最終更新日:2019/3/18

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東京インキ(株)【東証二部上場】

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東京都

価値を“探し出す力”と“創り出す力”で成長

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モノづくりの醍醐味を実感!

事業を支える営業と技術は二人三脚

営業と技術それぞれの部門で経験を積み、現在は総務部で働くベテラン社員2人に同社の特徴や魅力、各部門での仕事について話を伺った。

一日の仕事の流れ

営業の仕事は午前中に社内社員との打ち合わせ、昼前から夕方にかけてのお客様訪問、帰社後の事務仕事という流れが基本。
担当分野によって異なるが、技術の一日は実験と研究に集約される。例えばインキ事業では、テストで何百通りもの調色を行うという。
モノづくりは営業と技術のコンビネーションによって成り立つ。技術に詳しい営業が揃っているのも同社の強みだ。

■特徴と魅力:やりたいことをやらせてくれる会社

具体的な仕事の流れは、営業も技術も大筋は同じです。
「ステージ1:探す(マーケットリサーチ)」から始まり「ステージ2:企画する(プロデュース)」、「ステージ3:具現化する(プロダクション)」と進み、「ステージ4:販売する(セールス)」までの4つの手順を踏みます。大筋を同じにしているのは、営業と技術の連携が重要だと考えているから。
各事業部の社員が、それぞれの職種を越えて共に協力し合うことで、新たな価値を創造していけると考えています。それは、お客様が「求めるモノだけ」をつくるのではなく、お客様が言葉にしない「本当にほしいと思っているモノ」を提案・提供することであり、求められるモノが時代の変遷とともに変化しても、高品質な製品をどこよりも早く安く提供できること。それが、めざすべき当社の姿だと思っています。
実現に必要なのは「自ら考え、自ら行動する」社員。既に営業と技術の両分野で、多くの先輩たちが価値を“探し出し、創り出して”います。そこで大切にしてもらいたいのは、失敗を恐れずに挑戦すること。失敗するのは怖いことですが、失敗を恐れては何も生まれません。失敗して初めてわかることもたくさんあります。
挑戦してみて、ダメだったらやり直せばいい。ただそれだけのことです。

■営業部門:市場や顧客が求める、価値を“探し出す力”

当社の営業はルート営業が中心です。もちろん、新規のお客様から依頼を受けることもありますが、メインは既存のお客様からの新規案件。そのため、幅広い製品知識のほか、市場やお客様が求める価値を探し出す力が求められます。
ステージ1では将来の市場動向を予測しながら、お客様のニーズを正確に引き出します。製品開発につながる足がかりとなるため、さまざまな角度から物事をとらえる柔軟性と新しいものを作りたいという好奇心が大切。ステージ2で技術と共に製品開発の企画を立案します。お客様の要求を技術へ正確に伝えることが、基本であり重要。ステージ3で試作品を作り、生産品のレベルにまで高めます。時には、お客様が満足するまで試作を繰り返すこともあり、モノづくりの大変さを実感する段階です。最終段階であるステージ4でお客様に対し、製品に関する技術説明、市場価格や納期を含めた販売活動を行います。顧客満足を最優先してモノづくりを行っているので、お客様と共に製品を創り上げた感動を味わうことができます。

この流れがスムーズに行く案件ばかりではありません。お客様が満足する製品を作るまで、根気強く取り組む姿勢が大切です。例えば、あるエンタテインメント企業のお土産袋用グラビアインキのコンペに参加した時のこと。そこに描かれるキャラクターの色に関して、先方のデザイナーが出す「もっと明るく」「もっと健康的に」というリクエストに、初めは意図がつかめず、試作品では何度も失敗を繰り返しました。その後、足しげくそのデザイナーのところへ通って理解しようと努力しました。その結果、受注をいただくことができたのです。
お客様が求める“価値を探し出す力”。これは経験からしか得られない部分もありますが、自分で考え、お客様に働きかけることが何よりも重要なのです。

■開発・技術部門:顧客と共に製品を開発、価値を“創り出す力”

開発・技術の仕事は、製品の原材料の改善・改良が中心。営業同様、幅広い製品知識のほか、お客様のニーズを把握し、価値を創り出す力が求められます。営業に同行してお客様を訪問し、新しい開発テーマを見つけるための市場調査も重要な仕事の一つ。

ステージ1では、市場動向やお客様のニーズを自らの肌で感じとるためマーケット調査を実施。製品化された姿をイメージすることで、製品開発に取り組む意欲を向上させ、仕事のモチベーションを高めていきます。ステージ2は利益の得られる製品の企画を立案する段階です。原材料や加工機の選定、収益率や稼働率などの生産性を加味しつつ、確実に利益の得られる製品設計・計画立案を行います。ステージ3で計画立案した製品設計で試作品をつくり、その試作品の検証および評価を実施。最終的に実際の生産機を使用して生産性の確認を行います。試作機検証~評価~生産機での確認までを一貫して行うのが、技術部門の大きな特徴。ステージ4では営業がお客様へ販売促進を行うため、技術担当者として技術的な説明でフォローします。製品に関する感想を聞くこともできるため、次の製品開発へのモチベーション向上にもつながります。

もちろん技術の仕事も一筋縄ではいきません。あるお客様からペットボトルのバリア性を高めたいという話を聞き、細かなニーズを引き出しましたが、実現には今現在ほとんど採用されていない、ナノレベルの分散技術が必要。まともな評価機械もないような状況でしたが、試行錯誤を繰り返した結果、バリア性の高いプラスチック層を開発できました。

実は開発を行っても、無事に商品化される製品はごくわずか。それでも、当社の技術はお客様のお役に立てることに最大の喜びがあると言います。何年もかけてお客様と共に開発し、同士のような間柄になることがうれしいのだと。
BtoB分野の技術職ですから派手さはありません。代わりにあるのは、時間をかけて大きな宝石を見つけ出すような驚きと感動。お客様と共にそうした感覚を共有し、成長しています。

学生の方へメッセージ

技術職を希望されている方の中には、画期的なインキや化成品の研究に専念したいと思っている人がいるかもしれません。しかしながら、当社にそのような大型の研究所はありません。その代わり、アイデアや提案が通りやすい環境が整っています。
また、営業の仕事に関しても、同じことが言えます。お客様ありきの仕事ですから、繁忙期には思うように休めないことや新人のうちは上司や先輩から叱られることもあります。当社にあるのは、お客様に最も近いところで製品を開発していく面白さや、ビジネスを通じてお客様との関係を構築していく奥深さ。その点はどこにも負けないと自負しています。

当社は、大手企業を志望しながらそれが叶わず、結果的に当社を選ぶという方を望みません。求めているのは、誰かに命じられずとも「自分で考え、自分で行動する」ことができる人。さらに言うなら、「自分はこんな仕事をしたい、こういうモノをつくりたい。だから東京インキを選んだ」と言えるくらいに、やりたいことがはっきりしている人。そういう方なら、私たちの理念を理解してもらえるでしょうし、私たちもその方の能力を引き出し、社会人としての成長を手助けすることができると信じています。
意欲あふれる皆さんと出会えることを心から期待しています。

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入社後も教育制度などで関わる人事の皆さん。不安に感じたことは何でも相談してほしいと語る。

マイナビ編集部から

印刷インキメーカーとして事業をスタートし、間もなく100周年を迎えようとしている東京インキ。そこまで長く事業をつづけてこられたのは、インキ一筋ではなく、お客様一筋だったからだろう。どの時代も、お客様の繁栄が自社の繁栄と考え、時には事業を変化させて対応してきた。それも、会社の期待に応えようとする社員の存在が大きいといえる。取材をして感じたのは、社員を大切にしたいという気持ちだ。

職場を離れれば飲み二ケーション、食い二ケーション、フットサル、ゴルフ、釣りなど、人が集まって職種を越えたつながりがあるのも同社の魅力。ベテランと新人の垣根を感じることもなく、社員全員が腹を割って話せる環境があるという。
100年企業特有の安定性と、そこに甘んじず、敢えて変わろうとするチャレンジを恐れない社風、そして面倒見のいい上司や先輩たち。同社は、その理念や社風に魅力を感じる学生にとって第一候補になり得る企業だ。

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埼玉県にある吉野原工場。お客様の価値を探し出して創り出す、同社の事業を支える大切な施設の一つ。

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