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最終更新日:2021/1/13
「量産ではなく、少量多品種の開発を得意としている超精密加工の会社です。英語ができなくても、海外で経験を積める機会が多いのも特色です」と話す鴨下社長。
70年代後半。当社の主要顧客であるホンダがバイクの馬力を最大限まで引き上げるため、エンジンのシリンダーの設計を円形から楕円に変更。「できなければ開発をあきらめる」という社運を賭けた難題に挑んだことがありました。その前例のない加工を依頼され、新しいエンジンの開発を成功へと導いたのが当社でした。そこからホンダとのパートナーシップは深まり、80年代に入ると、世界最高峰の自動車レースであるF1に参戦するレース―カーの主要エンジン部品を担当することに。レースでホンダが活躍するたびに、海外でも「F1のKOGANEI」として知られる存在となり、90年代には従来の4倍の硬さを持つ鋼をF1エンジン用に加工する技術に世界で初めて成功したことで、F1に参戦しているヨーロッパの主要自動車メーカーからも次々と声がかかるようになりました。当社製の部品を搭載したマシンがF1やインディの表彰台を独占することも珍しくありません。設計図と実際の製品の寸法差の許容範囲が1000分の1ミリ単位で指定されるレース用部品を手掛けたことで、切削技術の精密さに磨きがかかり、それが次世代量産車の開発用試作部品の開発という現在のフィールドに結びついて、当社のビジネスのコアとなりました。自動車部品の量産を手掛ける会社はたくさんありますが、当社のように、多品種少量かつ途中で仕様が変わることも多い試作部品の加工技術を持つ会社は世界的にみても少なく、「難しい加工は小金井に」と言っていただけるまでになりました。最近では、旅客機のエンジン部品も手掛けるなど、航空機分野にも力を入れています。これもある会社の担当者が当社の工場を視察しに来て驚き、翌週、経営陣の方々が揃って来社され、「ぜひやってもらえないか」というオファーをいただいて始まった仕事です。私たちの仕事の面白さは、一つひとつの製品がすべて違い、難しさに挑戦するところにあると思います。「ものづくりで世界の頂点に立つ」が私たちの理念。その理念に共鳴し、いっしょに頂点を目指してくださる方とお会いできることを楽しみにしています。<代表取締役社長 鴨下祐介さん>
2017年3月23日付にて経済産業省より「新・ダイバーシティ経営企業100選」に選出・表彰されました。今後とも多様な人材確保を更に推進してまいります。