(株)ヨネダ

一人ひとりの主体性を尊重することが、「自分たちが会社をつくる」風土に繋がり、あらゆる面で好循環を生み出しています。
【自分たちが一緒に働きたい人】
2019年4月に11名の新卒社員が入社しました。インターンシップや会社説明会などで何度も顔を合わせ、会話を交わして一人ひとりの個性に触れ、自分たちが一緒に働きたい人を選びました。入社後も責任を持って指導をし、一緒に食事に出かける様子は、実に微笑ましく、みんなで企業文化を育んでいることを実感します。社員が主役となり、多様性を活かした強い組織を築き、ヨネダはさらなる発展を目指していきます。
【お客様を一番知っている現場が事業戦略を立案】
事業戦略もトップダウンではなく各部門の責任者に任せています。例えばこんなことがありました。展示場を建設する際、住宅部門の責任者は従来の自由設計の注文住宅ではなく、ゼロエネルギー住宅を提案してきました。「これまでより、価格が２割も高い住宅が売れるのか」と疑問を感じましたが、とにかく任せることにしたのです。すると高価格でも環境に優しく、機能性に優れた住まいは、地域のみなさんに受け入れられ、顧客層を広げることができました。現場に任せたら間違いないと改めて感じた出来事です。
【適切な価格で、プライドを持って仕事をしよう】
社会の役に立ち、地域に貢献できる会社。誰もが明るく、元気に生き生きと活躍できる人づくりが、私の一番の願いです。心が劣化してしまう価格競争はせず、いい仕事をしてお客様に認めていただく。ものづくりはもちろん、アフターサービスまで責任を持って取り組むのがヨネダのスタイルです。先日、マンションの雨漏りのクレームが発生したとき、担当者が即決で数百万円の防水工事を自分で判断し施工したと報告を受けました。その時点では大きな費用ですが、きちんと対応することが将来の信用、そして自信や誇りに繋がります。自分たちの信じる道を迷わずに歩んでいき、私のような年齢になったとき、「あのとき、とても輝いていた。仕事が楽しかった」と語れる人生を送ってほしいと思います。

（代表取締役　社長　米田 洋一）