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予約リストとは
最終更新日:2021/2/19
3月1日に公開予定の内容であり、内容は変更の可能性があります
技術開発部の長澤等さん(2003年入社)は鍛造と切削に分かれる技術開発部で切削のリーダーを担当。
当社は特殊ねじや精密金属加工品のメーカーとして、主に国内外の自動車メーカーに向けた部品の供給を行い、70年の歴史を重ねてきました。当社の技術の強みは、量産に必要な治具などを自社で設計することで、製造が難しい複雑な形状の製品でもスピーディに量産化を実現できることです。その量産立ち上げを行っているのが私たち技術開発部です。私は切削加工を担当し、どの加工設備を使うかなどを検討して生産ラインの組み立てを行っています。自社の設備だけで足りなければ機械メーカーと打ち合わせて最適な設備を購入するのも私の仕事です。自動車メーカーが新しい車種を出すたびに新しい部品が必要となるため、その都度新たに生産ラインを立ち上げますが、何度やっても一発で思った通りにできることはまずありません。「チャック」と呼ばれる素材を保持する軸をはじめとした生産設備の設計を行ったり、製品の材質に合わせて最適な工具を選んだりと、トライ&エラーを繰り返しながら量産可能な形に近づけていきます。試作した製品の出来をチェックするのはもちろん、生産ラインを担当する製造部門が効率良く作業できるような工夫も重要。立ち上げ間近になると生産現場に張り付いてあれこれ策を練っています。基本的に残業のない会社ですが、立ち上げ直前には遅くまで残ることもありますね。苦労して生み出した製品が、今まで世の中になかった新しい車種に搭載されるのがこの仕事のやりがい。自分が関わった新型の車を街で見かけると、良かったなと思います。最初から部品づくりに興味がなくても、頭で想像したものが形になる達成感を味わうと、興味が高まりますね。当社は社長や会長も技術系出身で現場をよく知っている分、理想とするものづくりのハードルが高いのが特徴です。たとえば不良品の発生率を1%以下に抑えるという目標があれば、1%を目指すのではなくゼロを目指さないと達成できません。理想を高く持つことが目標達成には大事だと、トップの姿勢から学びました。社長や会長と距離が近く、直接相談したり技術的なアドバイスをもらえるのは当社ならでは。各部署の先輩方との横のつながりも緊密で、何かトラブルが起こった時豊富な経験から相談に乗ってくれる方がたくさんいます。私も先輩方のように後輩の相談に乗ったり、「こうしたいんだけどどうかな?」と意見を聴くことを心がけています。