最終更新日:2019/7/18
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こんにちは!藤倉航装(株)の採用担当です。この度はたくさんの企業の中から当社を見つけていただき、誠にありがとうございます!当社はパラシュート、救命胴衣などの各種救命装備品をはじめ、宇宙科学観測用機材を製造する、”国内唯一”のメーカーです。ただ今、2020年卒入社の新卒採用をご応募を受け付けておりますので、少しでも当社に興味をお持ちでしたら、まずはぜひエントリーをお願いいたします!あなたのご応募を、心より楽しみにお待ちしております!
技術部技術課で特殊被服を担当しています。特殊被服とは戦闘機パイロットなどが身に付ける物で、着心地だけでなく、耐G性、耐水性などが求められます。私の仕事は、そういった製品の開発や改良。形になるまでは最低1年ほど掛かかり、10年以上掛けて採用される物もあります。普段は主に、試作品を手掛け、様々な試験を経て図面に落とし込むという業務を行っています。特に気を付けているのは図面作成。情報を漏れなく掲載し、製造現場に設計の意図や注意点が正しく伝わるよう心掛けています。通常業務以外で印象に残っているのが、初めて立ち会ったパラシュート試験です。パラシュートが一気に広がる様子は迫力満点。目を奪われるとともに、この仕事ならではの面白さを再認識しました。そもそも当社で働こうと思ったのも、パラシュートなどの特殊なものづくりに興味を覚えたからです。製品を通して人命を支えていることに、独特のやり甲斐も感じています。学生時代は機械工学について勉強していました。機械はともかく、服飾についてはいまだ知識不足。今後も必要なことを学び、製品に生かしたいと考えています。(遠藤翔太/技術部技術課・2016年入社)技術部技術課の被服関連を担当しています。仕事は大きく二つあり、ひとつは製品材料の検討です。耐水服の材料変更にともない、新たにどんな素材を使用すべきか検討をしています。資材部から届く様々な素材について、重さ、強度、耐水性、撥水性などをテスト後、専門の機器を使って数値を確かめ、使用して良いか考察しています。もうひとつの仕事は、導入された3Dスキャナーを活用して人体に合った被服を作ることです。3Dスキャナーは人体の形をデータ化できる機器なのですが、これを使って被服設計に生かす手法を確立すべく研究にも取り組んでいます。とはいえ被服についてはまったくの素人だったので、とにかく勉強することが必要でした。専門書を読み、外部のデザイナーやパタンナーに相談し、服飾の基本から知識を身に付けています。当社に興味を持ったのは大学での説明会がきっかけでした。入社後は工場内で2カ月間の新人研修に参加。社内規程などを学び、ミシン研修にも取り組みました。航空宇宙産業に関わり、これだけミシンを踏むとは予想外でしたが、これからも色々と学んでいきたいと思います。(佐々木知美/技術部技術課・2018年入社)
藤倉航装は昭和14年の設立以来、日本国の防衛と人命確保・救難を目的としたパラシュート、救命胴衣、特殊被服など様々な救命装備品を作り続けている ”国内唯一” のパラシュートメーカーです。人員が使用する脱出用パラシュートは『人の命に関わるもの』であるため、使用時にはその性能を100%発揮しなければなりません。そういった製品の特質上「絶対」であることを使命とし、技術開発と人材育成に邁進しながら数多くの救命に貢献しています。当社の高い技術が評価され、近年では宇宙分野へも進出し取り組みを拡大しており「はやぶさ」のカプセル回収のためのパラシュートをJ開発しJAXAに納入しました。このパラシュートが「はやぶさ」とともに真空で絶対零度に近い宇宙を7年間旅し、無事地上への帰還に成功しました。今後も『人の命を守る技術』を活かしながら「絶対品質」の維持のもと、技術力と開発力の向上に努めています。当社の製造する製品の約8割は各省庁への納入品です。これは、当社が ”国内唯一” のパラシュートメーカーであり、更に救命装備品メーカーである信頼を得ているためです。この信頼の背景には、創業より今日までパラシュート等による人命に関わる事故の発生が『0』という実績があるからだと考えます。この信頼を維持するために、当社では陸海空の各自衛隊にそれぞれ3日間、体験入隊する社内教育を実施しています。(1年目:陸上自衛隊、3年目:海上自衛隊、5年目:航空自衛隊)。当社の製品を実際に使用する方々と接することで「生命を守る仕事」に携わる責任とその必要性を認識していただきます。当社の製品は自動車のエアーバックと同じように本当はその姿を見ることなく役目を終えてくれることが一番良い製品たちです。なぜならば、当社の製品が使用されないということは人々の安全が保たれているという証でもあるからです。しかし一方で、人命に危機の訪れた際に救えるのも当社の製品です。私たちはその一瞬のために、絶対に事故の起きないよう製品の製造を行っています。今後も「人命に関わるという責任」「救命に関わるという誇り」を胸に、安全性と信頼性を兼ね備えた世界最高水準の製品開発と生産に日々取り組んでいきます!