最終更新日:2021/12/15

コンビ(株)

  • 正社員

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業種

  • 日用品・生活関連機器
  • 商社(文具・OA関連・日用品)
  • 商社(アパレル・ファッション関連)
  • ゲーム・玩具・アミューズメント製品

基本情報

本社
東京都

特集記事

仕事・働き方を知る特集 「理系の選択」

ベビー用品のリーディングカンパニーを支える、技術職の妥協なき開発への情熱

専門系

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機械制御系からプラスチック成形の世界へ。幅広い知識を吸収中

住吉正敏
グローバルR&Dセンタージャパン 
開発統括グループ 2010年入社
機械制御システム学科卒

「社会から強く求められる仕事がしたい」と、ベビー用品の世界に飛び込んだ住吉さん。大学では機械系を学んでいた彼に、ベビー用品の開発における仕事の楽しさや、苦労を語ってもらった。

アイデアを具現化するモデリング。試行錯誤が面白い

「赤ちゃんは言葉で伝えられませんし、期待したような動作をするとは限りません。モニタリングで目論み通りの結果が得られると、みんなでにっこりしてしまいますね」

私が大学で学んだのは、固有振動解析など機械制御に関する内容です。初めは家電メーカーなどへの就職を考えていたのですが、今までの社会人経験を通じてモチベーションを保ち続けられる仕事は何かと考えたとき、社会的貢献度が高く、どんな時代になっても不可欠な分野が良いと思うようになりました。乳幼児や子ども用品を作るメーカーは、まさにその考えにぴったりだったのです。また大学で学んだ知識は、プラスチック設計にも生かせると思い、当社への入社を決めました。

私が担当するのは、子供用の食器やおしゃぶり、電動歯ブラシなどの小物類。商品は企画者かデザイナー、品質管理担当者とチームを組んで開発を進めており、チームで考えたアイデアを具現化するのが私の仕事です。アイデアの提示は、イメージイラストだったり、商品コンセプトの文章やスペックの数字だったりと、担当者や案件によってさまざま。それらから必要な情報をくみ取り、強度や耐久性を計算し、最適な形状を設計して、製品モデルを作ります。

要求仕様によっては、既存のノウハウで品質基準を満たせないような案だったり、検証を進めないと仕様が明確にならないことも。そんな時はこちらから不足点や改善個所をフィードバックし、再度練り直してもらいます。あれこれ工夫する過程で、ものづくりの原点を味わえるので、とても楽しいんですよ。時には納期に追われることもありますが、互いに何度も意見を交換し、チームで商品化への情熱をもって行う作業は本当に面白く、やりがいのある仕事です。

「コンビが業界規範を作る」という気概を持ち、どんなときも高品質は崩さない

プラスチック成形で、充填した樹脂の脆弱な部分がないか顕微鏡でチェックしたり、穿孔部分の寸法をマイクロ単位で確認したり。細かいこだわりが高品質を生む。

ある時、乳幼児用マグを開発することになりました。しかし、マグはありとあらゆるタイプが市場に出尽くしています。その中で売れるものを作るにはどうしたらよいのか、チームで徹底的な議論が始まりました。マグは蓋やストロー、パッキン部分など、部品数が多く、それをいちいち分解して洗わなくてはなりませんでした。そこで、「忙しい育児を楽にしよう」というコンセプトを立て、部品数の少ないマグを開発することにしました。

とはいえ、技術的には難題です。強度や安全性、洗浄効率、密閉性、締める力の具合などさまざまな検証を行いながら、CADでモデリングし、一つの部品に多機能を持たせる設計を行いました。試作品を実際に使ってもらい、その様子をモニタリングして改良を重ねる作業を繰り返し、長い時間をかけ、いよいよ仕様を満たしたときは、本当に嬉しかったですね。

設計モデルが出来た後にも、量産化という難問が続きます。金型から形に起こす製品は、個体によってばらつきが出るもの。しかし品質基準は絶対に守らなければなりませんし、生産計画による納期も崩せません。限られた時間の中で原因を探り、対応策を講じるのは根気のいる仕事なんです。

コンビには独自の厳しい品質基準があります。ベビー用品のリーディングカンパニーであるコンビの品質管理が、現在の市場基準をけん引しているという自負を、私たちは持っています。先人たちの努力の積み重ねの上に立ちつつ、新製品では私たちが新しい安全基準を作る。そんな使命感と気概を持って、仕事に取り組んでいます。

仕事を通して得られる専門知識の数々。困ったときは社内のエキスパートが助けてくれる

開発チームメンバーとの密接なコミュニケーションは欠かせない。チーム以外の社員とも気軽に情報交換やアドバイスの授受が出来る社風。

量産化に際しては、統計学などを使い、データサンプルとして十分な数を抽出し、その中で個体によってどんなばらつきが出るのかを検証します。何十万個という量産時でも安定した品質管理を求められるためです。またプラスチックや化学繊維、金属など材料力学の知識は日々の仕事に必要ですし、私が大学で学んだ振動解析の知識も生かす場面もあります。

しかし入社時にそれらの知識が不十分でも、技術系社員は月に一度12回コースで、いろいろな専門分野を学ぶ研修があります。材料力学、品質管理、CAD解析、コスト管理など、社内から専門知識を持った社員を講師として招き、1時間半から2時間みっちり勉強。ここで多角的な知識を学べるのはもちろん、社内のさまざまなスペシャリストとつながれる、というのも大きなポイントです。業務で行き詰ったとき、「これはあの人に聞きに行けば大丈夫だ」というネットワークづくりができるんですよ。

私は中堅と呼ばれる世代にさしかかってはいますが、知識も経験もまだまだだと感じますし、先輩社員を見ていると、豊富な知恵と対応力を持っていることにいつも驚かされます。私自身、先輩から学ぶと同時に、知識やノウハウ、ケーススタディを次世代につなげるために、若い社員とベテランとの懸け橋になりたいですね。

当社はやりたいことがやれる社風ですが、若いうちは本当にこれを推し進めてもいいのかと不安になるもの。若手社員の新たな発想や挑戦する心が委縮することのないよう、背中を押せる存在になりたい、そう考えています。

学生の方へメッセージ

私の属するグループは、ベビーカー、ベビーラック、哺乳瓶、おむつ用トラッシュボックス、歯ブラシ、歯磨きジェル、口腔ケアタブレット、食器などを開発する部署。内容が多岐にわたり、カテゴリごとに担当は分かれます。他部署の社員とチームで作業しますが、技術職は一人だったり、複数人で組んだりとケースバイケース。いずれの場合も、仕事は個人の意見を求められることが多く、自分のやりたいことを実現できるチャンスがあります。

社員同士の仲が良く、飲み会ともなれば強制していないのに全員参加ということも。分からないことはカテゴリを越えて聞きに行けるので、一人で悶々とすることはありません。
開発はさまざまな立場の人と関わりながら仕事をするので、日々コミュニケーションを取ることが多いと思います。

人と人のアイデアが化学反応を起こすというのか、その時々の関わる人によって出来上がるものが違うと感じています。「前の事例ではこんなことがあった」など、忌憚なく言いあえる環境やメンバーが揃っている当社だからこそ、妥協せず良いものが作れるのだと思います。

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「好奇心旺盛で、やりたいことを実現させたい人に向いている職場だと思います。“既成概念に捉われない発想”が出来る方に入社してほしいですね」と住吉さん。

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