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最終更新日:2021/4/7
アンサンブル会 採用担当の中村と申します。2022年3月卒業の方の新卒採用を開始いたしました。私たちは知的障がいのある方たちの就労支援をおこなっています。 障がい者福祉の仕事に興味のある方、ぜひエントリーをお願い致します。『人の笑顔が見たい』『人の役に立つ仕事がしたい』『型にとらわれない福祉をしてみたい』『アイディアがいっぱいある!!』など、熱い想いをアンサンブルにぶつけてみませんか?そんなあなたが活躍できる場所が、きっと見つかります。皆さまからのエントリー、お待ちしております!
「障がいのある人が、親亡き後も自立して暮らせる場所を目指す」と小椋さん。利用者が自身の収入で施設費用等をまかなえる環境を整え、老後支援の基金も始めています。
アンサンブル会は私自身が親として、知的障がいを持って生まれた娘に何が必要か、どうすれば同世代の人と同じように「生まれてきて楽しかった」と思える人生を実現できるか、模索し続けてきたことが土台になっています。目指すのは、この子たちが生まれ育った町の中で、やりがいのある仕事を通して自立して生きていける場所。そのために20年近くかけて、さまざまな仕事の場や自立の拠点となる複数のグループホームを整備してきました。東京ドーム2個分以上に渡る広い敷地には、自然のうつろいを感じられる山林や果樹園、畑が点在しており、利用者の方の日中活動も、野菜作りからスイーツ作り、木工、薪づくりなど多岐に渡ります。スイーツ班が作るケーキ、パン、クッキーは、各拠点のパティスリーやカフェで提供するほか、地元のスーパー・コンビニや道の駅でも人気。ケーキ1つを作るにも、銀座や神戸の名店から商品を取り寄せ、味やデザインを徹底的に追究してきたことが、障がいの有無を問わない、客観的な評価につながっているのだろうと思います。間伐材を利用した、もの作り班が手がけるオリジナルの「ヒノキの畳床」は、林野庁の間伐・間伐材利用コンクールでグランプリを受賞。中国にも輸出しており、先日は空海ゆかりの寺院から法座をヒノキ畳で作ってほしいとの引合いをいただきました。ハンディキャップはあってもそこに甘えず、誇りをもって仕事に関わること。従来の福祉の枠にとらわれず、職員と利用者が二人三脚となって好きなことに思い切り取り組んでいくことこそが、障がいのある子たちを輝かせ、世界に向けて自由に羽ばたかせるのだと感じています。今ある仕事や支援だけでなく、まだ誰も見たことのない挑戦もここでは可能です。私自身がもともと福祉に縁遠かった人間ですし、専攻の学部や知識・資格は問いません。求めているのは、利用者の方と一緒に自分の世界を広げ、幸せのかたちを見つけていきたいという思いのある方。社会状況を見ながら、見学も受入れています。拓いた山も畑も、町中のカフェも、みんなで働いて労働の果実を生み、育ててきた場所です。見学に来られたら、「こんなこともできるのか」という驚きで、きっと飽きることがないと思いますよ。(理事長 小椋年男さん)
私たちはこの地に生を受けた知的障害のある人たちにとって、ここを理想郷にするという希望があります。古代の東山道が通う、東西をアルプス山系に挟まれた山紫水明の伊那谷。南北を天竜川がたおやかに貫流します。理想郷とは障害をあるがままに受け入れ、そのことを「不幸な人生」の理由とはしない仕組みがあることです。様々なハンディを抱えつつも、地域に支えられ、仕事を通じて社会の一員として生き、人生を楽しみ、多くの仲間とともに生き生きと人生を全うする場所。不自由かも知れないが不幸ではない。それがアンサンブルの目指す未来です。私たちが実現したいことは、知的障害のある人達の仕事を通した社会参加と自立です。それは同時に「親亡き後」というテーマを終焉させることを意味します。アンサンブルでは、自立のための原資を稼ぎ出す働く仕事を作り、また仕事が終わってから暮らす自立の拠点であるグループホームを整備し、昼夜にわたるトータルな支援を行っています。