最終更新日:2019/3/1

  • 正社員

平和酒造(株)

  • 食品
  • 商社(食品・農林・水産)
本社
和歌山県
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1から100、120のものづくりに

柿澤 夏紀
2016年入社
茨城大学大学院
農学研究科 卒業
製造
日本酒の製造、自社の山田錦栽培を担当しています。

●平和酒造に入社した理由

山形の友人宅でもてなしてもらった際、日本酒の美味しさに目覚め、
日本酒が好きになりました。もてなしの場であったり、普段の食卓であったり、
日常に寄り添うことが出来る魅力にも強く惹かれ、もっとお酒のことを知りたい、
美味しさをより多くの人に伝えたいと思うようになりました。

酒造業界は第一志望ではありませんでしたが、
説明会や面談で、活き活きと働く先輩社員と話をする内に、
「この先輩たちのように格好良く働きたい!」と強く思うようになりました。

平和酒造では醸造家が直接、イベントや試飲販売でお客様にお酒の魅力を
お伝えすることができます。平和酒造でなら、自分たちの手で酒を造ること、
自分たちの美味しいと思った酒をお客さまに伝えることの両方に携われると考え、
入社を希望しました。
実際にお客さまから「美味しい!」「頑張ってね!」と一言頂けると、
帰ってからの酒造りの活力に繋がります!


●現在の仕事内容

■日本酒の製造
今年は麹造りを担当させてもらっています。
お米のでんぷん質を分解する糖化酵素が強い、良い麹を造ることが重要になります。
蔵では各工程に担当者がいるのですが、連携を取るため、
小さいことでも情報の共有・報告をするよう心がけています。
また、米洗い、醪の分析や酵母の培養など、幅広く経験させて頂いています。

■自社田における山田錦栽培
酒米の王様と言われる山田錦の栽培を担当しています。
6月の田植えから10月の収穫まで、水管理や雑草対策、消毒作業などを行います。
毎日何か小さいことでも変化はないか、異変はないか目を配ります。

米の出来具合は、お酒造りに大きく影響します。
夏を稲と一緒に過ごすと、その年の酒造りの傾向の大まかな検討がつける事ができます。

また年に2回、田植え・稲刈りを行うイベントの運営にも携わっており、
お客さまとのふれあいの時間もとても楽しみな時間になっています。
原料である米造りから酒造り、そしてお客さまとのふれあいまで、
1から100、120のものづくりに掛け合わせることが出来ることが楽しいと感じています。


●仕事の楽しさ、やりがいを感じる場面

■田んぼで稲の成長(背が伸びた、出穂した、花が咲いた等)を感じた時。
 我が子のような山田錦が収穫されていく時には、嬉しいような寂しいような
 何とも言えない気持ちになります。

■農業イベントで、お客さまと一緒に田植えや稲刈りをわいわいとしている時。
 全力でおもてなししよう!という私たちの気持ちと一緒に、全力で楽しんでくれる
 お客さまの気持ちをありがたく感じます。

■自分たちの手で作った麹や、醪がお酒として出来上がる瞬間瞬間に立ち会える時。
 生み出す喜びは何物にも変えられません。残念ながら反省点が残ることも
 稀にありますが、それを含めて成長のチャンスだと思います。

■お客さまに飲んで頂き、「美味しいね」と言ってもらった笑顔に
 「そうでしょ~!」と返す時。自分たちの仕事に対して評価をもらえること、
  プラスな気持ちを共有できることは最大のモチベーションに繋がります。

■頭の中で組み立てた自分の仕事をばっちり時間内に完遂できた時。
 丁寧にやることももちろん、量をこなすことも仕事には重要だと思うので、
 日々の目標をクリアできた時は、自分を褒めてあげれます


●1年目を振り返って

入社後、酒造りの基礎知識に関する講義や、半年間の事務所や瓶詰め場の業務研修を受け、
会社の全体的な業務内容を学ぶことができました。
10月からは蔵での酒造りに入りましたが、最初はやはり自分の居場所が見つからないように
感じて、不安に思っていました。
「このままじゃダメだな」と思い、まず目の前の業務、酒の仕込みや蔵中の掃除を
完璧にこなせるようになろうと決めました。

汚れを絶対に残さないぞ!と毎日意気込んでタンクを拭いているとある日、
紫田杜氏から「いつもよく綺麗にしてくれてるね、ありがとう」と声をかけてもらいました。
蔵にも慣れてくると、徐々に新しい仕事を教えてもらえ、少しずつ認めてもらえていることを
感じられました。

自分の仕事は、会社や酒造りに貢献出来ていると実感することができました。
また、目の前のことに全力で取り組むことは、自分のスキルアップを促してくれると
学ぶことができました。


●将来の目標、展望

■全国新酒鑑評会での連続金賞受賞記録を更新し続ける!
  その年の造りの出来を評価する鑑評会、30BYの造りでは、5年連続受賞なるかが
 かかっています。
  評価されるということは、蔵の酒造りの技術力の高さを示しています。
 日々の積み重ねを大事にして、レベルの高い酒造りに貢献出来るよう、
 努力したいと思います。

■新しいアイテム生み出すこと
先輩社員高木さんが「平和クラフト」を立ち上げたように、平和酒造として
 新しいお酒を 形にすることです。
 私自身が日本酒との一つの出会いで蔵人になろうと考えた時、期待を超えた感動は、
 人の価値観に影響を与えることができると実感したので、
 そんな出会いを演出できるものづくりをしていきたいです。

■蔵内で女性社員も長く働ける環境を整えること
 どうしても力仕事の多い蔵の中ですが、勤務時間や設備面など、
 少しでも負担を減らそうという変革を今進めて頂いています。
 体力面に心配が多い女性蔵人でも、長く現場で力を発揮できるよう、私自身でも
 現場レベルで精神面・体力面での改善案の提案をしていきたいです。


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