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最終更新日:2023/7/7
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K.A 2018年入社 27歳 法政大学 現代福祉学部 福祉資金部福祉資金貸付担当
部署名福祉資金部福祉資金貸付担当
大学卒業後は、商社で一年間営業をしていましたが、この仕事を10年、15年続けていくというイメージを持つことができず、退職を決意しました。退職後は、大学で専攻していた社会福祉学をもっと勉強したいと思い、大学院へ進学しました。大学院で福祉の専門的な知識に触れるにつれ、仕事をするのであれば、一生個人なりの研究を続けていきたいと感じるようになりました。そのため、様々な制度や、社会問題に対して触れることのできる現在の職場を就職先として選びました。就職を決意したのは、これまでの学びを更に発展させることができる環境であったことが一番の理由です。現在の職場では、福祉関係の方だけではなく、様々な業種・専門家の方たちと一緒に仕事ができる機会に恵まれています。この方たちから、数多くの刺激を受けられることが、自分のモチベーションに繋がっています。
生活困窮者や高齢者、障害を持つ方に対し、医療費や転居費などのまとまったお金や、生活費等の資金を貸し付ける仕事をしています。資金をただ貸し付けるだけではなく、相談支援を一緒に行いながら、世帯の自立を目指していく制度です。私は、その貸付の審査を行っています。福祉の制度ではあるものの、給付ではなく貸付の制度であるため、貸付が本当にその世帯の自立に役立つのかどうかという点が、審査の基準になります。一般的な金融機関の融資とは異なり、お金を貸して、それを返してもらうことが目的ではなく、世帯の自立の手助けをすることが目的です。一つの手段として貸付があるだけですので、自分の仕事が貸金業とは別なのだということを常に意識しています。
この担当に在籍していると、お金や税金のこと、総務、労務など、人の生活や仕事、資産など、まつわる多くの分野の理解が求められます。着任当初は、これらを一から理解することに苦労しましたが、現在では少しずつ理解することができ、また関連する資格の習得にむけて積極的に勉強が出来ています。福祉の分野とはまた違った方向性の勉強ではありますが、新しいことを学ぶことも、自分のモチベーションを保つために良いことだと思っています。
とにかく、色々なことを勉強したいと思っています。幸いにも、プライベートに多くの時間を割ける部署にいますので、勉強の習慣づけをしていきたいです。福祉の勉強だけでなく、関連する分野の勉強を続けることで、自分の選択肢を広げることが今の目標でもあります。そして、いつかまた研究への情熱が沸き上がったら、その道に進むのもいいかなとも思っています。いつかその時が来た際に、自分の研究のテーマになりそうなことを今から探していきたいです。
私は新卒での就職活動を2回行いましたが、一度目の就職活動で失敗したなと思うことは、自分に素直になれなかったことです。当時の就職先の流行りや、商社という言葉の響き等、周りに押し流されながら就職を決めてしまったように思います。そのため、2度目の就職活動では、とにかく自分本位で、自分が自分らしく働けるところはどこだろうという気持ちを軸に進めていきました。会社のために働くとか、社会に貢献したいという気持ちも大事だと思いますが、私は「自分らしく働く」というイメージが持てるところが、いい職場だと思っています。転職をしない人にとっては長くて30年以上働く職場を選ぶ訳ですから、多少自己中心的な考えでも罰は当たらないと思います。就職活動を始めるときには、「こんな会社で働きたい」とか、「こんな夢がある」といった思いを持っていると思いますので、道に迷った際にはその夢を実現できる職場はどこかという素直な気持ちをもってみることをお勧めします。