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最終更新日:2023/1/27
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都市環境学科で建築学を専攻した石川雅貴さん。「大学では設計や材料、建築の歴史などを広く浅く学びましたが、本当の面白さは現場にあると当社に入って知りました。」
入社して最初の現場は公民館の改修でした。一応、監督を補佐する立場なのですが、何をやればいいのか全く分かりません。そんな中、塗装現場の写真を撮るよう指示されて、それなら簡単にできると思ったのですが…。「3回塗りなら撮影も3回やる」ということまでアタマが回りませんでした。特に公共事業の場合、記録や資料をきちんと揃えて提出しなければなりません。2度目の現場は工場の増築でした。もともと工期に余裕がない上、もっと早くと急かされてテンテコ舞いしましたが、民間工事は急かされるのが当たり前だと肌で感じた現場でした。また、公民館は鉄筋コンクリート造でしたが、こちらは鉄骨造で、流れの違いをカラダで覚えられたのも有意義でした。3度目は倉庫の新築工事で、初めて一人で現場を見ました。案の定というべきか、シャッターの発注を間違えたり、トラックが現場に入れるかどうかの確認が遅れたり、工事車両の駐車場を確保するのをうっかりしたり…。ついにお客様からお叱りの言葉をいただいてしまいました。段取りがいかに大事か、身に染みて痛感しました。このように悪戦苦闘しているうち、次第に実感しています。現場を体験するたび、何か必ず気づきがあり、それが学びとなって、実力が少しずつ身についてきたことを。その間、「二級建築士」「一級施工管理技士」も取得でき、今は「一級建築士」を目指しています。先日はジョイントベンチャーで他の会社の監督さんと仕事をする機会を得て、会社により、人によって、“こんな進め方・考え方もあるんだな”と、いい刺激になりました。現場はいつも新しいことばかりです。新しいことって、ちょっと怖いですよね。でも、だからこそ、知らなかったことに出会え、飽きることがありません。いつのまにか意見を上司に提言している自分に、“役に立っている”手応えも感じています。一人前の監督に成長する舞台であり、いつか自分の作品を生み出す場所。現場に勝る教科書はありません。今、私は、あるこども園の増築の現場にいます。今度は何を学ぶことができるでしょうか。
<大学> 愛知工業大学、中部大学、日本大学、明治大学、愛知大学、大同大学、金沢工業大学、静岡産業大学 <短大・高専・専門学校> 東海工業専門学校金山校、浜松日建工科専門学校、日本工学院専門学校、大月短期大学