最終更新日:2021/6/22

(株)ラスコジャパン

  • 正社員
  • 既卒可

現在、応募受付を停止しています。

業種

  • 建設
  • 建築設計
  • 金属製品
  • その他メーカー

基本情報

本社
兵庫県

特集記事

仕事・働き方を知る特集 「理系の選択」

世界遺産や数々の景勝地を彩り、守る。技術を磨き「地図に残る仕事」に携われる喜び

土木・建築系

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設計部マネージャーが語る、ラスコジャパンの仕事の魅力!

藤岡 美登里さん
設計部 マネージャー
2006年入社/工学部建設工学科

入社14年になる藤岡さんは、設計部のマネージャーとして数多くの橋梁やデッキなどの設計に携わってきました。
2度の出産を経験し、子育てと両立しながら設計の仕事に取り組む藤岡さんに、お話をうかがいました。

デザイン性と安全性を兼ね備えた橋梁・デッキを設計

橋梁設計の分野で豊富なキャリアをもつ藤岡さん。デザイン面だけでなく、構造計算や予算についても考慮しながら、アイデアをカタチにしていきます。

大学では建設工学科に入り、主に構造物全般の基礎理論について学んでいました。当時、土木を学ぶ女子学生はとても少なかったのですが、今は少し増えているのではないでしょうか。卒業後は橋梁メーカーに入社して、設計の仕事をしていました。大学で学んだことはあくまで基礎的な部分で、まずはアシスタントをしながら徐々に橋梁設計の知識を身に付けていきました。
結婚を機に転居し、ご縁があってラスコジャパンに入社しました。入社後は設計部に配属され、橋梁やデッキ、ソーラー発電の架台などの設計を担当しています。当社は、世界遺産を含め、日本中の景勝地にあるデッキや橋梁で高いシェアを誇っています。施主である自治体のアイデアや意見をもとに、設計から施工までを請け負い、実際の構造物として形にするまでが当社の仕事です。景勝地などは自然環境を守るために大型重機が入れず、基礎から人力でつくらなければならないところが多くあるのですが、当社は「ピンファウンデーション工法」という、重機を使わずに手軽に施工できる簡易工法を得意としています。
大手の橋梁メーカーが手掛けるような数百、数千トンの大規模なものはつくりませんが、自分たちの強みを生かしながら、人々が美しい景色を楽しんだり、癒されるような場をつくれるという達成感は、他社では得られないものだと思います。
また、いくらデザイン性にすぐれていても、構造的に耐えられないのでは意味がありませんので、デッキ・橋梁設計のプロとして構造計算をしっかりと行い、安全性とデザイン性を両立できる点も、私たちの強みだと考えています。

2度の出産を経験。周囲のバックアップを得ながら仕事と子育てを両立

年齢層も幅広く、社内はアットホームな雰囲気。外出しにくい藤岡さんを周囲がカバーするなど、力を合わせて工事の完成を目指していきます。

本社と東京支社に15名の設計者がいるなかで、現在はマネージャーを任されています。本社には、私ともう1名の男性設計マネージャーが、全体の仕事の割り振りを考えながら進めています。
私はラスコジャパンに入社して、2人の子どもを出産しました。休暇制度もその都度利用させてもらい、産休明けも週3日の勤務から徐々に増やしていくなど、復帰しやすいよう配慮していただいたと思います。現在はフレックス制度も導入されたので、より働きやすい環境ができています。
当社の設計職は、ずっとオフィスにいるのではなく、現場に出向いて測量をしたり、施主さんやコンサルティング会社さんとの打ち合わせで外出する機会も多くあります。私は子どもがまだ小さいこともあって、外出はせず、同僚に任せています。申し訳なくもあるのですが、今はスマートフォンの通信アプリなどを使えば現場の様子もリアルタイムで分かるので助かっています。もちろん、現地に直接行ければベストなんですが、これから通信技術がもっと進歩して、私のように子育て中の女性でも色々な仕事ができるようになればいいなと思っています。
現在は主人の両親にも力を借りながら、子育てと仕事に取り組んでいます。もともと、一生仕事を続けたいと思っていたので、充実した毎日を過ごしてはいますが、その分、時間のやりくりは工夫するようにしています。仕事を終えた後に、次の日にやるべきことを全てリストアップして紙に書き残して、なるべく効率的に仕事を進めるようにしています。
子どもを連れて公園や観光地にいった際は、デッキや橋があれば注意してみるようになりました。「ここは手を挟むかもしれない」「ここは子どもがぶつかるかもしれない」といった目線で見れるようになったことは、仕事にも活きていると思います。

地域のシンボル、モニュメントを設計できる喜びと責任

浜名湖の志ぶき橋(静岡県)、伊勢志摩国立公園の鵜倉園地のデッキなど、たくさんの設計実績をもつ藤岡さん。人の心に残る風景にトータルに携われることが仕事の醍醐味。

ラスコジャパンにはこれまで14年間在籍し、たくさんの設計に携わることができました。設計で特に注意しているのは、やはりデザイン性です。一般的な橋梁であれば特に意識されないボルトのような部品も、景勝地では雰囲気や景観を損ねる可能性があります。なるべく目立たない場所に付けたり、色を変えるといった配慮をするようにしています。
設計の仕事といってもさまざまなものがありますが、中には自分がつくったものが部品として製品の中に隠れてしまうような分野もあります。しかし、私たちが手掛けるのは地域のシンボル、モニュメントとしてずっとそこにあり続け、多くの人の目に触れるものです。まさに「形に残る仕事」をさせていただける点は、ありがたいと感じています。業務では大変なこともあるのですが、図面をもとに考えていたものが工事を経て立体になって現れると、毎回感動してしまいますね。
今後ですが、技術力のスキルアップには常に取り組んでいきたいと思っています。以前いた会社では高速道路をはじめ大型の橋梁を手掛けることが多く、主に使用する材料は鉄やコンクリートでした。しかし、当社では人力でも持ち運べるような軽い素材が多く、アルミやGRP(ガラス繊維強化プラスチック)、再生木材などがメインです。いわゆる「異素材」にあたるのでまだ前例がないケースも多く、素材について勉強する姿勢は欠かせません。また、当社の技術力を応用して、緻密に構造計算された家具などを作っても面白いかもしれませんね。
これから設計部に入ってくる方は、橋梁に限らず、構造計算ができれば即戦力に近い活躍ができると思います。しかし、そうした知識がなくても、当社の実績や技術に興味をもって、やる気があれば、入社後でも十分スキルを身に付けることができると思います。育成の仕組みづくりも含めて、なるべく丁寧に指導して、一人立ちできるまで後押ししていきたいと思います。

学生の方へメッセージ

当社の設計職は、設計だけを黙々とやるというよりも、必要に応じて外に出向くことも多くあります。例えば現場での打ち合わせで施主さんから質問があった場合、営業メンバーがわからないことでも、私たちがいればその場である程度答えることができるので、より安心してもらえますし、業務の効率性もあがります。また、現地でものづくりをする工務メンバーと接することも多いので、人あたりを良くしたり、お願い上手になることも大切だと思います。
当社は簡易基礎工法や軽量で耐久性の高い素材を用いて設計するなど、他にはない技術力が最大の強みです。こうした技法は社長自らが探し出し、どん欲に取り入れてきたことが会社の成長にもつながっているので、新しいアイデアを歓迎する社風があると思います。実際に「こうすればよいのでは」という考えを提案しても、受け入れようとする懐の広さが魅力だと思います。
設計に必要な専門性はもちろんですが、新しいアイデアを生む力や、フットワークやコミュニケーション能力も生かせる点が、ラスコジャパンの技術力にもつながっています。
学生の皆さんにはそうした当社の特徴を踏まえて、企業研究に役立ててくださいね。

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自社の技術力を磨き、それを最大限に生かして成長してきたラスコジャパン。太陽光をはじめ新規市場にも進出しており、今後も新たなチャレンジを続けていきます。

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