最終更新日:2021/6/9

千葉セラミック工業(株)

  • 正社員
  • 既卒可

現在、応募受付を停止しています。

業種

  • ガラス・セラミックス
  • 受託開発

基本情報

本社
千葉県

特集記事

仕事・働き方を知る特集 「理系の選択」

開発から量産まで、モノづくりの全工程に携わることから得られるやりがい

材料・エネルギー系

PHOTO

ファインセラミックスは奥が深い。だから楽しい!

原料から製品化まで一貫生産を行う「ファインセラミックスの総合メーカー」である千葉セラミック工業。そんな同社での仕事内容や会社の魅力を、入社8年目の開発技術者が思う存分に語ります。

姓名:青山 貴一
所属:開発部開発課
入社:2012年入社
学部学科:工学研究科金属材料工学専攻(現 応用理化学専攻)

「どうしても、ここで働きたい!」そんな情熱が採用の門戸を開いた!

1人の開発技術者が、開発から生産まで全てを手掛けられる点に魅力を感じて入社を決めた青山さん。さまざまな分野の顧客から、頼れる技術者として一目置かれている。

大学および大学院では金属学を専攻。セラミック研究室にて無機材料を用いた高温誘電材料や光触媒材料の研究を行う中で、金属や有機材料と並ぶ「三大材料」として、構造材料から電子材料、光学材料、構造材料、生体材料、磁性材料まで幅広い用途で用いられるファインセラミックスに強く興味を持ちました。そこで就職活動ではセラミックス業界に照準を定めて企業研究を行い、そのなかで出会ったのが当社でした。

1959年創立という老舗のファインセラミックスメーカーであり、原料開発から製品開発、製造まで全ての工程を一貫して自社のみで行える点に大きな魅力を感じ、「ここでファインセラミックス技術を追求したい!」という思いが生まれました。しかし、1つ大きな問題が。なんと当社はその年に新卒採用を行っておらず、入社の門は固く閉ざされた状態だったのです。同じ業界を隈なく調べましたが、私にとってここより魅力的なメーカーはありません。自分の一生の道を左右する就職活動であり、決して妥協はしたくない。そんな気持ちに突き動かされ、“ダメ元”で「面接だけでも受けさせていただけませんか?」と自分の思いを直接会社に伝えたところ、その熱意を汲み取ってくださり、面接に応じてくれました。その結果、念願の入社を果たすことができ、晴れて千葉セラミック工業の一員となることができたのです。私としては、当社以外のファインセラミックスメーカーは受けないつもりでしたので、入社を果たせたときは本当にうれしかったですね。

入社以来、一貫してセラミックス製品の開発に携わっています。当社の開発業務は他とはちょっと違っていて、お客さまと接してのニーズキャッチを起点に、仕様策定や原材料の選定、試作・評価、分析、さらには量産体制の立ち上げや品質管理まで全ての工程を1人の技術者が包括的に担当するのです。全工程にわたってひとつの製品の面倒を見ることができるのは、開発者にとっては大きなよろこび。こうしたやりがいを感じる度に、「千葉セラミック工業を選んで良かった!」という思いが強くなります。

1つの製品の全工程にこだわり抜けるからこそ、開発の仕事が面白い!

「ニーズキャッチから開発、量産までトータルにお客さまと関わっていけるからこそ、この仕事が面白い」と青山さん。これからの同社をけん引するキーパーソンだ。

先述したように、1人の開発者技術者が、ニーズキャッチから原料開発、材料選定、試作・評価、量産立ち上げ、品質管理まで幅広く担当するのが千葉セラミック工業の開発スタイルです。さまざまな分野のメーカーのお客さまと接し、「どんなセラミックス製品を必要としているのか」といったことをヒアリングの上、自分たちが蓄積したノウハウや技術を駆使しながら、その製品をつくり上げていくのは大きなよろこび。ニーズキャッチの段階からお客さまと接し、最終的な納品から継続的なフォローまで担当していくので、お客さまの反応などもダイレクトに感じられ、非常に大きなやりがいがあります。また、量産の立ち上げでは製造作業の標準化や、製造装置をはじめとした設備機器の選定なども開発技術者が担当し、全工程にわたってこだわり抜いたものづくりを実践できることは、技術者として大きな幸せです。

先日、ある家電メーカーの美容家電製品に搭載されるセラミック製品開発に携わったのですが、製品開発に加え、月産10万個という膨大な数の量産体制の立ち上げも併せて担当することになりました。千葉セラミック工業は自社で工場を有しており、原料工程から成形、焼成工程、二次加工工程、検査工程まで全てのものづくりを完結することができます。私たち開発部門と生産部門が密に連携してスピーディーに開発から量産、出荷に至るしくみを築き上げていくことが可能。月産10万個という膨大な数の量産を含む新製品の開発というハードルの高い今回のプロジェクトでしたが、開発と生産が一体となった強力なものづくり体制とファインセラミックス専業メーカーならではの豊富なノウハウにより、大きなトラブルもなくお客さまが希望される製品を提供することができました。何よりも、この製品の提供により、お客さまの製品の付加価値向上はもちろん、生産性の向上にも貢献することで喜んでいただけたことが、うれしかったですね。

入社1年目からファインセラミックス技術の真の魅力に触れることができる!

メーカーでのものづくりの魅力を存分に語ってくれた青山さん。後輩の指導においても主導的な役割を担っており、若手技術者たちから慕われている。

「大学や大学院でのものづくりと、仕事としてのものづくりは別物」というのが、実際に当社でセラミック製品開発を手掛けてみての印象です。大学では時間的な制約やコストを気にすることなく自由闊達にものづくりができましたが、企業でのものづくりはコストや納期はもちろん、歩留まりや生産性なども含め、トータルに良いものを追求していかなければなりません。
しかし、研究開発職という仕事だけに、課題に対するアプローチの姿勢や課題を克服するための論理的思考などは、大学や大学院の研究室で培ったマインドが大きく生きているという面もあります。特に私の場合はセラミックスの基礎知識があったことで、密度測定や物性評価などの基本的なデータの読み方、測定装置類の使い方など、必要最低限のスキルが身に付いていたので、比較的スムーズに実務に入っていくことができました。

とはいえ、やはり“実践に勝る訓練はなし”で、実際にプロとしての業務を通じてメーカーのものづくりを学んでいくことが一番大切だと思っています。その点で、当社は少数精鋭のメーカーということで、入社して早い時期に1つの案件を任せてもらえます。実際に新卒入社1年目で直接お客さまとやりとりしながら開発を進めている社員もいます。もちろん仕事に慣れるまでは、私をはじめ、先輩社員がサポートを行っていきますので、安心して責任ある仕事にチャレンジすることができます。早い段階から主担当として1つの案件を包括的に担当することができるので、成長のスピードも早く、ファインセラミックスという技術領域の真の魅力に触れることができます。そんなチャレンジ文化が根付いているのも、当社の魅力の1つだと思っています。

今後の目標としては既存製品の改良に加え、新たな付加価値創出に向けた開発に挑戦していきたいと思っています。これまではオールセラミックの開発が多かったので、これからは繊維や金属とセラミックを組み合わせた複合材の開発にも力を入れ、これまでにない価値を千葉セラミック工業に生み出していくことが目標です。こうした新製品の開発によって当社の製品ラインアップの幅が広がり、自動車や航空など新たな分野への開拓につながってくれればうれしいですね。千葉セラミック工業なら、そんな新たな領域を切り拓くような開発にチャレンジできる。これからが本当の挑戦だと思っています。

学生の方へメッセージ

千葉セラミック工業では、若手が持つ可能性に大きく期待し「手厚い教育サポート」に力を入れています。研修は新人研修やOJT、品質管理教育、労働安全衛生教育など充実したカリキュラムが整備されていますが、中でも特に力を入れているのがOJTです。私たち先輩技術者がトレーナーとなって、会社の基礎的なルールから仕事に必要な装置類の使い方やレポートの書き方、その他仕事に必要となる知識全般について手取り足取り指導します。その上で段階的に仕事を任せ、早ければ先輩サポートのもと、入社1年目から1つの案件を任せることもあります。主担当として仕事を任せていくので、早くからファインセラミックスという技術領域で、ものづくりの魅力に触れることができるはずです。

加えて、「やりたいことがあれば、それをやらせてくれる」というのも当社ならでは。「こんな研究がやりたい」と声を上げれば任せてくれますし、それを達成する上でどんな方法を選ぶかも開発技術者次第。自主的に考え、動いて結果を出せるような人にとっては、大きなやりがいを実感できる環境です。この記事をお読みなっている皆さんには、ぜひ、ご自身のキャリアを考える際に「成長できる環境」という面についても考えてみてほしいと思います。それによって企業研究を、より有意義に進めていくことができますし、自分が本当に幸せを感じられる会社と出会う確率も大きくなるはずです。

PHOTO
若手が持つ将来性に期待している同社。若手技術者に対する手厚いサポート体制なども万全で、安心してチャレンジを楽しむことができる。

トップへ