
「やるべき意義と理由があるのなら、何をやってもかまいません。ただし、『家族に話せないことはやらない』。それが当社で唯一のルールです」(田島満 代表取締役社長)
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当社のコア事業は主にエンタメ業界を対象にインターネットをはじめとするITを活用することにより、様々なソリューションを提供し、それを核に周辺事業を展開することです。
一番わかりやすい事例は、ファンクラブでしょう。従来のファンクラブは会費を郵便振替で集めて会報を送り、チケットを優先で取れるだけのものでした。我々はまず、これらをインターネット上にデジタル化することからはじめました。デジタル化によって、申込みから支払い、会員登録完了までをワンストップ化し、会報の代わりに動画などのデジタルコンテンツを提供します。
また、オンライン化によりECと連動。会員限定の限定商品をダイレクトにプロモーションして、ワンストップで購入まで完了することも可能となりました。デジタル化により、会員管理はデータベース化され、各会員の行動履歴も会員毎に蓄積することが可能になります。チケットの購入から会場物販まで、ファンの行動を明確にすることによって、新たなニーズを捉え、新たな商品やサービスにつなげていくことができます。
さらに情報の送り手は、必要に応じて、いつでも、ときには個別に、会員毎に情報発信を行うことができます。さらに今では、オウンドメディアとして、かつて、TVやラジオのマスメディアしか持て無かったクオリティの情報発信を行えるようになりました。
これらの事業は、創業以来拡大を続け、今では、100を超えるアーティスト、タレントのデジタルファンクラブおよびその周辺のサービスを提供し、当社の事業の中核となっています。
そして、これらを核に、我々は周辺ビジネスへと展開しています。
エンタメ周辺の新規ビジネスとしては、スマホケースのオンデマンドECサービスを立ち上げたり、アーティストとの疑似恋愛を体験するゲームを関連会社化し共同で事業を行ったり、サブスクリプション型音楽配信用のストリーミングプレイヤーを開発する事業を関連会社として立ち上げ、これはすでに、多くの会社に活用され音楽配信サービスが展開されています。加えて、電子チケットやVRなど次世代に向けた取り組みも始めています。
その他、エンタメ業界で培ったノウハウを活用して、エンタメ以外の業界向けのデジタルマーケティングやデジタルプロモーションへの展開も始めています。
前例にとらわれず、ぜひ、好きなこと、やりたいことをどんどん仕事にしていってください。
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