(株)久野製作所

皆さん、道路や構造物でひび割れ（クラック）を見かけたことはあるでしょうか？劣化が原因のことも多く、不良個所には補修工事などが必要となります。
工事を見かけると大きな音をしていると思いますが、これは「振動」によるもので、この振動が原因となって、ダメージを与えまたクラックを発生させることもあります。

伝言板に記載した通り、当社の扱う「ウォータージェット」は、震災復興時に注目を集め、復興と一緒に進化してきた工法です。その理由は、施工中のダメージ蓄積にあります。

例えば、復興工事の中では構造物の柱の強度を上げるため、柱の周りに補強を行う工事があります。その際、施工により中にある元の柱にダメージが蓄積してしまうと、補強と一緒にダメージも与えてしまいます。
　その負担を軽減する手法として注目を浴びたのがウォータージェット工法です。特に「はつり」作業で重宝されるこの工法は、施工によるダメージを減らすことで、構造物の耐久性を長く保つことも期待されています。

ダメージを減らすことはもちろん、「個人の能力による施工」を回避することも目指しています！
通常の機械で施工する場合、簡単に言ってしまうと、上手な人と下手な人が行った場合では完成度に差が出てしまいます、、
　土木施工に限ったことではないですが、機械の発展には「誰にでも簡単に」行えるようにという意図があると私たちは考えます。
土建業界の人員不足が叫ばれる昨今であるからこそ、「個人の能力」に依存せず、安定的な施工結果を生み出すことにもこの工法は繋がると考えます。

　現在でこそ、製造と施工を行っておりますが、最初は「製造」から始まりました。まだまだ新しい工法であるため、細かい機械のバージョンアップは絶えず行う必要があり、最も重要となるのは「現場に必要な改善」を行うことであると考え、いつしか製造からウォータージェットを用いた施工まで行うようになった、「探求心」が強い企業です！

　「新しいものが好き」「モノ作りが好き」「何かを発展させたい」「新しい工法が気になる」「お給料がいい、、（笑）」など
働き始める理由も、社員によって本当にそれぞれです。きっかけは何でも構いません！
もし興味を持っていただけたなら、是非私たちと一緒にこれからの発展のために
「今はまだ無いものを創って」いきましょう！