最終更新日:2021/3/1

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東京の未来の都市づくりに深く関わる

野原 かなえさん 
都市整備局都市づくり政策部広域調整課
都市政策担当主任
※職員の所属等は令和2年1月時点の情報です

東京都都市整備局で都市計画区域マスタープランの策定に携わっている野原さんに、「仕事内容」「やりがい」「東京都で働く魅力」「職員の働きやすさ」など、さまざまな観点からお話を伺いました。

魅力ある東京のまちづくりに純粋に関わりたくて、東京都で働くことに

調整役となる職員は、きめ細やかな対応で物事をスムーズに進めていく。野原さん自身も「ありがとうございます」と感謝の言葉を添えるのは忘れないという。

私は東京都で生まれ育ち、大学院では都市計画に関する研究室で、東京のまちづくりについて学びました。当時から個人的に感じていたのが東京都は課題が山積みであること。しかし、その一方で個性豊かな街が点在して多様性に富んでいる部分は、東京の独特な魅力だと感じていました。
将来はまちづくりに関わる仕事がしたいと考え、当初はゼネコンや都市計画のシンクタンクなど民間企業を対象に就職活動を進めていました。ただ説明会では多くの企業から「まちづくりと収益」についての自分の考えを求められたことから、両者を天秤にかけることへの違和感が次第に大きくなり、利益に関係なくまちづくりに関わることができる東京都を志望するに至りました。

最初に配属された立川の建築指導事務所では、土木事業者からの申請に許可を出す業務を担当しました。主な業務は提出された書類や図面を確認、必要な法令をチェックした上で、問題がなければ許可を出すという仕事です。事務所内は、上司をはじめ、皆が法令集を引きながら丁寧に、そして慎重に仕事を進めていました。民間の状況もよく把握していて、最新の状況を踏まえた上で、適切なアドバイスをもらえるなど、仕事にプライドを持って取り組む尊敬できる方が多く、落ち着いた雰囲気があるとても良い職場でした。当初、公務員という仕事自体に、あまり良い印象を持っていなかったため、就職先の候補にも入れずにいた私の思い込みは、こうして解消されました。

入都3年目には建築事業者に許可を出す部署に異動しましたが、周りの方たちの堅実な仕事ぶりは同様でした。東京都には多種多様な業務があり、その中で行われる異動は転職と同じくらい仕事内容が変わると聞かされていたのですが、まさにそのとおりで、この部署の仕事では、また新任職員に戻った気持ちで知識も経験もゼロの新鮮な状態でスタートしました。

都内の区市町村や民間事業にも影響する、2040年を見据えた東京の都市計画に関われる喜び

普段街を歩いているなか、自分が関わる都市計画に沿って道路や公園整備が進められているのを見ると「街がより快適になっていくことが実感できてうれしい」と野原さん。

現在は都庁内の都市整備局で東京の都市づくりに関する政策づくりに関わっています。具体的には、2040年代の目指すべき東京の都市の姿を示す「都市づくりのグランドデザイン」を踏まえて東京の都市計画「都市計画区域マスタープラン」を改定する作業です。このプランは東京の20年後の将来像を見据えた上で、土地利用はどのように誘導していくのか、道路の整備はどこを行っていくのか、近年多くの関心を集める災害対策や環境政策については具体的にどのようなことを推進していくのかといった、東京の未来の都市づくりについて記載するものです。このマスタープランに則って、都内の区市町村が都市計画を策定したり、民間事業者がビルやマンション建設を進めたりといった形をとります。このように私たちの身近なまちづくりに大きな影響があることから、庁内の土地利用やインフラ整備の関連部署とは、常に協議が必要になりますし、区市町村や国とも調整しながら作成を進めることになっていきます。

時には、方針に記載する単語ひとつをめぐって各方面との調整に追われるなど苦労も多々ありますが、東京の都市づくりの根幹を担う大きな仕事に関われていることに、とてもやりがいを感じています。
また、マスタープランの改定と並行して取り組んでいるのが、東京の魅力を発信するコンテンツの作成です。国内外の多くの人の目に触れることから、データはどの程度の記載までなら邪魔にならないか、どう工夫すれば見やすくなるか、また、どのような構成にしたら最も東京の魅力が伝わるかなど考えながら作成作業を進めています。

さまざまな職場での経験を糧に、東京の魅力を高める都市づくりに生かしたい

趣味の海外旅行での訪問先でも都市の成り立ちやまちづくりが、ついつい気になるという。「整備された大都会より、歩きやすいヨーロッパの古い町並みに魅かれますね」

最初に経験した建築指導業務への配属は、1級建築士の資格取得に必要な実務経験を得るために自ら志願したものでした。資格取得は都でも推奨しており、資格取得費用を一部負担してもらえる制度があります。現職の都市づくり政策部への異動についても、東京のまちづくりに関わる仕事がしたいという学生時代からの目標をかなえるべく、上司に希望を出したことで実現しました。このように、東京都には自分の希望に対して、前向きに協力してくれる環境があります。

東京のまちづくりに携わりたくて入都しているので、今後も異動しながらさまざまな部署、さまざまな視点で東京のまちづくりに関わっていきたいと考えています。その中でも特に、今後関わってみたいと考えているのが、東京港や臨海副都心を管理する仕事です。以前から東京の臨海部は、海に面して景観も良いのにコンテナ倉庫が多くもったいないと感じていたことから、使われていない土地の有効活用も含めた湾岸地区の都市計画の仕事についても携わってみたいと思っています。こうした目標を今後も叶えられるよう、必要な知識は、どんどんと吸収していきたいと思っています。
これまで3つの職場を経てきましたが、いずれもさまざまな職員が活躍しており、働きやすい環境となっていました。今の部署では体調を崩して1週間ほど休職したこともあったのですが、周囲も無理せず休むよう勧めてくれるなど、理解ある上司や同僚のサポートには、日々感謝しています。
都市づくりとひとことで言っても、政策づくりや施設計画など多岐にわたるので、なるべく多くの分野で経験を積みながら、誰よりも東京の街に詳しい職員になりたいです。また、東京は世界の諸都市と肩を並べる先進都市なので、単なるインフラ整備だけでなく、東京ならではの魅力を発信していける、都市づくりの方法も創出できたらと考えています。

学生の方へメッセージ

入都後の業務の流れですが、入都後は間もなく各職場に配属され、実務を通じて仕事を覚えていきます。先輩職員や上司からの手厚いサポートもあるので、不安も解消されるでしょう。困ったときには助けてくれる人が必ず周囲にいるのは大きな組織で働くメリットといえます。新人を育成するチューター制度や入都後2年間は同期が一堂に揃う中央研修も用意されておりますので、仕事は実務で覚えつつ、公務員としての姿勢は研修を通じて身に付くようになっていくと思います。

東京都の仕事はとても幅広く多様なので、自分のやりたいことが決まっていなくても、入都してからやりたいことや楽しいと思える仕事が見つかることでしょう。私は、今まで2回異動を経験しましたが、異動先ではいつも新たな発見があり、入都して5年目でも、まだまだ知らない仕事がたくさんあります。福利厚生も充実していて、仕事とプライベートの両立もしやすいので、長く働くにはとても適した職場です。
私の場合、東京のまちづくりに関わることが目標でしたが、学生の皆さんも興味ある分野の勉強やさまざまな経験を通じて、自分のやりたいことを見つけてほしいです。素敵な社会人になれるよう応援しています。

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異動などでさまざまな業務に触れることができる分、広範な知識や経験と多角的な視点を備えたゼネラリストとして成長できる環境となっている。

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