社会福祉法人聖風会

当法人の千種川ナーシングホームに入職して1年半が経ちます。
介護士としてスキルアップをしたいと思い、障がい者施設で働くことに決めました。
当施設は、首から下が動かない方や、歩行が難しい方といった様々な重度の障がいを持つ利用者の方が生活しています。利用者の方々が自立した生活ができるよう、その方に合わせた支援をするのが私たちの仕事です。
高齢者施設で働いていた時との大きな違いは意思疎通の難しさ。
入職して間もなくは、利用者さんの訴えや意見をすぐに理解出来ないことも多く、苦労することが多かったです。指差しで伝える文字盤もありますが、もっと早く利用者さんの訴える思いを汲み取りたいという一心でしたね。訴えが何かが分かった時は、とても嬉しくなります。利用者さん自身も安堵の表情を見せてくれるんですよ。当施設には、血管障がいや脊髄損傷、不慮の事故によって障がいを持ち、入所されてくる方も多いです。
そのため、利用者さん自身も入所間もなくは不安が多いと思うんです。伝えたくても伝えられないというもどかしさを持つ利用者さんの思いを、私たちがどれだけ気づくことができ、対応することができるか。毎日が学びの連続です。
（竹元さん　ケアワーカー）

当法人には知人の紹介で入職を決め、今年で入職して9年目です。
介護や福祉に関する知識や技術は全くなかったですが、同年代の先輩スタッフが丁寧に教えてくれたので、安心して働くことができました。
私の働く施設は特別養護老人ホームです。高齢の方が入所しており、利用者さん一人ひとりの今までの暮らしに合わせた支援を行っています。利用者の方それぞれ生活リズムはもちろん、食事の好みや入浴にかける時間や好みの温度等も違います。私たちの仕事は、食事や入浴、排泄等の介助ではありますが、利用者さんにとって、この施設での暮らしが安心したものとなる様に、一人ひとりとの関わりの中で信頼関係を築き、利用者さん自身を知っていくことが何よりも大切な仕事だと考えています。
私は入職後に介護福祉士の資格を取りました。当法人では、新任職員研修や月ごとに様々な内部研修あるので、自然と基本的な介護知識について身につけることができます。介護福祉士やケアマネージャー、ユニットリーダー研修についても、法人のバックアップが手厚いので、自分で学びたいことがあれば応援してくれますよ。（大西さん　ケアワーカー）