
お客様の期待に応えるべく、営業スタッフが図面を引き、開発者が取引先へ出向くこともある。営業・開発の垣根は低く、相互に連携して仕事を進めていくのがムラコシ流。
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■菅原祐貴(10年入社)営業部 身近な分野に関わる仕事がしたいと思ったことが入社のきっかけです。 営業に就いてすぐは、先輩社員との同行等を通じ仕事の基礎を学んでいきますが、わが社では指示を待つのではなく、自ら考えて動くことが基本です。 当社のお取引先は幅広く、家具・建材メーカーはもちろん、店舗内装も手がける飲食チェーンや、テレビ台やゲーム筐体等の関係で家電メーカーに足を運ぶこともあります。商談相手も、職人さん、設計士、購買担当、デザイナー等多岐に渡り、いずれもその道のプロ。こうしたお客様方に対し、マニュアル一辺倒ではとても太刀打ちできません。経験を通し自分なりの知識とスタイルを身につけていきます。 機能金物は、使用先となる商品企画があってはじめて活きるもの。製品を購入いただくには、技術的アドバイスを通じお客様と一緒に企画を進めていく、提案型営業が不可欠です。そこには文系理系といった区別はありません。私は金物のプロフェッショナルとして、お客様から「菅原さんだから買いますよ」と言っていただくことを目指しています。いつか自分が中心となって新製品を立ち上げ、世のすべての家庭に自分が関わった製品を浸透させるのが目標です。
■田中貴大(11年入社)開発技術部 ムラコシ精工は、大学のセミナーで知りました。それまで機能金具なんて意識したことはありませんでしたが、暮らしの何気ないところ使われ、住まいの使い勝手や安全性に大きく関わってくる、という点に興味を惹かれました。製品を通じ、人に役立つやりがいのある仕事ができそうだと思ったのです。 入社後は大阪営業所配属となり、一年間営業を経験しました。初めての一人暮らしで苦労もありましたが、先輩の助けもあり、一回り成長できた一年でした。 私達の業界では、素材の性質から住宅の構造、あるいはエンドユーザーの利用実態まで、多角的な視野・知識が求められます。営業を通じ、こうした現場の生の感覚に触れられたことは、今の製品開発にとても役立っています。 当社の開発は、設計から量産に至るまで、モノづくりの全ての工程を一貫して手がけられる環境が揃っています。そして「やってみたい」と言えば、任せてもらえる社風があります。決して大所帯ではありませんが、それだけに一人ひとりに活躍の場が与えられ、モノづくりの楽しさを経験できるという魅力に繋がっているのだと思います。
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