最終更新日:2020/10/30

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神奈川中央交通(株)【東証一部上場】

業種

  • 陸運(貨物・バス・タクシー)
  • 不動産

基本情報

本社
神奈川県

特集記事

仕事・働き方を知る特集 「企業の存在価値」

バス事業から不動産、ホテル、飲食・娯楽事業まで。地域の「ゆたかなくらし」を創造

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創立100周年に向けて新たな挑戦を続ける

■経営戦略部 課長 横溝さん(2002年入社)
■経営戦略部 松澤さん(2016年入社)

市民の足としてお馴染み「神奈中バス」で知られる神奈川中央交通では、2021年に迎える創立100周年に向けて、新たな取り組みを進めています。今年4月から経営戦略部で一緒に働くことになったというお二人に、同社が一番大事にしていることを伺いました。

 

時代のニーズに合ったサービスをどこよりも早く実現してきた神奈川中央交通

同社のバス事業は神奈川県のほぼ全域を網羅している。街中を走る黄色いバスは、地域住民にとって欠かせない足となっている。

神奈川中央交通は、2021年に創立100周年を迎える歴史のある企業です。メインとなるバス事業は、神奈川県のほぼ全域と東京都の一部のエリアに路線網を展開しており、地域の方には「神奈中バス」の愛称で親しまれています。戦中戦後の石油燃料が不足していた時期は、薪などで代用してバスを走らせていたこともありましたが、現在は2000台を超えるバスを保有する国内有数のバス会社に成長しました。

当社の経営理念は「お客さまの『かけがえのない時間(とき)』と『ゆたかなくらし』の実現」です。その理念のもと、いつの時代も地域のお客さまのニーズに目を向けてきました。整理券方式のワンマンバスや、都心からの遅い帰宅に配慮した深夜バス、通勤・通学のラッシュ時に通常の約2倍の輸送を可能にしたノンステップ連節バス「ツインライナー」の導入など、時代に先駆けて実現してきたのは、この理念に誠実に向き合ってきたからです。

そして今、私たちは新たな挑戦をしています。それが自動運転バスの実現です。昨今、高齢者の運転免許返納や、車を所有しない若者の増加などにより、バスを利用する需要が高まっていますが、少子化による人手不足でバスの運行本数を増やすことが困難という問題があります。その問題を解決する一つの方策として、当社では自動運転バス導入に向けた取り組みを進めており、実用化に向けた実証実験を行っています。このようにいつの時代も、地域に暮らす方々に必要なサービスを模索し、提供し続けていきたいと考えております。

子どもから高齢者まで、地域の「ゆたかなくらし」をサポートしていきます(横溝さん)

「自動運転バスの実証実験や成長事業への投資など、新しいことにどんどん取り組んでいます」と経営戦略部課長の横溝さん。

神奈中グループのメイン事業はバス事業ですが、私たちの所属している経営戦略部では、グループ全体のさまざまな事業の企画や運営に携わっています。ひとことで言えば、グループ全体をより良くするためのアイデアを考える部署です。当社はバス事業だけにとどまらず、バス事業で培った経験と実績をもとに商業用ビルの開発・運営を行う不動産事業やホテル事業、飲食・娯楽事業も展開しています。

また、小田急グループの一員として、SDGs(持続可能な開発目標)に向けた取り組みも積極的に行っています。廃プラスチックのリサイクル工場を稼働させたり、未就学児からアクティブシニアまで地域の方々がご利用できるスポーツジムを運営したりと、環境問題や健康など私たちの暮らしを豊かにするための事業を展開しています。ただ、これらもSDGs企業を目指すために行っているのではなく、これまで取り組んできたことが、結果的に社会課題解決につながっているだけにすぎません。バス会社からスタートした当社ですが、今後も、お客さまの「かけがえのない時間」と「ゆたかなくらし」の実現を目指し、より地域の方々の暮らしが豊かになるサービスを提供していきたいと思っています。

私は今年、入社18年目になりますが、営業所、本社の経理部、人事部、グループ経営部などさまざまな部署を経験しました。そこで感じたのは、多くの社員が働く大きな会社ではあるのに、社員同士のつながりが強いアットホームな会社であること。こうした会社の良さを受け継ぎながらも、次なる100年をどう成長させていくか考えるのが、私たちの仕事です。現在は、2021年の当社創立100周年に向けて、新たな取り組みを進めています。詳しいことはまだお伝えできないのですが、企業のイメージ向上と社員のモチベーションアップにつながるアイデアをカタチにしていきたいと思っています。
(経営戦略部 課長 横溝さん)

営業所勤務でも経営戦略部でも「地域の方のために」の思いを大切に(松澤さん)

入社年次に関わらず、ざっくばらんにアイデアを言い合える風通しのいい社風が同社の魅力。

今年の4月に経営戦略部に配属になりました。それまでは入社以来3年間、横浜市内の営業所に勤務していました。当社に入社を決めたのは、地元が横浜なので子どもの頃から馴染みがあったことと、業界有数の安定企業であったから。また転居を伴う転勤がないのも魅力の一つでした。

営業所の主な仕事は路線バスの運行管理と運転士のシフト管理です。私がいた営業所は当社のなかでも規模が大きく、バス運転士は約300人いました。路線バスは365日運行しているため、毎日継続して安全な運行を続けていくには、営業所が一丸となって取り組むことが不可欠です。そのため、個々の役割を確実に行うことも重要ですが、まわりと協力をしながら臨機応変に対応することも大切です。

ある日、営業エリア内で、沿線の鉄道が運転を見合わせたことがあり、その代わりの交通手段として路線バスが大混乱することがありました。こうした突発的なトラブルは大なり小なりありますが、こういう時こそ、まわりとの連携や臨機応変な判断力が試されます。経験を積むごとに対応には慣れてきますが、営業所勤務は私を大きく成長させてくれました。営業所にはお客さまのさまざまな声が届きます。一番うれしいのは、お礼の言葉をいただけた時です。運転士宛てに「あの時に親切にしていただき、本当にありがとうございました」と感謝の言葉をもらうのも、間接的ではあるけれどうれしいですね。

経営戦略部に異動してからは、仕事の内容がガラリと変わりました。でも、いろいろなことに取り組んでいくなかで、仕事自体は違っても「地域の方のために」という思いは同じであることを実感しました。今は100周年に向けて準備を進めているところです。経営戦略部は、新事業や社内改革など会社全体のことを考える部署。課題解決に向けてさまざまなことにトライできるのは、この部署ならではの面白さだと思います。
(経営戦略部 松澤さん)

学生の方へメッセージ

神奈川中央交通のメイン事業は、バス事業です。そのため、入社後はまず営業所に配属されるケースが多いでしょう。営業所には事務職、整備職、運転職と主に3つの職種があり、幅広い年齢層の人が日々協力し合いながらバスを運行しています。チームワークがとても重要な仕事ですので、「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」はもちろんのこと、相手を気遣い、敬意を持って仕事をすることが大切だと感じました。そういう点ではコミュニケーション力が鍛えられたと思います。営業所勤務の経験は、部署が変わった今もとても活きていると思います。

当社はバス事業のみならず、不動産事業、ホテル事業、飲食・娯楽事業もあります。また、神奈中グループでは、さまざまな事業を展開しています。けれども、どんな仕事についてもやはり大事なのはコミュニケーションです。私は学生時代に飲食のアルバイトをしていたので、人と接する機会が多くありました。その経験は、社会人になった時にとても役に立ちました。ただ、学生の皆さん全員がコミュニケーション上手というわけではないでしょう。でも、それでもいいと思います。なぜなら、社会人になれば自然と身に付いていくからです。大事なものは“やる気”です。今の内からどんな事でも前向きな気持ちを持って取り組めば、必ず円滑なコミュニケーションができるようになるし、社会人になってからの仕事も楽しくなりますよ。
(松澤さん)

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バス事業を中核に、不動産、ホテル、飲食・娯楽など多岐にわたる事業を展開している同社。地域に暮らす方々の「ゆたかなくらし」をサポートする。

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