミュニケーションの時間を持ちます。「今日は具合どうですか?」「いい天気ですね」。私自身、そんな何気ない会話が好きなんですね。 支援相談員の仕事としては、ご利用者が施設にいる間に自宅を訪問。ご家族と面談し、家での介助の際に何かお困りごとはないか、施設のサービスについて聞きたいことや要望はないかといったお話をします。
■ご利用者の回復をチームで支える。 一人のご利用者には、介護職員、理学療法士、作業療法士、ケアマネジャーなど多くのスタッフが関わっています。そうした職員とご家族をつなぐ「橋渡し役」となるのも支援相談員の大切な仕事です。 うれしかったのは、脳梗塞で半身麻痺になったご利用者を、職員それぞれの立場から懸命に支え、もちろんご本人がリハビリをがんばったこともあって歩けるようになったこと。チームで支える介護福祉の仕事のすばらしさを改めて感じた出来事でした。
■資格よりも大切なこと。 私は小さい頃からおじいちゃん・おばあちゃん子。祖父母の喜ぶ顔を見るのが大好きで、介護業界を目指すようになりました。福祉系の大学で介護福祉士と社会福祉士の資格を取得しましたが、この法人には入職してから資格を取る人も大勢います。大切なのは「人が好き」「ご利用者と接するのが好き」という気持ちです。 そんな熱意に応える教育制度も充実していて、入職後の新人研修、年次の近い先輩がマンツーマンで面倒を見てくれるエルダー制、資格取得のための講座などがあります。私のような支援相談員は、面談のロールプレイングもできます。日々漫然と仕事をするのではなく、「成長しよう」というモチベーションを持ち続けられる環境ですね。
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