最終更新日:2021/5/7

日本郵政(株) 総合職(IT技術系)

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  • 情報処理
  • サービス(その他)

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本社
東京都

特集記事

仕事・働き方を知る特集 「理系の選択」

企画・管理するのは国内最大級の基盤システム。スケールの大きな仕事で成長中!

数学・情報系

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IT人財を育てる多種多様な業務経験

日本郵政グループ全体を支えている大規模な基盤システム。その企画と管理を担当しているのが日本郵政のIT部門だ。新入社員の経験談を通じて、同部門の仕事内容と奥深さを知ってほしい。

原田 晋吾さん
グループIT統括部システム管理室 主任
2016年入社/情報学研究科情報学専攻修了

学部生時代は情報学全般について幅広く学び、大学院では人間心理と画像分析について深く研究していた原田さん。顔のパーツがどのような印象を人に与えるのかを定量的に分析し、顔画像の印象評価を行っていた。研究において必要だったアプリケーション開発に対する興味が、システム開発や管理に関わる道へ進む動機になったという。

郵便局実務研修を通じて得た学び─「誰のために基盤システムを提供するのか?」

デスクワーク中の原田さん。学生時代に身に付けたプログラミングの技術や論理的な思考法が、仕事をする上で役に立っているという。

卒業後の進路として私が考えていたのは、公共系のシステム開発。全国的にサービスを提供している企業で、規模の大きな基盤システムを手掛けてみたかったのです。実際に応募したのは電力会社、鉄道会社、そして当社。実は就職活動を開始するまで日本郵政にIT部門があることを知らなかったのですが、会社説明会で自社のシステムや提供しているサービスなどについて、とても詳しく解説してくれました。仕事内容が理解できただけでなく、「ここならやりがいを感じられそうな仕事ができる」と確信できたので、入社を決めました。

入社1年目は全て研修です。4月中は日本郵政グループの研修施設で社会人マナーや業務知識などの合同研修を受け、それが終わると翌年3月まで続く郵便局実務研修がスタート。郵便局での業務を通じて、「グループ共通基盤システムが郵便局でどのように使われているのか」「局員の方々はどのような思いで仕事に取り組んでいるのか」「地域における郵便局の役割」などを理解することができました。

私の配属先は都内北部の大規模郵便局でした。最初の3カ月は集配業務。真夏の暑い中、自転車に乗って配達もしました。最初は道も分からず苦労しましたが、先輩たちがつくったルートを覚えてからは、効率的に配達できるようになりました。続く3カ月は郵便と貯金を扱う窓口業務。私が使ったことのないサービスが数多くあることに驚きましたし、お金を扱う仕事の“責任の重さ”を学びました。

次の1カ月は近くの小規模郵便局での研修です。少ない人数で窓口業務を担う難しさと、地域生活に密着した郵便局の役割を知ることができました。最後は再び大規模郵便局へ戻り、郵便業務とゆうパック集配業務を担当。夜勤も経験しました。

この1年で、私は郵便局での業務をほぼ全て経験することができました。何より大きな収穫だったのは、私たちが誰のためにシステムを提供しているのか分かったこと。郵便局で働く社員の方々が使うシステムの先には、郵便・貯金・保険を利用されるお客さまの存在があるのです。今振り返っても、この1年はとても有意義な時間でした。研修に入る前に上司や先輩から言われていたのは、「システムの仕事をするには現場を知ることが必要だよ」ということ。その意味を、私は頭と体で理解することができました。

知識を蓄えることに尽力した品質管理業務。その中でも人との関わりの大切さを実感

郵便局実務研修を経た後は3種類の業務を経験。どの仕事でも、課題に直面したときは上司や先輩が的確なアドバイスを与えてくれた。

ここで、日本郵政IT部門が企画・管理しているグループ共通基盤システムについて紹介しておきましょう。中心となっているのは郵政総合情報通信ネットワーク(PNET)で、これが全国約2万4000の郵便局やATM、グループ各社の基幹システム等をつないでいます。PC基盤システム(JP-PC2)は、グループ各社の社員に、事務用パソコンが利用できる環境を提供しています。ほかに、JPグループクラウド、人事システム、会計システムがあります。私たちIT部門の役割は、こうしたシステムの企画と管理です。(開発・運用などの実作業は、IT子会社の日本郵政インフォメーションテクノロジー(JPiT)が担当)

私は2年目に本社へ戻り、基盤システムを第三者的な視点で評価する品質管理・コスト分析の業務に就きました。「PNET」や「JP-PC2」を構築・運用するには巨額のコストがかかります。その妥当性を評価し、標準化するプロセスに参加。当時はまだ、システムの企画や設計の全てを把握しているわけではなかった私にとって、システムを外側から見て評価するという業務は、かなり難しい内容の仕事でした。

まずは基礎知識をいち早く習得することに尽力しました。システムについてひたすら勉強し、知識を蓄える毎日。上司や先輩にアドバイスをもらいながらも少しずつできることが増えていき、丸1年このプロセスに携わったことで、自分も大きく成長することができました。

振り返ってみて一番印象に残ったことは、人と関わることの大切さを学べたことです。このプロセスに参加していた際に、他のプロジェクトの社員と関わる場面が数多くありました。その時に関わった社員とは、次のプロセスで同じ業務に携わった際に、すでにコミュニケーションが取れ信頼関係も構築されていることで、とても円滑に仕事を進められました。自身が基礎知識を学んでいる際に手助けをしてくれた上司や先輩、プロセスを通して交流が深まった社員など、人との関わりから学べたことは、今後の業務にも大きく影響すると思うので、とてもいい経験ができたと感じています。

一つの山を越えるたび、「やってきたことが花開いた」という達成感を味わえます

チーム仕事を進める上で欠かせないのは、コミュニケーション能力と提案力。会議では活発な議論を通して最適解を導き出す。

2020年4月から、私は新たな仕事に就いています。今携わっているのはデータセンターの管理業務。実際のセンター運営にあたっているJPiTの仕事を支援することも役割の一つです。私が担当している業務では、災害時や緊急時にサーバーを安定稼動させるための燃料(重油)購入、什器の追加購入、時期毎に価格が異なる電力の調達なども行っています。

何らかの理由でデータセンターが稼動停止すると、日本郵政グループ内の業務への影響は計り知れません。それだけでなく、影響は全国の郵便局に及び、多くのお客さまに迷惑をかけることになります。プレッシャーの大きな仕事ですが、これもまた、IT部門でしか担えない重要な役割なのです。

これまで3種類の仕事を経験してきた私が思うのは、「この仕事は想像していた以上に達成感を得る機会が多い」ということ。どの業界でも基盤システムは安定稼働している状態が当たり前ですから、そこでの仕事は難しさこそあれ、達成感や充実感を得にくいと思っていたのです。しかし実際はその反対でした。長期間に及ぶプロジェクトが多いので数は多くありませんが、一つの山を越えるたび、「やってきたことが花開いた」という達成感を味わえるのです。もちろん、山が高ければ高いほど達成感も大きくなります。仕事のスケールだけでなく、やりがいも大きいことが、IT部門ならではの魅力といえるでしょう。

私は働く環境も気に入っています。コロナ禍にある現在は、在宅勤務推進により出社する頻度が減っていますが、先輩方とのつながりがあることで、ずいぶん助けられてきました。困りごとがあればすぐに相談できるので、壁を感じることはないですね。

歴史が長く大きな組織なので、昔ながらの仕事の仕方も一部に残っていますが、RPAを導入する等して業務改善にも取り組んでいます。平行して社内に「新規ビジネス室」や「DX推進室」を新設するなど、将来を見据えた動きが徐々に具体化しつつあります。

IT部門で働く総合職(IT技術系)に期待されているのは、さまざまなキャリアでの経験から得た知識や技術を生かしつつ、これからの基盤システムをしっかりマネジメントしていくこと。今までは周囲の人たちに刺激を受けてきましたが、これからは自分が周囲に刺激を与えられるような人材になり、会社の発展に貢献していきたいと考えています。

学生の方へメッセージ

かつては公務員だったこともあり、日本郵政に対して堅苦しいイメージを抱いている方もいらっしゃるかと思います。私も少なからずそう思っていました。しかし入社して分かったのは、IT部門全体に「新しいことを取り入れる」積極性があることです。例えば、在宅勤務推進をきっかけに業務全体の見直しを図り、Webに置き換えられる会議は積極的にオンライン化を進めています。ITの力で、グループ全体をけん引していくことが私たちの役割なので、こうした動きはますます活発化するでしょう。

地方から出てきて一人暮らしをしている私には、福利厚生が整っている点もありがたい点です。社宅が整備されているなど、生活環境に不安がないので、仕事に集中することができますね。

また、当社のIT部門の場合、どのような業務に就いたとしても、何らかの形で必ず基盤システムとの接点があります。生活を支える大規模なシステムの企画・管理に興味があるなら、ぜひ当社に注目していただきたいですね。

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原田さんは総合職(IT技術系)一期生。採用人数こそ多くないものの、近年は若い社員が増えてきたという。部署を越えた横のつながりもIT部門の大きな特徴だ。

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