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最終更新日:2023/7/7
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K.T 2020年入社 32歳 獨協大学 外国語学部 英語学科 福祉部 児童・障害担当
部署名福祉部 児童・障害担当
現在私が所属している部署では、主に都内の福祉施設が会員となり構成されている「業種別部会」(以下、部会)の事務局業務などを担っています。高齢、保育、児童、障害、母子、乳児など、様々な部会がありますが、私が担当しているのは、知的障害を持つ方を主な対象としている施設で構成された「知的発達障害部会」です。部会では、様々な会議を開催したり、研修やイベントの企画・運営、現場の課題や現状を踏まえて行政に施策提言活動を行うなど、様々な活動を実施しています。事務局はそれらの活動を支える、いわば「縁の下の力持ち」として、様々な文書の作成、予算の管理、会員施設への連絡・周知、関係機関との連絡調整など、多岐に渡る業務を担っています。
現在の部署では、福祉施設で働く現場の職員さんと密に連携しながら仕事を進めています。施設職員の皆さんは、いわば人と接する仕事のプロフェッショナルです。とても個性豊かで、バイタリティにあふれ、そしてバランス感覚に優れた方々と一緒に仕事ができるのは、とても刺激的で楽しいです!また、様々な会議や研修の運営に携わることで、障害福祉分野の現状や課題について勉強できるだけでなく、すべての人にとって大切な人権に関することや、先駆的な支援メソッド、取組事例などについても学ぶことができます。印象的なエピソードは、部会主催の「傾聴」に関する研修の運営に携わったときのことです。講義内容がとても深く心に刺さり、研修終了後に思わず講師の先生にたくさん質問をしてしまったのですが、快く答えていただき、ある意味これも事務局の特権かもしれないと感じました。そのとき学んだ「傾聴」のスキルは、今でもプライベートや仕事で意識して活かしています。
私は、両親が福祉に携わる仕事をしていたことから、幼いころからぼんやりと「福祉」というものに馴染みはありましたが、自分も両親と同じような仕事に就くイメージが持てず、大学では得意だった英語を学ぶことにしました。そして、大学在学中、アメリカに留学をした際に、今の仕事につながる、ある出会いを経験します。それは、ディスレクシア(読字障害)をもつ子どもたちに、読み書きなどを教える教室でした。そこでは、子どもたち一人ひとりの個性や障害特性に合わせ、様々な工夫を凝らした手法で読み書きを教えていました。私は、その個別性と専門性の高いアプローチや、なによりとても楽しそうな子どもたちの様子に感銘を受け、障害福祉の分野に興味を持つようになりました。そして、大学卒業後は、障害をもつ方が通う施設で3年間勤務し、実にたくさんの学びを得ましたが、より広い視野で「福祉」の分野に携わりたいと考えるようになり、現在の仕事を選びました。
仕事上の当面の目標は、まず、社会福祉士の資格取得です。当会は、私のように福祉の勉強をしてこなかった人や、福祉とは全く異なる業界から転職してきた人も多く在籍しており、多様な知識や経験を活かせることが魅力のひとつですが、やはり社会福祉士の資格は持っているに越したことはありません。当会では、仕事を続けながら資格を取得する人も多数いるため、安心してスキルアップを目指せます。
自分に向いている仕事は何なのか、自分が本当にやりたいことは何なのか、その答えをはじめから知っている人はなかなかいないと思います。今、自分の中にその答えがある人は、迷わずその道を進んでください!まだその答えを探している人は、少しでも心が動いた方向に進んでみてはいかがでしょうか?一歩踏み出すと、見えるものが大きく変わることもあります。すべての経験が糧になります。まずは一歩が大切だと思います。がんばってください!