予約リストに追加した企業へのエントリーを行いました。
以下のボタンから、予約リストを確認してください。
予約リスト一覧へ
エントリー受付を開始しました。
トップページへ
エントリー受付開始!!
会員の人はログインしてください。
最終更新日:2021/3/1
技術系・営業系・スタッフ系 募集してます!会社説明会等開催予定ですので、まずはお気軽に参加ください。
「機械の突発的なトラブルなどにも的確に対処できる技術力、知識をさらに磨いていくことも今の目標です」と4年目の意気込みを語る宍戸さん。
オフィスや商業施設、公共施設などでは冷房、暖房の設備が必須ですが、近年、都市部を中心に「地域熱供給」(地域冷暖房)というシステムが見られるようになっています。これは、一カ所、複数のプラントで冷水や温水をつくり、一定エリア内のビルや住宅に配管を通して供給するという仕組みです。設備の集約化で運転が省力化され、CO2削減や都市防災に貢献することができます。当社は、北ガスグループの一員として札幌都心部で約50年前から熱供給を開始し、近年はコジェネレーションシステムを活用した電力の供給も行っています。札幌の中心部には当社が運営する5つのプラントがあり、そこから冷水、温水、電気をおよそ1km四方のビルや官庁施設などに供給しています。私はそのプラントで、各種機器の運転管理を担っています。温水や蒸気をつくるボイラ、冷水をつくる冷凍機、発電機などの運転操作・点検、定期的なメンテナンスやトラブル発生時の対処などが主な仕事。24時間365日供給を停止することができないので、監視装置で運転状況をチェックするほか、現場で機器の点検や運転状況を確認しています。天候や気温、お客様の業務状況などによって冷水、温水、電気の使用量は変化します。気温が上がれば冷房の稼働が高まりますし、平日と休日でも需要は異なります。ボイラーの運転台数などを調整し、いかに無駄なく、かつ必要なエネルギーを供給するかが鍵となります。この仕事で苦労する点ですが、過去のデータを参照し、適切な運転ができた時にはやりがいを感じますね。経験がものをいう部分も大きく、現場での業務を重ねながら成長していきたいと改めて思っています。入社後にボイラー技士や危険物取扱者などの資格を取得しましたが、費用の会社負担、試験日の特別休暇取得など資格取得をバックアップしてくれる体制が整っており、さらに上位資格の取得も目指していきます。当社では、環境エネルギー施策とまちづくりを一体的に進める札幌市の「都心エネルギーマスタープラン」に貢献するため、真冬の冷気(外気)や木質バイオマスといった未利用エネルギーも活用しています。供給先の商業施設や地下空間などが快適な気温に保たれていると、自分の仕事が札幌というまちの快適さや環境保全に役立ち、縁の下の力持ちとして貢献できているのかなと実感します!(宍戸 亨至/生産部中央エネルギーセンター/2017年入社)
当社は1971年から供給を開始し、2018年には会社設立50年の節目を迎えました。当社は戦後急速な都市化が進んだ札幌都心部では大気汚染が深刻な状況となり、「札幌に青空を取り戻す」という目的で設立され、以降、当社は札幌市の環境政策、そして都心のまちづくり政策と連携、協調しながら事業を進めております。「熱供給」という言葉になじみは少ないかと思いますが、熱供給とは1カ所または複数のプラントで温水や冷水をまとめて製造し、その熱媒を複数の建物に供給することでエネルギーを効率的に利用できるシステムです。また、個々の建物では利用が難しい未利用・再生可能エネルギーの活用が可能となり、当社の特徴的な取り組みとしては創業時から稼働を続ける中央エネルギーセンターにおいて、札幌近郊の木質バイオマス(木質チップ)を大規模に燃料として利用し地産地消の取組みを進めているなど札幌都心部のCO2削減に寄与しております。