最終更新日:2021/6/3

社会福祉法人宝山寺福祉事業団【保育士採用窓口】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 幼稚園・保育園
  • 福祉サービス

基本情報

本社
奈良県
PHOTO

子どもたちのお母さん代わりとして

江頭 唯
京都女子大学
家政学部児童学科
いこま乳児院

職場について

●乳児院とは:事情により家庭で養育出来ない、0歳から就学前までの乳幼児を、施設長をはじめ、看護師・保育士・栄養士・調理師・臨床心理士・医嘱託医等の専門職が協力して養育している場所です。乳児院の保育者は、遊びはもちろん、授乳や食事介助、入浴や寝かせつけといった生活全般を支えています。また、子どもが病気になった時には、受診や看病も行っています。24時間、365日、子どもをお預かりする施設です。
●いこま乳児院とは:生駒山の中腹の、自然豊かな環境の中にあり、自然の中でゆったりのびのびと子どもたちが生活している施設です。宝山寺福祉事業団の「興法利生」の理念に基づき、一人ひとりの子どもたちと密に関わることを何よりも大切にしています。グループ担当と、その中で個別担当制を実施し、担当職員と遠足や旅行に行く等、個別の関わりや、担当職員主催のお誕生日会の実施も行っています。また、家族機能の代替と、地域における家庭支援・育児支援にも力を入れ、地域に開かれた乳児院を目指しています。


職場の特色について

いこま乳児院での、主な取り組みについてご紹介します。
1:巣作りルーム:子どもが主体的に遊べる環境作りに力を入れ、1人1人の落ち着ける空間を作り、「巣作りルーム」と呼んでいます。施設という集団の場に置いて、「個」を大切にする保育を心掛けています。
2:食育活動:菜園では、子どもたちが自分で季節の野菜を育て、その成長を感じています。さらに、収穫した野菜等を使い、月齢に合った方法で調理して食べてみる事で、食材そのものへの興味関心を育んでいます。
3:小規模グループケア:日中のみではありますが、宿舎の1階を利用した、お家に近い環境の中で、子ども4人に対し職員2名という少人数体制の下、よりきめ細やかな保育を行っています。
4:里親支援:母子支援ルームを活用し、子どもにも里親家庭にも無理のない形での、愛着関係作りを心掛けています。また、里親実習の受け入れも行っています。
5:子育て支援事業:保護者や家庭の事情により、一時的に家庭で養育できない場合、一週間以内の期間で子どもをお預かりする、短期支援事業です。市町村の委託事業なので、市町村を通して受け入れを行っています。


職場の雰囲気について

現在いこま乳児院では、施設長をはじめ、事務員・保育士・看護師・管理栄養士・調理師・嘱託心理士等27名が、1つのチームとなって働いています。職員は全員女性です。
主に子どもたちの保育を担うのは、保育士と看護師ですが、各職種が協力・連携し、職員全員で子どもたちの養育にあたっています。1人1人の子どもを大切にし、保育や院全体について、多方面から検討・改善していこうとする姿勢が強い現場であり、子どもの為に、常に最善を考え、可能な限り実行に移していけるよう、院全体で努めています。
職員の中には、学校を卒業してすぐに就職した職員もいれば、一旦別の職場で活躍された後に就職された職員も多く働いており、子育て経験のある職員も増えてきています。様々な経験をしてきた職員が、日々の保育や行事等の中で、趣味や特技を活かして、子どもたちの生活をより豊かで楽しいものにしています。子ども同様、職員の「個」も大切にされているので、お互いを尊重し合って働く事が出来ます。先輩に限らず、後輩であっても、とても尊敬出来、目標にしたい方が多くいる職場です。


私の働き方について

入社してすぐに結婚し、数年後に妊娠・出産も経験しました。2度の産休・育休を経て、職場復帰をし、現在に至ります。夜勤もある仕事ですが、上司・後輩共にとても理解がある方が多く、復帰後も問題なく仕事を継続出来ています。家族にも協力を頼み、乳児院で働く事への理解を求めると共に、休みの日は出来るだけ家族と過ごせるよう、意識しています。
自分の子育て経験と乳児院での経験を活かし、2年前より、家庭支援専門相談員の仕事も担当させて頂いています。家庭支援専門相談員とは、乳児院と子ども家庭相談センターを繋ぐ仕事です。交代勤務の為、他職員の協力を得ながら、職員全員と連携し、子どもが乳児院を巣立った後の行先を、センターのケースワーカーと共に検討し、子どもの生活を次に繋ぐ援助をしています。
思い通りにいかず悩むことも多い仕事ですが、子どもたちの行く先に、より多くの幸せな未来が開かれるよう切磋琢磨していく過程に、とてもやりがいを感じています。
家庭と両立しながらも、いこま乳児院の子どもの人生に関わっていけることを、とても嬉しく思います。


就活アドバイス

私たちいこま乳児院の職員は、24時間365日、交代で子どもたちと生活を共にしています。
子どもたちの「お母さん代わり」として、協働して下さる方を求めています。
●いこま乳児院で働きたい学生さんへ
私は学生時代、幼児教育を主に学んでいましたが、より子どもに近い存在でいたいという思いから、施設に就職することを選びました。
乳児院で生活している子どもたちは、様々な事情を抱えています。しかし、子ども自身に非のあるケースは1件もありません。一生懸命生きている子どもの姿から学ぶことはとても多く、毎日が気付きの連続です。そんな子どもたちのすべてを受容し、愛情をたっぷり注ぎ、1人1人にしっかりと寄り添い、その成長を援助し、見守って行く事が乳児院の職員の責務だと考えます。
また、いこま乳児院の職員は、子どもたちの母親代わりではありますが、母親業を他職種の職員が分業している職場です。その為、それぞれの職員が、自分の職務に責任を持ちながら、他職種と上手に連携を取っていくことがとても大切です。
子どもたちのお母さん代わりとして、子どもたちの安心出来る「もうひとつのお家」を、ぜひ一緒に創っていきましょう。


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